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93 魚雷に関して質問です。日本の酸素魚雷は優秀だったとは良く聞くのですが,基本的なスペック(エンジンの排気量,出力,燃料や酸素の量)を見たことはありません。詳しい本やHPとか無いでしょうか?火薬量や航続距離,速度が記載された本ばかりなので。

  1. 「世界の艦船」別冊「日本潜水艦史」のP143に日本潜水艦が搭載した魚雷の一覧が掲載されています。発動機の馬力数は書いて無いですが、他は概ね書いてあります。


  2. あ、ごめん読み落とした。これスペック表がメインなんでお探しのモノとは違うようです。平にご容赦を。


  3. タミヤニュース別巻の軍艦雑記帳の上巻・・・・あ゛、航空魚雷のってないや。私が買ったときは600円でしたがさあ今いくら?ってまだ売ってるのであろうか?(無かったらごめん)


  4. 文華堂書店に行ったら「海軍水雷史」があったのでぱらぱらと見たら…と書き込んだけど消えてしまってる(^^;)。この本は参考になると思います。(N)
    (N)

  5. 図書館で借りてきた「海軍水雷史」(海軍水雷史刊行会)を見ると、九三式魚雷改二(と書かれている)で、第二空気室980リットル(装気225kg/cm2)、燃料室128リットル。出力は九三式魚雷試作時の試験で、40ノットのとき204.3HP、大八木氏の記憶では50ノットのとき600HPぐらい。とあります。また日本海軍が参考用に購入した伊製魚雷(21インチ、1620kg、最大速度50ノット)で出力400HP(どの速度のときかは明記無し)など挙げられています。
    (N)

  6. ただ、酸素魚雷で忘れてはならないのが、昭和18年半ばまでは商船など、浅い喫水の船を狙った発射は不発、暴発が多く、実際に使い物にならなかったということが前線から報告されていることです。日本の潜水艦戦が、通商破壊戦に発展しなかった理由はこの辺にあるようです。
    BUN

  7. 魚雷の自爆が問題となったのはスラバヤ沖海戦で発射した43本のうち十数本が航走中に自爆した時で、応急措置として爆発尖の感度を鈍くしたようです。
    しかし本当の原因は、魚雷頭部の形状が球状をしていた為に高速になるとキャビテーションを起こし、浅深度では激しい振動を起こす事にあったようです。工廠における魚雷の領収発射は深度5mとなっていたので3mくらいの浅深度でどうなるかがはっきりと認識されていなかったという話もあります。対策として頭部を尖らせた形に改造した後は自爆はなくなりました。
    ハヤブサ


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