「一般的に、砲身長に砲口制退器を含めるか否か」との問いに対しては、自信を持って答える事ができないので(^^;、識者にお任せするとして、
具体的な事例だけを述べる事にします。

8.8cm KwK43 L/71の場合、大日本絵画から出ている「ティーガー戦車」によると、下記の様になります。
　砲口制退器を含む砲身長：6,595　mm（口径比：75）
　砲身長　　　　　　　　：6,300　mm（口径比：72）
　砲腔全長　　　　　　　：6,010　mm（口径比：68）
　旋条部分長　　　　　　：5,150.5mm（口径比：59）

8.8cm KwK36 L/56に関しては、手元にこの手の情報を明記している資料が無いのですが、
参考までに、同書のp28 のイラストを見ると自分には下記の様に読めます。
　砲口制退器を含む砲身長：5,316　mm（口径比：60）
　砲身長　　　　　　　　：4,930　mm（口径比：56）

ちなみに、「口径比」の値は「口径＝88mm」として有効数字２桁で計算した値です。
mikey

１番で、結論を書くのを忘れていたので、追記します。

砲身の長さに関して、前者は71口径、後者は56口径と称している事から判断して、
少なくともこの両者については、砲口制退器は含んでいない様ですね。
mikey

早速の回答有り難う御座います。
大日本絵画のこの本には砲の側面が砲尾まで全部載っているんですか？
戦車狂

期待されているのと異なるかもしれませんが、
参考にしたイラストは縦断面図で、一応砲尾まで載っています。

あと、8.8cm KwK43 L/71の同様な図も、同書のp127にありますが、
こちらの数値は、字が潰れていて読み取れない箇所もあります。
mikey

重ね重ねのご回答ありがとう御座いました。
早速本屋に買いに行きます。
戦車狂

蛇足ですが、ドイツは砲身長でアメリカだと尾栓前面から砲口までの
長さみたいです
象太郎