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262 ドイツ軍はどうしてあんなにサイドカーが好きだったのでしょうか。
ともさん@2CV

  1. 質問者の補足です。
    米英仏軍ではあまり使われていませんよね。片やドイツ軍では機械化歩兵の輸送手段としても使われるなど、なにか独自の位置づけがありそうです。
    サイドカーっていうのは見た目以上に運転が難しい乗り物で、バイクより疲れます。ベルリンからモスクワまでサイドカーで旅行しろと言われたら、普通は断ると思います。搭載能力も大したことないし。どうしてあんなにサイドカーが好きだったのでしょう。くわしい方のご意見を伺いたいところです。

    ともさん@2CV

  2. いくらなんでも断ることはできないでしょう。
    H・D・G

  3. むしろ米英軍はドイツ軍に比べて軍全体の機械化が進んでいて、トラックやジープ等の輸送車両を多数保有しており、サイドカーを使用する必要性が低かったからでしょう。ソ連軍のように、歩兵を兵員輸送車の代りに戦車に載せて移動させる必要性も少ないほど、贅沢な装備を持つ軍隊だったのです。
    ドイツ軍でも積雪、泥濘期の東部戦線ではサイドカー付も含めてバイクが使えないので、元々、空挺部隊用の装備として開発されたケッテンクラートを量産しています。それでも不足していたのです。
    アリエフ

  4.  もっと車の無い日本もサイドカー好きでしたよね。私など、陸軍将校のちょっとした移動と言えばサイドカーに乗ってる姿を連想してしまいます。(まあ、実際そうであったのでしょうが。)
     日本の例を見ると、それなりに整備された道では結構便利で、連絡業務などに重宝したそうです。ヨーロッパでは道路も整備されていますから、第二次大戦が始まるまでは同様に重宝されていたのではないでしょうか。で、その名残で、しかも、アリエフさんの仰るとおり、車に替えるのも容易ではないから結局使っちゃったと。
     ちなみに、不整地に関しては日本も悩んでいますが、サイドカーの車輪を本体の後輪と歯車でつないで駆動させることでそれなりの解決を見ています。
    tomo

  5. たんなる偵察、連絡用としてでなく、機械科歩兵の主な移動手段として採用したという点になにか理由があるのではないかと考えております。機械科歩兵の編成をみていると、トラックの代替として使っているというより、もっと積極的に編成に取り入れられているような印象を受けます。要するに、装備のよい師団の方にオートバイ歩兵が配備される傾向がある。
    電撃戦当時のドイツには、トラック輸送の歩兵よりもオートバイ歩兵の方が有利であるという戦術理論などがあったのでしょうか。

    ともさん@2CV

  6.  そうですね。読み返してみた早川NFの「電撃戦」には、30年代に戦闘部隊の多くをオートバイ化したとあり、歩兵旅団中の1個大隊全員にオートバイをあてがって、オートバイ兵にした例が挙がっています。この本の記述では騎兵の馬に代わってオートバイを充てた様な感じがするのですが(乗馬突撃は外す)、どうなんでしょうかね。
     また、同書では、オートバイがあまりに小火器の攻撃やオイル等の仕掛けに弱いため、サイドカーへ移行した、というような感じの記述になっています。
    tomo

  7. 記憶レスになってしまいますが、第一次大戦後、独逸で多数のオートバイが生産されたのも一因かもしれません。
    ベルサイユ条約によって飛行機などの製造が禁止された為、BMWをはじめ多くの発動機メーカーが
    オートバイ製造に活路を求めました。

    ダークマター

  8. 6. >オイル等の仕掛けに弱いため
    一昔、いや二昔ほど前の戦争映画では、道にオイルを撒いてドイツ兵のバイクをこかして武器を奪うのが常套手段だったようなことを思い出しました…すいませんゴミです。
    ささき


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