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フィンランドでいまだに猟銃として38式歩兵戦闘銃があるというのは本当ですか? ダークマター |
- 趣味の銃としては別として、実用には古過ぎますからもう、使ってないと思います。新しい鉄砲は安全で安いですし・・・あると嬉しいのですが。
ただ、三十八年式歩兵銃のみならず、日本は兵器の輸出を幅広いアイテムで行っており、陸軍工廠では第一次大戦後のある時期数年間などは、全力を挙げてタイ向けの66式小銃のみを製造していたような状態でした。鉄兜以下の装備品なども同様で、フィンランドの三十八年式歩兵銃もこうして輸出された新銃、または中古品であったと思われます。
BUN
- フィンランドの弾薬メーカー、ノルマ社では、旧日本軍の6.5mmX50弾と7.7mmX58弾を製造しています(した?)。現時点で唯一、旧日本軍のライフル弾薬を量産している会社といえます。
これを考えると、愛好家のコレクションや狩猟用として、幸運な少数の38式歩兵銃等が生き残っている可能性はあるでしょう。
ブラック・タロン
- さすがに軍用では何十年も前に引退していますが、狩猟用・スポーツ用として、三八式歩兵銃は現役です。
フィンランドに対しては、フィンランドがソビエトと敵対していたこともあり、かなりの輸出がなされています。で、その時のものなどが猟銃として彼の地では現役なんだそうです。他の方も書いていらっしゃいますが、フィンランドでは、少なくとも10年ほど前までは、6.5mmJAP弾が製造されていました(現在は不明)。
また現在の日本でも、三八式を猟銃として愛用している方もいらっしゃるそうです(niftyのFSENZENに出てます)。
ばばぼん♪
- 逆の例としてAK系のバルメを猟用のライフルに改造したものが日本で市販されていました。
舞弥
- でもなあ、この話、「東郷ビール」みたいな気がするんだな。百挺も二百挺も存在するのならまだしも、好事家の持ち物として残っているのでは「今でもある」と言えるのか? ん、決めた。もし百挺あったら半年以内にフィンランドに行って撃たせて貰おう!
BUN
- アメリカに行ったとき、知り合いが持っていた三八式歩兵銃と南部十四年式拳銃を撃たせてもらえたのはやはり幸運だったのだな…
大塚好古
- 皆様、情報ありがとうございます。
フィンランド冬戦争の時に数十万丁ほど輸出されたと言う資料と、十年ほど前、
猟銃店で販売されていたのを見かけたと言う記事が雑誌に情報は有ったのです
が、ボーリングでもしたかと思いきや弾まで作っていたのですね。
個人的には善悪抜きにして、銃剣込みで美しい銃だと思っています。
(さすがにアメリカから逆輸入されていた装飾用非発射措置済み38式を買おうと
は思いませんでしたが)
外国で大事に使っている人がいると言うのはなんだか嬉しい物ですね。
ダークマター