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724 雑誌を読んでたら、カーボンナノチューブがかなり強靭な材質らしいことは
わかりましたが、これって戦車に応用出来るんでしょうか?
T-34

  1. CNTって引っ張り強度はかなり優れているはずですが、対衝撃性なんかはどうなんでしょう?
    (特別にアピールしていないので優れているわけではないと思ってますが)
    戦車だと複合装甲の材料の一つとして使われる可能性はあると思ってます。
    「軽いのに強固」なのでどちらかというと航空・宇宙関連のほうが需要は高いと思いますけど。

    どちらかといえば電気・電子的な応用分野のほうが色々と有望ですから
    こちらに関しては戦車も恩恵を受けることは間違いないでしょう。
    PT

  2. どうもありがとうございます。やっぱり均質な板を作るのは難しいんで
    しょうね。可能だとどれくらいの強度になるんだろ・・?
    T-34

  3. 将来的に燃料電池用の水素タンクとしてMBTに搭載されるかも?
    507

  4. カーボンナノチューブのついては、下記URLが、とても詳しいです。

    ・R. Saito の カーボンナノチューブの ページ
    http://flex.ee.uec.ac.jp/~rsaito/nanotube/index-j.html

    ・カーボンナノチューブについて
    http://www.elec.mie-u.ac.jp/em/saito/whatnanotube.html

    機械的性質ですが、
    上にある資料からの抜粋したデータですが、下記のようなものです。
    ヤング率:1060GPa
    引張強さ:50GPa
    密度:0.8g/cm^3以下
    酸素が無ければ1200℃でも強度が充分保てる。

    #必要な寸法が、製造可能であれば、画期的な材料であることは確かです。
    いちのへ

  5.  カーボンナノチューブと聞くと黙っていられないもので…

     カーボンナノチューブは特定の分子を吸着する事が知られています。酸素や窒素、水素といったものはあまり吸着せず(吸着しても量が少なくまた吸着にかかる時間が長いです)、水やアンモニア等はよく吸着します。

     私は水素に対する吸着性の弱さから燃料電池は…?と思っていたのですが、アモルファスカーボンナノチューブが開発されかなり可能性が出てきたようです。また、特定の分子に対し強い吸着性を示し、数ppmオーダーの濃度でも電気伝導度も大きく変化することからセンサーとしての応用できる可能性があります。化学兵器が使われた場合役に立つかもしれません。


     >4 酸素が無ければ1200℃でも強度が充分保てる。

     1200℃でも強度が保てる…というのはチューブ一本の話だと思われます。
    というのも、ナノチューブは真空中である温度(企業秘密だそうなので数字は伏せますが1200℃以下の温度です)で熱処理すると直径が変化し、また欠陥も減少します。ということは、どこかから炭素が供給されるわけですが、供給源はナノチューブしかないわけで…長さが短くなる、あるいはバンドル(ナノチューブの束です)が細くなっている可能性がありますが、これは強度に効くと思われます。 

     空気中の場合、350℃でも燃えているという実験結果があります。固定された装甲として使うにはちょっと不適切かも知れません。また、空気中ではさまざまな分子を吸着すると思われますが、分子を吸着したナノチューブの強度の研究はまだこれからだと思われます。装甲の材料として使うには基礎研究がまだまだ不足かと…。

     戦車への応用として考えるとまだ海のものとも山のものともつかない、という感じなんじゃないでしょうか?
    N.W

  6. 現時点においては、利用は不可能。これで良いんじゃない?
    CNTの最大の弱点は「糸」であること。
    糸であるってことは、紡績、布化し、それを積層しなきゃなんない。
    紡績・布化の段階で既に装甲としては使い物にならんです。
    これが、CNTがミクロレベルのチェーンリンク構造を成した「バルク」が作れれば、
    少なくとも小口径用装甲材としての成功を約束されたものになるんだけどさ。
    sorya

  7. >1 耐衝撃性で思い出したのですが…
     
     カーボンナノチューブをボールミリング処理すると1m分程度でも粉々になるようです。私の不勉強からほかの材料についてボールミリングした話を聞いたことがないのでこの結果から考察する事はできないのですが…。
     
     で、なんでボールミリングしたかというと粉々に砕いてLiを導入すると現在市販のLi充電池の2倍以上のエネルギー密度を達成できる、ということらしいです。が、電池を作ってる会社の反応は今ひとつだったとか…。
    N.W


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