QQCCMMVVGGTT
334 短機関銃のドラム型弾倉は何故廃れたのでしょうか。
KAKURA

  1. ドラム弾倉の短所は次のようなものです。

    ・単価が高い
    ・構造が複雑で砂塵・泥濘に弱い
    ・装填が面倒くさい
    ・大きく重くてかさばる

    長所は「装弾数が多い」ことだけ。

    さて現代における短機関銃の主要用途は

    ・特殊部隊用の軽量高火力な接近制圧兵器
    ・下士官やパイロットの護身用兵器
    ・テロリスト用の安価かつ隠蔽性の高い殺戮兵器(おぃ)

    といったものですから、装弾数の多さよりも安価かつ小型軽量で取り回しの良いことが要求されるため、ドラム弾倉は廃れたのだと思います。
    ささき

  2. 逆に言えば、安価で確実に動きかさばらなければ装弾数は多いほうが嬉しいわけです。P-90 は 7.5mm 小口径弾とプラスチックマガジンの組み合わせでこれらの問題をクリアしています(ついでに射程距離・貫通力増大などのメリットもあり)。10年ほど前にはキャリコ社の100連発(.22LR)や50連発(9mm)の「ヘリカルフィードマガジン(螺旋弾倉)」がありましたが、9mm の方は動作不良が多いとかの話で最近はとんと話を聞かなくなりましたね。
    ささき

  3. う、タイプミス。P90 は 5.7mm 口径です(汗;)
    ささき

  4.  P90のマガジン・システムに補足。
     P90は銃身と平行にマガジンを配置する形式を取ったため、マガジン内の弾薬が銃身に対して垂直になっています。このため、薬室に弾薬を送り込むときに、弾薬を90°回転させてやる必要があります。P90は、マガジンのリップ(装填口)部分にガイドと傾斜を設け、弾薬が自重で90°回転して薬室に送り込まれるようになっています。
     ちなみに、銃身と平行にマガジンを配置した銃としては、他にドイツのH&K G11ケースレス・ライフルがありますが、こちらは回転式の薬室を備えて弾薬を垂直に回転させる機構を取ったため、銃自体の構造が複雑になってしまう欠点を抱えています。
    ブラック・タロン


Back