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180 現代の戦車・装甲車には火炎瓶はどのくらい有効なのでしょうか?
ノモンハン事件くらいにはまだガソリン駆動のソ連BT戦車に対して
火炎瓶が有効だったが、その後は殆ど有効で無くなったと思うのですが。
天安門事件の時には中国人民軍の装甲車がデモ隊の火炎瓶で破壊されていました。
現代でも二線級の装甲車程度なら、火炎瓶の当たり所が良ければけっこうイけるのでしょうか?
オンナスキー

  1. ブタペストやプラハの戦訓はどうなんでしょうか?

    >ノモンハン事件くらいにはまだガソリン駆動のソ連BT戦車に対して
    >火炎瓶が有効だったが
    確か、エンジンルームの周りに「柵」を立てたり、
    不用意に戦車だけで行動しないとかの対策を講じた
    気がします。

    takukou

  2. ↑随伴歩兵を欠かさないようにしたり、近接されないようにするのが
    主な対策だとしたら、まだ火炎瓶が有効なシーンも、場合によってはあるのでしょうか?
    要は、車体の隙間から引火したガソリンが流れ込まないようにすればいいのかなぁ?
    オンナスキー

  3. 火炎瓶攻撃はエンジンの種類を問わず有効な攻撃方法です。
    たとえば独の対戦車攻撃法の教習映画(ビデオで買えます)には実車のT34に対して、それこそあらゆる攻撃方法で戦うよう色々な場面が描かれています。戦訓豊富な独軍でさえ火炎瓶攻撃は捨てていないのです。
    BUN

  4. 天安門事件のとき、火炎ビンを投げつけ引火したガソリンが装甲上で燃えているようなシーンは見た覚えがありますが、爆発、破壊というほどには至らなかったような(?)。ただ、夜間、市街地でバリケードを突破して装甲車が学生に突っ込んだような状況だったから、随伴歩兵との連絡や周囲の状況を肉眼で監視するため、ハッチを開かざるを得ず、そこを狙われたりしたのではないでしょうか。また、この事件のときは、学生に対する強硬措置をめぐって、広場の真中で軍の部隊同士が衝突したことがなかったっけ。
    アリエフ

  5. 天安門のときは、軍事的知識もなくただあてずっぽうにぶん投げてただけですから。
    TV映像でも装甲版にあたって燃え出してたやつもありましたし、あのときの「戦果」はまぐれ当たりの範疇を出ないのでは?
    ちゃんとした知識のある者が扱えば、ハッチ空けて中に放り込んだり、機関部を正確に狙ったりで最新鋭戦車でも十分破壊できるんじゃないでしょうか。
    勝井

  6. 天安門事件後、焼けただれた装甲車がテレビに映っていたような気がしましたが、
    火炎瓶じゃなくってなにか他の手段で停止したのち
    焼かれただけなんでしょうか?
    オンナスキー

  7. 旧ドイツ軍で火炎瓶の使用法解説マニュアルビデオが
    あるのには驚きましたが。果たして正規軍が火炎瓶を
    用いた(用いる予定があった)のは何時頃までなので
    しょうか?
    takukou

  8. 正規の装備が枯渇して、何でもいいからその辺にあるものをかき集めて応急の兵器を作って対抗しなくてはならないケースは現代戦でも起こり得ます。例えば、アメリカの特殊部隊(正規軍の一部)は、ベトナム戦争でベトコンが用いたような罠(落ちたら竹槍が突き刺さるようなものとか)を作る訓練を受けているそうだし、特殊部隊以外でも、全員に対してではないにせよ、対戦車兵器の代りに急造の火炎瓶など簡単な兵器を作るような訓練を行っているのではないでしょうか。現代の戦車、装甲車に対しどの程度有効かはわからんが、無いよりはましだろう。
    アリエフ


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