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69 あのぉ〜古いんですが、矛と槍ってどこがどう違うんでしょうか?

  1. 槍は本来棒の先端を尖らしたもの(竹槍など)で、矛は刃物に柄をつけたものではないでしょうか。槍の中には先端が刃になっているものもありますが、あれは突き刺す能力を向上させるためで、あくまで槍は突く武器ということではないかと思います。(矛は切ることもできる。)


  2. 青銅器の場合ですが、矛は刃を含む金属部分の根元が空洞になっていて、そこに柄を差し込みます。槍は刀と同じように根元を柄の方にはめ込みます。実戦的な矛は細身で、突く、切るといった用途の差はそれほどはっきりしていないようです。古流武術(貫流だったかな?)には「槍は切るもの、剣はつくもの」といっている流派もあります。突いた後、クイっとしゃくりあげるようにしてるのを見たことがあります。痛そうでした。


  3. ↑現代の槍はみんな先端が刃だからこういう方法もあるのでしょう。ちなみに剣と刀は違うものと思います


  4. 中国ではしっかり区別されているのに、日本では一緒になってしまいましたね>剣と刀。 しかし、両刃の直剣から片刃の湾刀へ、って凄い変化の経緯は明らかでないようですね。


  5. 「小烏丸」という過渡期?の刀が現存していますね。切っ先の部分だけ両刃の湾刀。


  6. 長柄の先に刃が付いていて、「刺突」を主とする点では矛も槍も同じ。柄を握ってそのまま突き出すのが矛で、柄を左の掌の内で滑らせ、右手でしごいて突き出すのが槍です。「遣る」から「やり」と言ったという語源説もあり、「鑓」という字も当てます。


  7. 出典は不明ですが、矛というのは、中国の剣(湾曲していないもの)の柄を長くしたものという説明を読んだことがあります。槍については、南北朝時代、南朝側のある武将(九州の菊池氏だったと思います)が、戦闘中、敵を迎撃する際にふと思いついて近くの竹林から竹を切り出し、その先に刀を取り付けて使ったのが槍の始まりだと言う話を読んだことがあります。本当かどうかは判りませんが。


  8. ↑槍というのはもっと原始的な武器のような気がしますが。おそらく金属文明が発展する前からあるのでは?


  9. 石器時代からありますよね>槍。竹に刀をつけた、というなら形からしても薙刀の事なんじゃないかな。


  10. なんか中国における矛と槍の定義、日本における鑓、一般的な日本語における槍、の三者がごっちゃになっているような気がするのですが。


  11. そーなんですけどね、質問もアバウトだったから,知ってることとにかく書いてしまいました



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