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626 はじめまして。
質問なんですが、同じ大陸国のドイツ軍に比べてイタリア軍の
戦車はどうも弱いように思います。
どうしてなんでしょう?
また、イタリア軍の戦車と日本軍の戦車が戦うとどちらが強いですか?
nihon

  1. >同じ大陸国のドイツ軍に比べてイタリア軍の戦車はどうも弱いように思います。

    イタリアは大陸国とは言わないんではないでしょうか?
    同じ大陸にあるということなら判りますが。
    多分WW2の時のことを聞いているのだと思いますが、そもそも戦車の運用方法に違い
    があるので。設計に違いが出るのは仕方ないでしょう。
    ただ、大戦当初に持っていた戦車で比べれば決して弱いとはいえませんよ。


    >イタリア軍の戦車と日本軍の戦車が戦うとどちらが強いですか?

    もちろん日本軍。戦車兵の質が違う。
    かのイスラエル国防軍のある将軍は、こう言いました。

    最強の戦車とは、最強の戦車兵が乗る戦車である

    はいどーも

  2. >同じ大陸国の〜
    あまり戦車には詳しくはないですが、大陸国でしかも独逸の隣の陸軍国フランスが所有していた戦車はほとんど(詳細パーセンテージは忘れましたが(汗))が第一次大戦時に開発されたルノーFTです。この戦車はオプションで37ミリ搭載型がありますが基本的に8ミリ機銃のみの武装ですし、独逸の逆隣ポーランドなんかは
    伝統有る騎兵隊を過信しすぎ簡易戦車の豆戦車のみ(少数20ミリ機関砲を積んだ
    対甲型もあるにはありますが)です。大陸国だから戦車が強いというのはいささか
    的はずれな考えだと思います。戦車の性能は当事国の工業力、資金力、戦車に対する運用思想でいくらでも変わるのですから。
    紅葉饅頭

  3. >ただ、大戦当初に持っていた戦車で比べれば決して弱いとはいえませんよ。

    まことその通りです。
    イタリア戦車の47ミリ砲は日本の47ミリ、ソ連の45ミリに匹敵します。
    M14/40中戦車単体のカタログ性能はそれほど悪くありません。
    ビッカース6t系列の戦車としては最も優れた戦車であるとの見方もできます。
    1941年までのドイツ戦車と比べるならばさほど遜色はありません。
    ちょっとエンコしやすく、砲塔が2人用という欠点はありますが、時期的に見ればこれもそう珍しいというものではありません。

    比較したい対象であろうソ連とドイツは、他国の戦車戦とは違う世界に逝ってしまっているのです。日本とアメリカの空母機動部隊のように、どこにも真似できない「二人同士」の世界というやつです。

    戦争中期以後のイタリア戦車がP40/43くらいしかないのは、貧乏国で後が続かなかったことが大きいと思います。

    >また、イタリア軍の戦車と日本軍の戦車が戦うとどちらが強いですか?

    チハ改よりあとの戦車なら、日本軍が圧倒的に有利じゃないかと思いますが。
    まなかじ

  4.  日本がアメリカと、ドイツがソ連と「二人だけ」の世界へいってしまったので、ひとり残されたイタリアは早いうちに降伏してしまうのです。
    居眠り将軍

  5. (切れ)
     現在でも、C1アリエテは一応120ミリ砲を搭載する第3世代戦車なのに、まったくといっていいほど評判が聞こえて来ませんねえ。どうしちゃったんでしょうか?
    居眠り将軍

  6. 余りにも中庸すぎるデザインと性能だから(苦笑)
    sorya

  7. >3
     イタリアが43年には敗北したことを忘れてはいけません。まなかじさんが四式や五式中戦車を念頭においていらっしゃるのならば不公平だと思います。
     P40戦車と三式中戦車ならどっこいどっこいだと思います。
    井中かえる

  8. >7
    すんません
    M14/40、M15/41あたりとチハ改で戦うつもりでした
    1942くらいのつもりで
    チヘとかチヌ、あるいはP40/43あたりは、ほとんど戦ってないので考えてません
    もちろん、チリとかチトは論外です

    まなかじ

  9. 太平洋戦争開戦の頃だとチハやハ号がセモベンテL40に思わぬ不覚を取るかも。
    自走砲(砲戦車)の面ではイタリアに分があるようにも思います。
    八郎太

  10. イタリアでのパンター1・2の生産計画もあったので、チリとかチトとも充分やれますね。
    バツ

  11. イタリアに果たしてパンターの整備、運用は出来たのでしょうか?
    トカ

  12. イタリアの戦車開発方針の情報は少ないですが、8トンハーフトラックは生産していますのでその延長線でなんとか…?
    バツ

  13. イタリアは工業力的に溶接構造の戦車を量産できる所まで来ていたのでしょうか?
    リベット止めのパンターが出来てきたりなんて事は・・・(^^;
    八郎太

  14. >13
    確かに装甲のリベット止めから脱却出来なかった様ですね。

    私的には伊軍だと思います。
    戦車、自走砲ともに日本戦車よりも装甲厚があります。また、1943年9月の時点で、P40中戦車(7.5センチ砲、装甲:砲塔前60・側45・後40 車体前50・側45・後40)、M43突撃自走砲(10.5センチ砲、装甲:車体前75・側45・後25)を開発済みで量産を開始していたことからしても(独軍接収後、生産続行)、日本戦車よりも強力ではないでしょうか?

    また、戦車ではありませんが、伊軍は各種火砲をトラックにまで載せるなどして積極的に自走化していたのに対し、日本は最後まで7.5センチ以上の車載砲を大量生産出来なかったそうなので、総合戦力でも伊軍の方が上かと思います。

    そう言えば、戦車の弱い国ってトーションバー懸架装置を量産してませんね。
    ワレアオバ

  15. ゴミ
    大戦中のイタリアの戦車は前進では1速しかないのに後進には4速もあった
    とか(笑)
    バックしながらの砲撃能力は高かったかもしれませんが戦車兵の勇敢さ
    は日本の戦車兵のほうが上に思います。
    まあ、イタリアの戦車も「イワシの缶詰め」とまで言われたそうですので
    装甲能力では日本とどっこいかもしれんです。
    うわばみ

  16. >15
    あれ?当方の資料では伊軍戦車は皆、前進4〜5段、後進1段ですよ。装甲車は、前進6段、後進4段なんてのもありましたが。
    でも、掩体での待ち伏せ専用に後面装甲の方が厚い戦車があっても良いかも?攻撃に失敗したら速攻で逃げる(笑

    >戦車兵の勇敢さは日本の戦車兵のほうが上に思います。
    これに関しては、私もそう思います。日本軍の捨て身の攻撃を受けたら、伊軍なら逃亡するか降伏しそう・・

    ワレアオバ

  17. >14
    日本陸軍もトラックに75mm砲載せてますがな・・・

    しかも満州事変で既に実戦に投入しています
    SUDO

  18. SUDO様へ

    何輌くらい投入されたのでしょうか?
    ワレアオバ

  19. なかば(以上)ゴミ
    全くのうろ覚えなのですが、イタリア軍戦車と米軍歩兵が遭遇。
    米軍歩兵には対戦車兵器がなかったのですが、米軍にはプライベートライアンのジャクソン並みのスナイパーがおり、戦車操縦士の視察スリットを狙撃したそうです。映画でもミラー大尉が視察スリットを銃撃するシーンがありますが、結果はあれと同じになり操縦士に飛び込んだ銃弾が命中。戦車はそばの崖に激突。残りのイタリア軍戦車はこれを見てパニックとなり退却、結局狙撃銃1丁に敗北してしまいました。
    視察スリットには5発くらい発射したそうです。
    なんで読んだかも覚えていませんし、記事の信憑性もわかりませんが、読んだ当時は、どうしてもイタリア軍は負ける運命なんだなと思ったことを覚えています。
    SAW

  20. ↑まあ、戦場の都市伝説みたいなものかもしれませんが。(笑)
    SAW

  21. >18
    満州事変で野は現地改造らしいので数量等は不明ですが
    この運用は成功だったらしく
    事変後に関東軍が試験を行ったりした後
    独立第一旅団で踏襲された事
    独立歩兵第十二連隊でも同様の運用が行われた事
    太平洋戦争開戦を前に山砲兵第四十八連隊が装備の殆どをトラック自走砲化した事等が
    学研の「戦車と砲戦車」に紹介されています

    比島ではM3とも打ち合いやってるそうな
    SUDO

  22. SUDO様

    詳しいご回答有難うございます。

    日本陸軍も積極的に砲の自走化を行っていたのですね。
    M3とも戦っていたとは驚きです。どっちが勝ったんでしょう?



    ワレアオバ

  23. >19,20
    たしか、独ソ戦でも、ヤクトパンターを12.7の対戦車ライフルで撃破した
    部隊があったはずです。

    歩兵の支援がない場合、以外と狙えるのかも知れません。



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