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342  現在の軍隊でも火炎放射器は使用されているのでしょうか? また、火炎放射器搭載車両や戦車は現在でもあるのでしょうか?
安井 賢一

  1. 火炎放射器そのものは使用されてるはずです。
    ただ、歩兵装備の進歩で、戦車で火炎放射の射程まで近づくのは非常に危険になってしまったため、
    少なくとも火炎放射戦車ってのは廃れてると思われます。
    勝井

  2. 回答ではなく、また回想です。
    1960年代に豪雪で災害派遣された自衛隊が除雪の切り札として火炎放射器を持参したけれど雪を溶かすには膨大な燃料が必要と判り使えなかったそうです。
    SHI

  3. 火炎放射器はトーチカや野戦陣地攻撃の際の目潰し、塹壕や洞窟に潜む敵の帰討以外、それほど使い道はありません。第2次大戦中でも40年のドイツ軍電撃戦におけるエバンエマール要塞の攻略、45年の沖縄戦で用いられたのが有名ですが、艦砲射撃など他の攻撃方法では壊滅させにくい堅固な要塞、塹壕の中の敵を駆逐するのが主目的です。
    現代において火炎放射戦車あるいは火炎放射専用車両のカテゴリーが無くなってしまったのは、精密誘導兵器の発達、空爆、火砲、ロケット攻撃の威力向上により要塞や塹壕の費用対効果が低下し、堅固な塹壕での戦闘が発生する可能性が低下したこととも関係していると思います。
    アリエフ

  4. ↑現代でも、市街戦では火炎放射器大活躍と思われますが。
    かなり人非人な戦法ですけど。
    勝井

  5. 昔から火炎放射器は対人兵器としては、人非人な大活躍ですわい。SFの名作でもパワードスーツが銃器の代わりに採用してますしな。
    まぐまぐマグロ

  6.  対人地雷禁止条約ほど著名ではありませんが、火炎放射機の兵器使用は国際人道法(戦時国際法)違反っす。まあ、批准していないと効果は生じませんし、対物ライフルと同じく、いざ事があれば対人兵器にされるのは避けられんのでしょうが……。
    tomo

  7. >4 旧ユーゴで市街戦が行われていたけど、火炎放射器ってそんなに使われていないような。重い燃料ボンベを背負わなくてはならない、火炎の放射時間は短い、到達距離もせいぜい数十メートル、敵をいぶり出したり恐怖感を抱かせる効果はあるとしても、小銃やグレネードの方が汎用性もあり使いやすいのでは。なお、対細菌兵器用としては無くてはならない装備だと思いますが。
    アリエフ


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