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154 かなりの憶測を持った話がなされていますね。

まず15榴の水平射撃で…ということですが、これくらいじゃ正面防御を撃破不
可能です。どのようなBFで運用する車両かを考えればすぐわかる話だと思うの
ですが。

RHA 換算はHEATだけではありません。APFSDS弾に対しても…です。このところ
お間違え無き様お願いします。


東屋文左衛門

  1. 十五榴の水平射撃発言は、多分、ちょっとした勘違いの発言だと思いますが・・・。十五榴で必死の水平射撃をする相手と言えば、やっぱりM4シャーマンですよね。
    BUN

  2.  大戦中のソ連軍野戦重砲やこれら重砲を主砲に採用した重戦車及び重自走砲を思い出していただければお分かりの通り、直接照準器と対戦車用の砲弾があれば15榴での戦車の撃破も可能でしょう。特に徹甲弾系の弾種の場合、その威力は装甲に命中するとき弾丸にどれだけエネルギーが残っているかで決まる問題ですので、初速が早いが弾重の軽い戦車砲弾と、初速は遅いが弾重は戦車砲弾より遥かに重い重砲弾とでは一概に戦車砲弾の破壊力が大きいとは断定できないのでは。
     更に現在の榴弾砲は39〜52口径と下手な戦車砲並に長カノン砲化しており、初速面でも一昔前の105mm級戦車砲並となっています。さすがにこれら重砲用のAPFSDS弾はいまだ開発されてないようですが、対装甲目標用の弾丸を使用した場合たとえ主力戦車といえどもただでは済まないことは確実です。特にドイツ最新の自走榴弾砲であるPzH2000のように主力戦車並の直接射撃統制装置を備えた物の場合、自走砲側が先制射撃をすれば、その大発射速度を活かし短時間のバースト射撃で確実に戦闘不能=撃破ですな・・に追い込めるでしょう。
    Ketzer

  3. 破甲榴弾使えば破壊できますよ。実例もあるし。撃破可能かという技術的な問題と運用状況は別の問題です。
    >これくらいじゃ正面防御を撃破不可能です。→根拠を教えてください
    >どのようなBFで運用する車両かを考えればすぐわかる話だと思うのですが。→理由になってません。

    ところで便乗質問、15榴にはタ弾(穿孔榴弾)はありましたっけ?





    HVM

  4. >15榴にはタ弾(穿孔榴弾)はありましたっけ?
    現在ついては不明ですが、過去には旧陸軍の四年式十五榴用にタ弾が整備されていました。貫通鋼板厚は150mmだそうです。(光人社NF文庫「大砲入門」より)
    yuji

  5. 2ch軍事からきました。
    90式に関しては私が実際立ち会って試験しましたがおおむねその通りです。

    それは秘密です

  6. 90式というとやはり90式野砲ですか?
    HVM

  7. 15cmクラスの榴弾の直撃を受けると装甲が爆発に耐えたとしても衝撃で
    乗員が昏倒してしまい戦闘不能になる、というのを何かの本(多分戦車マガジン
    かPANZER)で読んだ事があります。
    山賊改

  8. 私、155mmの榴散弾でも戦闘不能に出来ると思っていますが?
    戦車って、前面にある照準器窓やレーザ測距儀や外部視察装置を潰されたら盲目
    状態で戦闘なんて出来ないでしょう?

    (以下は記憶モードなので話し半分で読んで下さい)
    たしかスウェーデンの新型ICVの機関砲デモ射撃で、対空用に使うプログラマブル
    信管付きの機関砲弾(超精密な時限信管付きの榴散弾と思って下さい、ちなみにとって
    も高価な弾なのでバースト射撃以外は禁止だったと思いました)で戦車を射撃して、
    砲塔前面が蜂の巣(もちろん貫通していなくて無数の弾片が装甲に突き刺さってるだけ)
    の姿のレオパルドII(だったと思います)の写真を見た事があります。
    (後で探してみますが、ネタはPANZER誌だった様な気がします)
    佐藤利行

  9. 前面にある昇順装置を破壊しただけでは無理ですね。

    例えばM1なんかですとペリスコープにもFCSにオーバライドできるほぼ同一
    のカラクリがあります。

    あの弾頭はあくまでもメインの光学装置にしか探知できません。

    申し訳無いのですが、日本のファンジンを読まれるのでしたらMILTECH,IDRを
    読みつづけたほうがずっと正確ですしためになります。あの手の雑誌の情報
    ほど信用できない(技術的な部分はなおさら)ものがありません。

    東屋文左衛門

  10. >前面にある昇順装置を破壊しただけでは無理ですね。
    いや、だから「外部視察装置」も含めて書いたつもりですが。

    >例えばM1なんかですとペリスコープにもFCSにオーバライドできるほぼ同一
    >のカラクリがあります。
    M1の車長席には6基のペリスコープがありますが、あれはただの潜望鏡で
    オーバライド機能はないです。
    M1では確かA2から砲手をオーバライド出来る「ITV」が車長用に付いた
    筈で、これの事だと思います。
    (レオパルドIIでは当初から車長用照準器があって砲手をオーバライド出来ますね)
    ただ、要はオーバライド機能があっても車長と砲手の2つの照準器を潰してしまえ
    ばいいだけですが、実戦でそう簡単にいくかは確かに分かりません。

    >あの弾頭はあくまでもメインの光学装置にしか探知できません。
    おっしゃる意味が分かりません?
    私の書き込み関しては誘導弾の話しはしておりませんが?
    前記はスウェーデン製ICV「CV90」の40mm機関砲弾ですが、あれは信管と
    弾構造に特徴がありますがスマート弾ではないです。

    >申し訳無いのですが、日本のファンジンを読まれるのでしたらMILTECH,IDRを
    >読みつづけたほうがずっと正確ですしためになります。あの手の雑誌の情報
    >ほど信用できない(技術的な部分はなおさら)ものがありません。
    国産戦車雑誌(笑)のPANZER誌はライバルの戦マガ誌がなくなってからはパワー
    が落ちているとは感じます(個人的には戦マガ誌の解説記事の方が好きでしたが)
    (最近は誤植も多い、編集部にはしっかりして欲しいです)

    佐藤利行

  11. >>あの弾頭はあくまでもメインの光学装置にしか探知できません。
    >おっしゃる意味が分かりません?

    ええと、それは光学機器の探知方法です。確か反射率から光学機器と判定して
    いたはずです。メインの光学機器という言い方は語弊があるかも。。。ですが
    少なくとも開口部の高い光学系に対しては対処可能ですがペリスコープのよう
    な比較的狭い開口を持つ機器に対する探知能力が低いことを認めています。

    話は変わってオーバイライドできる照準器ですが、90式でも採用されてます。

    東屋文左衛門

  12. >国産戦車雑誌(笑)のPANZER誌はライバルの戦マガ誌がなくなってからはパワー
    >が落ちているとは感じます(個人的には戦マガ誌の解説記事の方が好きでしたが)

    ちょっとだけフォローすると写真の質だけは極めて良いです。もしかしてモデラー
    を対象にしているからか?とも思えますが。

    それ以前に問題なのは技術的な部分です。さすがにHEATは成形炸薬から生じた高温
    の燃焼ガス云々といった、物理を全く無視した解説は減りましたが、未だに分から
    ない部分は端折るか想像が入ってる感じがあります。あんなのは工学畑もしくは物
    理畑の人間に校正させればまず出てこないモノなんですが。


    東屋文左衛門


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