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742 どうも初歩的な質問ですいません。
M4A3E8になってマズルブレーキがつきましたが、これはいったいなぜでしょう?
なぜ故後座長を短くしなければならないのでしょうか?
車内スペースになにか変化があったのでしょうか?
それとも弾種のバリエーション(火薬量をふやした弾)かなにかがあるのでしょうか?
P-kun

  1.  76ミリ戦車砲M1の形式によるもののようです。

    M1とM1A1の相違・砲身の肉厚と砲架の形状
    M1A1とM1A1Cの相違・燃焼効率を高め、マズルブレーキが付くようになる
    M1A1CとM1A2の相違・ライフリングがきつくなり、最初からマズルブレーキを取り付ける設計

     GP97年1月号より。
    バツ

  2. 戦車屋でないの者が答えるのは、恐縮ですが。 皆さん御存知のHPでは、
      http://isweb13.infoseek.co.jp/photo/combat1/M4A3E8.htm

    「発射時の砲口ブラストを抑えるため、砲口に二重作動式マズルブレーキを装着している。」と解説されています。
    なるほど思える様で、良く解らんです。

    30tクラスの車重で、76mm長砲身装備では、やはり、マズルブレーキで、反動を抑えなければ無理がある様に、
    戦訓で感じたからでしようか。  心配性の私は、以下の事も、考え付いて夜眠れなくなります。

    ・Easy Eight のHVSS( Horizontal Volute Spring Suspension )サスペンションの特性が、
     76mm砲の反動にマッチングしなくなったからかも知れません??

    ・この頃のタイプより、湿式弾庫となり、砲塔内より弾薬ラックは撤去、全て車体側に移しています。
     76mm砲の反動(後座衝力)を直接受ける砲塔重量が軽くなった(100kg以上?)結果の対処??

    >1.バツ さん解説の通り、砲の改良に起因する??
    ・Easy Eight の76mm砲M1A2から、ライフリングピッチがキツクなりました。
      Easy Eight: one turn in 32 calibers 、 それ以前: one turn in 40

     M18ヘルキャットHP、1番下の解説。
       http://afvdb.50megs.com/usa/m18hellcat.html

      ”The 76mm guns themselves differ in the following ways: the M1A1C had the end of the barrel threaded for a muzzle brake, and the rifling of the M1A2 was one turn in 32 calibers versus one turn in forty for the other weapons. All M1A2s were equipped with muzzle brakes.”


    これが、1番関係している理由と思います。

    軌跡の発動機?誉


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