QQCCMMVVGGTT
288 ウェブリー.マースと言う拳銃と,その作動方式のロングリコイルについて解説し
た資料があれば紹介していただきたいのですが。
R

  1. ウェブリー・マースなる拳銃については知りませんが、ロングリコイルは第一次大戦の英軍 C.O.W 37mm 砲や第二次大戦中の Vickers S 型 40mm 砲、Molins M 型 57mm 砲などに用いられたメカニズムで、発射の反動(リコイル)により砲身と遊底がロックされたまま弾薬全長より長い(ロング)距離を後退する機構です。
    http://www.epsnet.co.jp/~f4u/crazy/jp/gun/mech.htm
    単純な機構で大威力の弾薬に対応できるのが特徴ですが連射速度を上げにくい、機関が大型化するなどの問題があり歩兵火器にはあまり用いられていないと思います。わざわざこんな機構で拳銃を作るとは…おそるべしウェブリー。「自動リボルバー」を造るメーカーだけのことはありますね。
    ささき

  2.  今時ロング・リコイル式を備えている歩兵火器といったら、一部のアンチ・マテリアル・ライフルくらいのもんでしょう(笑)
    ブラック・タロン

  3. 回答ありがとうございます。この銃の作動方式に関して私が疑問に思っているは,
    マガジンから弾を抜き出す時,後ろ向きに抜き出すと書いた資料に会ったことが
    あるからです。だとすると通常のロングリコイルではないのでは,と思ったので
    すが。


  4. 「後ろ向きに抜き出す」というのは、ロングリコイルでは発射後遊底と銃身が一体となって後座したあと遊底が後座位置にとどまり、銃身(と薬室)だけが復座することを指しているのでは?ロングリコイルでの排莢は「薬莢が引き出される」のではなく、薬莢の位置はそのままで「銃身(と薬室)が前に引っ張り出される」のですから。
    ささき

  5. あ…ロングリコイルのくせに「薬室から薬莢を後ろ向きに抜き出す」ということでしょうか?だとすると中々謎な機構ですね。銃身の後退が止まったあとも、遊底だけが更に長い距離を後退して排薬するのでしょうか。なんだか後座距離がもの凄いもの(弾薬全長の二倍以上!)になりそうですが…。
    ささき

  6.  イギリスのマース拳銃ですか。いやー、こんなものの質問があるのですね。現在資料が
    ないので記憶によるのですが、作動方式はロング・リコイルだと思います。
     確か、チャンバーがマガジンの真上ぐらいにあったと思います。それでマガジンにある
    弾は一旦後退し、キャリアー(正式名称は不明)にセットされ、そのキャリアーがチューブ・
    マガジンのショットガンと同じ動きで弾を持ち上げます。後はボルトが前進して弾を
    チャンバーに送り込み、ボルトは回転して閉鎖します。で、発射して後退する際にボルト
    と共に銃身はフル・リコイルし、一旦ボルトは後退した位置で止められ、のサイクルを繰り
    返すと理解してました。資料というのが、本に載っていた特許図だったので私の勘違いか
    もしれませんが、基本的にはロング・リコイル、一旦バックする弾、とセットになってい
    たと思います。

     ロング・リコイルの拳銃といえば、「フォンマー・ストップ・モデル」についてどなたか
    詳しい人がいませんか、フレームの構造(どうやって加工したか)とかディスコネクターの働き
    が、いまいち不明でして。すみません細かいことで・・・。

    工図


Back