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FN-P90は火器の分類上、サブマシンガンになるんでしょうか? グリレゼクス |
- FN社では当初P90向けにPDWというカテゴリーを創作しましたが、
最近では説明が面倒なのか、単にサブマシンガンと呼称しているようです。
本家本元がサブマシンガンと言うんなら、それでいいと思います。
まぐまぐマグロ
- レス有り難うございます。もう一つお伺いしたいのですが、拳銃に使用する弾ならトンプソンの11・4mm弾やP90の5・7mm弾でも関係無くSMGに分類されるのでしょうか?
相談者
- 5.56mm 弾を使う M-16 でも極端に銃身を切りつめたタイプは「SMG」と呼ばれることがありますね。SMG、カービン、ライフルの区別はあくまで便宜的なもので、厳密な区分基準というのはないと思います。
ささき
- もともとはピストル用のカートリッジを使う火器を、
サブマシンガンとかマシンピストルとか称していたわけでしょう。
だから11.4mm(0.45インチ)口径のトミーガンは当然SMGです。
5.7mmのP90の方は、後になって同口径のピストル(ファイヴセヴンだっけ?)が
造られたので、こちらもその条件に当てはまるはず。
くのーぎ
- すでにレスを頂いていますが、FN P90は、元々サブマシンガンより高威力で、且つアサルト・ライフルより扱いやすい新機軸の歩兵火器として開発され、従来のサブマシンガンと差別化するために、PDW(Personal Defence Weapon:個人用自衛武器)の名称を付けました。が、PDWという区分は市場では知名度が低く、またP90と同じ5.7mm弾を使うハンドガンとしてファイブ・セブンをリリースしたこともあって、現在FN社では単にサブマシンガンとして紹介しています。
ちなみに、P90以外でPDWの名称を使っている製品としては、独H&K社のMP5K-PDWがあります。これも基本的にはサブマシンガンです。また、H&K社では最近、H&K PDWという名称の口径4.8mmの新型サブマシンガンの試作品を発表しています。
本来サブマシンガンという名称は、”ハンドガン用弾薬を使用するフル・オートマチック・カービン”の総称です。が、メーカーによっては、極端に切り詰めたアサルト・ライフルをサブマシンガンと呼んだりするので、気を付けないと混乱の元になります。
ブラック・タロン
- 丁重なレス有り難うございます。これで疑問が解けました。それにしても皆さん詳しいですね~。感服しました。m(_ _)m
相談者