QQCCMMVVGGTT
94 軍事用の電子装備は基本設計が古いので、現在の民生用のチップで作ると中身がスカスカになる、とか聞いたことがありますけど、そこまで古臭い物なのでしょうか?
まぐまぐマグロ

  1. 軍事用は民生用より2〜3世代古い「枯れた」部品を使っています。また故障に備えて内部が二重化・三重化されている場合もあり、機能は同等で外見は古臭くとも民生用とは信頼性の桁が違います。
    ささき

  2. 米国製のナイキJミサイルが日本に導入されたとき、内部の電子装備が信頼性は高いが少し旧型のものだった、という話は知っていますが、スーパーコンピュータ2台分の機能のコンピュータを内蔵するというラプター戦闘機なんてどうなんだろうか?旧式のチップであのスペースに収まりきるのだろうか?特注品であるには違いないけど。
    アリエフ

  3. ラプターは特別なんじゃないですか?F−15Eのセントラルコンピュータはインテルの80286の2〜3倍の能力っちゅうから、後は押して知るべし。
    おつまみ

  4. そういえばF-15Aのコンピュータのメモリは48K、F-15Cは96Kという記述を
    読んだ記憶があるなぁ
    大塚好古

  5. かつて読んだ本で、軍事用コンピュータはプログラムを全て機械語で入力すると書いてありましたが、余計なインターフェイス機能を省略している分、多少、メモリー容量が小さかったりしても十分機能するということなのでしょうか。プログラム自体、かなり工夫されているのか?ソ連の軍事用コンピュータはハードの性能が劣る分、西側より高度な数学を駆使したソフトを開発することにより対抗していたそうですが。
    アリエフ

  6. メインの部分か分かりませんが,イージスシステムではモトローラの68030と68882(FPU)を使っているそうです(Macintosh IIciと同構成,Intel 80386相当)。またスペースシャトルのメインコンピュータの能力は80286相当だそうです。
    isi

  7. ヴァージニア級SSNは、軍用コンピュータの使用をやめ、民生用コンピュータを大幅に導入してコストダウンを量るとともに将来の能力向上を容易にしようとしているそうで。
    あず吉

  8. トム・クランシー「戦闘航空団解剖」によると、「B-1Bの機内にはいくつかのIBM製AP-101Fコンピューターが置かれている。これのベースになったのはB-52Gに搭載されていた1960年代の年代物コンピューターだ。地形追随用に2台、航法用に1台、制御・表示用に1台、兵装制御に1台、バックアップ用に1台が頑張っている。現代の基準からすると、これらのコンピューターは極めて非力で、共有しているメモリーの総量も磁気コア記憶装置でたったの512Kしかないが、これらのシステムは近くで核爆発ががあってもその電磁的影響に堪えられるほど頑強に出来ている。読者のデスクトップPCやマッキントッシュではできない芸当である。このコンピューターとソフトが今後も更新されていく可能性はあるが、それには放射能に強い半導体を製造する専門企業がやっていけるよう、政府が産業保護政策をとらなければならないだろう。」
    さとる

  9. ↑この話読むと、函館に飛んできたMig25が真空管使っていたのが完全に時代遅れだったとは思えなくなってくる。
    アリエフ

  10. ↑↑つっこみですが、放射能に強いと有るのは原著者によるのでしょうか、訳し間違いなのでしょうか。放射能が中まで入ってきたら大変だよ(笑)クランシーでも放射能には詳しくなかったのでしょうか。でも核兵器が放射線を放射する能力があるのだから、核兵器が放射能だ、と言うことなのかも。まあ、深く考えなくてもいいけどね。


  11. 原文読んだわけじゃないんでわかんないですけど、たぶん訳者のミスじゃないかな。日本人はあんまり放射線と放射能の事を区別しない事が多いから。
    さとる

  12. ↑↑↑サンケイ出版の「第二次大戦ブックス・ミグ戦闘機」で、
    Mig25とF14、F15との比較をしていましたが、F14、F15も
    電子回路の最終段では真空管を使っている、とのこと。

    ICを使おうが、トランジスタを使おうが、真空管を使おうが、
    要は必要な機能を満たし、動けばいいのですから。そして、
    バルキリー迎撃専用で、基地からの管制支援を前提とした
    Mig25にF15のような多機能は不要なのです。

    Mig25の真空管使用はそれほど馬鹿にしたものでもないと思いますよ。

    SADA

  13. 回路の最終に真空管って・・・まさかブラウン管のことではないでしょうね。(重箱の隅)


  14. ↑たぶんレーダーのマグネトロン(発振管)だと思います。半導体だと焼けちゃう位の高出力だから。
    Schump

  15. ならば地上のレーダーにも真空管は使われてるのでしょうね。


  16. ↑↑あれっ、半導体だと焼けちゃうほどって、半導体の発振管ってあったっけ?発光ダイオードみたいなものかな?(理論上は光が出るならレーダー波も出るはず)


  17. ↑電波を「発信」するのはレーダーアンテナで、レーダーアンテナに流す大電流の高周波を「発振」させるドライバ・デバイスが真空管でしょう。
    ささき

  18. しまった。電子レンジのみたいにマグネトロンが直接発振するのだと思ってしまった。アンテナ付きのはアンテナの直前段階でマグネトロンを使うのですね。



Back