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304 日本の戦闘車両はたいてい(全部?)カタカナ二文字の名称(?)が付いて
ますが、あれはどういう命名基準なんでしょうか?
taka

  1. 質問者です。↑旧日本軍の車両です。
    taka

  2.  戦車のことはぜんぜん知らないどんべです。
    確か、「チ」は中戦車のことで、「ハ」は3番目(イ・ロ・ハ)を
    意味しているのだったと思いました。

     …何の3番目なんでしょう?(自爆)

    どんべ

  3. 戦車の場合、二文字の先の方が、戦車の種別を表します。中戦車のチ、軽戦車のケ、砲戦車のホ、ですね。
    後の方が、イロハ順で計画された順序を示します。
    試製第一号戦車、試作九一式重戦車には与えられていません。
    八九式中戦車はイ号車、九五式重戦車はロ号車、九五式軽戦車はハ号車なわけですが、これらの頃には、まだこの方式での命名がされていませんでした。
    しかし、中戦車は八九式のイを始めに置いて、次期戦車の計画による、九七式と並行開発されたより軽量な試作車がチロ車、九七式がチハ車になっていますね。
    同様に、軽戦車も九五式のハを始めに置いて、次期軽戦車の九八式はケニ車になっています。
    また、チロ車にみられるように、試作されたもの、あるいは計画されたものにも、この符号は割り当てられます。

    戦車以外の車両にも二文字の略記号が与えられますが、こちらはかなりアバウトなものになります。
    指揮戦車はシキ車、観測戦車はカソ車、戦車隊用力作車はセリ車、のような単なる短縮命名、一式装甲兵車の全装軌式は歩兵・軌道でホキ車、半装軌式は歩兵・半装軌でホハ車、九七式軽装甲車は偵察・軽装甲でテケ車といった具合です。

    工兵用の車両機材には、アルファベット二文字の略記号が与えられます。
    これも安直で、装甲作業機車は装甲・作業でSS車、機材運搬車は機材・運搬でKU車、超壕機車は超・壕でTG車といった具合。

    海軍の特内火艇の略符号の基準はよくわかりません。
    まなかじ

  4. ↑あれ、どうも「特型戦車」って呼ぶのが正しいみたいです。「うちびてい」というのは秘匿名称みたいですね。海軍か艦政本部の「カ」と三菱の「ミ」であろうとは思いますが。
    BUN

  5. ↑BUNさん、冗談だとは思いますが、「ないかてい」ですよ。
    影十字

  6. いいえ、戦中発行の「海軍辞典」にははっきりと「うちびてい」と書いてあります。通常「うちびてい」と呼ぶのが正しいと思います。
    BUN

  7. >4 内火艇って艦載のエンジン付小型船舶のことですよね。
    taka

  8. 九七式と並行開発されたのは「チニ」っす。チハが第一案、チニが第二案ですから。
    tomo

  9. 「うちびてい」←そうだったんですか!
    BUNさん、どうも申し訳ございません。
    影十字

  10. どういたしまして。しかし「ないかてい」と呼ばなかった、と言っている訳でもないんです。
    BUN

  11. >3 今更なんですが、補足。
     旧陸軍で戦車の開発に関わり、その後陸自の車両開発に関わった方の回想で
    は、後半の秘匿名称は相当にテキト〜だったみたいです(笑)
     特内火艇の「カ」は海軍ではなかろうか?とも・・・

     で、今はどうか判らないけど、陸自の車両もその伝統を受け継いで(?)随
    分と適当につけてる様です。
     

    tackow


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