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362 とんでもなく基本的な質問で申し訳ないのですが、
拳銃における、○○口径の○○はどういう単位系
で書かれているんでしょうか?
またマグナム弾とはどういう弾のことですか?
taka

  1. 基本的に「〜ミリ」と表記されていなければ、長さはインチです。
    数値は100分の、もしくは1000分のいくつかの割合になります。
    例えば、.45口径は0.45インチ(約11.43ミリ)、.357口径は0.357インチ(約9.07ミリ)になります。
    マグナム弾については、過去の質問の213番及び277番をどうぞ。


    如水

  2. ありがとうございます。マグナム弾は強装弾ってとこですね。
    おなじ44口径でもマグナム弾と通常弾があるわけなんでしょうが
    マグナム弾用の拳銃で通常弾は撃てるんでしょうか?
    またマグナム弾の利点はなんでしょう?拳銃は基本的に接近戦用ですよね
    taka

  3. 以下の全ての条件を満たせばマグナム弾用の銃でも通常弾は撃てます。
    1)リボルバー、多銃身あるいは単発式の銃(自動式であっても、連射する気がなければ…)
    2)薬莢外径及び弾丸直径が同じ
    3)リム(薬莢の尻の薬室に引っかかる部分)の形状が同じ
    4)ボトルネック(先細の薬莢)弾ではない。ただし薬莢寸法が同一ならばよい
    5)撃発方式(雷管の位置等)が同一
    Schump

  4.  直接関係ない話ですが。
     砲に関して言われる「なん口径」は、砲身長が口径の何倍あるかと言う比(従って無次元)で、
    御質問の答の「口径いくつ」とはまったく違います。
    英語だと、砲身長ではnantara calbre、銃の弾丸の大きさだとcalibre nantaraと呼び分けているようですね。
    Calibre fiftyと言えば50口径、すなわち12.7mm重機関銃と言った具合に。
     ごくたまに混同する人がいるもので……。
    くのーぎ

  5. ごくたまに、どころか結構いますよ。
    戦記ものとかの表記でもこの類のミスは意外にありますし、
    かくいう私が誤解していたその一人です(爆)
    勝井

  6.  .44マグナムは、リボルバー用の.44スペシャル弾をパワーアップした弾として1955年に登場しました。開発は確かレミントン社で、.44レミントン・マグナムと呼んだりもします。

     銃器の1/100インチ口径とミリ口径は、若干の誤差はありますが基本的に一致しています。.30口径=7.62mm、.38口径=約9mm、.45口径=11.43mm、.50口径=12.7mmといった感じです。
     ただし、インチ口径表記は、弾薬の混同の防止、計測基準の違い(山径か谷径か)、単なる商品イメージの差別化といった理由から、ミリ口径と正確に一致しないorわざと一致させていない例が多く見られます。例えば、.38、.357、.380は、ミリ表記では全部9mmです。また、.32口径はミリに換算すると8.128mmになりますが、実際には7.65mmが使われています。.22口径と5.56mmも正確には一致しません。
     インチ口径表記は事実上弾薬の種類の数だけあるといって過言でなく、一つ一つ覚えないと混乱の原因になります。
    ブラック・タロン

  7. >5
    故大藪春彦氏の著作でも初期の頃のは全然区別されてないですね。晩年はかなり気が使われていますが。
    SHI


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