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410 WWII当時の戦車等の評価に重機にすら打ち抜かれる装甲・・・等の記述を見かけますが、機関銃は何mm程度の貫通力があるのでしょうか?
雪男

  1. まあ、そういう表現をよく読みますが、靖国の九七式には銃弾の貫通口のようなものはありません。え?被害妄想?
    重機への耐弾性のみを考えた装甲としては例えば戦闘機の背面装甲は8mm程度ですよね。カタログデータはともかく、実戦ではそれで十分なのでしょう。
    BUN

  2.  機関銃の貫通力というのは、即ち『使用する弾の性能』です。
     銃弾の具体的な貫通力は、口径や弾頭の種類・構造、距離、標的となる装甲の厚さ等によって変わってくるので、一概には言えません。

     参考までに、手元にある資料から紹介します。
     Gun誌のレポーターTurk氏が、第2次大戦における米軍の制式弾である.30-06と、西側の重機関銃によく使われている12.7mmX99弾で、距離500mから厚さ約10mmの防弾鋼板を撃つ貫通力テストを行ったところ、12.7mmX99はミリタリー・ボール(FMJ)でも貫通、.30-06はミリタリー・ボールでは貫通しなかったが徹甲弾では貫通したそうです。
     ちなみに、12.7mmX99は徹甲弾(AP)であれば距離100mから厚さ20mmの防弾鋼板を貫通するそうです。

    ブラック・タロン

  3. レスありがとうございます。

    M3軽戦車が重機関銃に貫通される(場所もある)と聞いて、
    ここのデータベースで調べると装甲厚25mm!

    我等が37mm短榴弾砲より強力なのでは?と思っていたのですが徹甲弾でも20mm+αですか。
    意外に威力が低いのですね。
    これで安心して眠れます。

    雪男

  4. 短榴弾砲?
    BUN

  5. ↑厳しいつっこみですね・・・。
    taka

  6. 参考例として九七式車載重機の
    カタログデータでの装甲貫徹力は12mm(100m・0°)です。

    そういえば『戦車隊よもやま話』には
    「残念なのは、中戦車中隊と違って、われわれ軽戦車の装甲が薄すぎることだ。
    敵の機関砲(?)がブスブスと貫通する。どうにもならん」
    との記述がありました。
    機関砲で撃たれたならわざわざ言うほどのことでもないと思うので、
    多分実際は重機で撃たれたのだと思います。
    そうだと仮定すると実戦での重機の貫徹力は少なくとも12mm程度ということになります。
    OR

  7. そうですねぇ、、例えば九五式軽戦車が「ブスブス」と抜かれるとは信じたく
    ありませんが。軽装甲車ならば、その可能性はあるかも知れません。小銃弾で
    もやばかったらしいですから、至近距離ではそれこそ「ブスブス」だった可能
    性はあります。

    とはいえ、その様な写真は見た事が無いですし。そもそも「軽装甲車」を「戦
    車」の範疇に入れるのは(姿形や運用方法が同じであったとしても)無理があ
    ると思います・・・
    (6番の回答との間に、他に書かれたBUN師匠の回答を挟んでください)
    tackow

  8. そうですねぇ、、例えば九五式軽戦車が「ブスブス」と抜かれるとは信じたく
    ありませんが。軽装甲車ならば、その可能性はあるかも知れません。小銃弾で
    もやばかったらしいですから、至近距離ではそれこそ「ブスブス」だった可能
    性はあります。

    とはいえ、そもそも「軽装甲車」を「戦車」の範疇に入れるのは(姿形や運用方
    法が同じであったとしても)無理があると思います・・・
    (6番の回答との間に、他に書かれたBUN師匠の回答を挟んでください)
    tackow

  9. ↑ 何故か2重に・・・
    tackow

  10. 『日本の戦車と装甲車輌』70頁の記述によると、九五式軽戦車の12mmという装甲は
    7.7mm重機関銃の鋼芯実包に耐えるものとして最小限必要なものらしいです。
    ですから12.7mm機銃とか装甲車の15mm機銃とかだと簡単に貫徹されそうです。
    だとすると、日本の基準では口径13mm以上は機関砲ですから、
    『戦車隊よもやま話』の九五式戦車を貫通したのは
    実は日本にとっての機関砲(15mm機銃)かもしれません。
    OR

  11. 推測。
    機銃弾に貫徹された車輌の写真を見かけないのは、
    緒戦では日本はそんな車輌写さなかったか、写しても公開させなかったのかも。
    戦車が機銃にやられるとなると士気に関わりますし。
    米英も対戦車兵器がありますからわざわざ危険を犯して接近して
    機銃で戦車を撃破する必要は低そうですからそんな事例は少なそうですし。

    米英が反攻に移ってからはより対戦車兵器に困らなそうですから
    さらにそんな必要は低くなりそうですから、
    米英が撮った写真にはそういうものがないのでは。

    展示されてる車輌に機銃による弾痕が無いのは・・・、
    よく知らないのですがあれは実戦を経験した車輌を持って帰ってきたんでしょうか?
    実戦を経験していない本土決戦用の車輌だったと思ってたんですが。
    でももし弾痕があっても自国の戦車を展示するなら治しておいて欲しいですね。
    OR

  12. 富士宮の若獅子神社はともかく、靖国のは東京にあるんだし
    一度見られたら如何ですか?
    哀しくも興味深いものですよ。
    機銃弾の弾痕らしきものはいくつか見られますが、
    貫通口と思われるものはほぼ見当たりません。
    BUN

  13. あと、九五式とチハの装甲を単に厚さだけで比較しちゃ駄目ですよ。
    材質、処理が異なるんです。装甲は厚さだけじゃないんです。
    BUN

  14. 弾丸も口径だけじゃありません。中国軍のモーゼル実包は、日本の7.7ミリ機銃弾より弾丸の威力は大きかったはずです。日本の機銃弾で装甲のテストをしていたら、中国軍の小銃弾に耐えられなかったろうと思います。まあ、そこまでぎりぎりに作っていたとも考えにくいところですが。
    ともさん@2CV

  15. 九五式軽戦車の装甲は機関銃で貫徹される可能性はある、と言いたかったんですが
    展示車輌や写真のこと言ってたら九七式中戦車とこんがらがってしまいました。
    すいません、ややこしい文章でした。

    東京まではなかなか行く機会がないのですが、富士宮市は県内なんで一度見に行ってみます。
    OR

  16. ↑いい神社ですが、真面目な所なので、熱心に見てたら
    「ご遺族の方ですか」って聞かれて、つい戦車の神社で
    「交通安全御守」のお札を買う羽目になりました。
    BUN

  17. >14
     当時の中国軍ではモーゼル・ライフルやVz26等のチェコ製軽機関銃を多数装備しており、その口径である7.92mmX57は基幹弾薬の一つになっていましたが、兵藤二十八氏の著書によれば、満州事変以降に開発された旧日本軍の戦車や装甲車ですら、チェコ機銃(=7.92mm)に対する全周耐弾試験をしていなかったそうで、しばしば苦汁を嘗めさせられたとありました。
    ブラック・タロン

  18. 兵頭氏の著作はそのあたりが少々怪しいんです。彼が自著で参考にした、としている資料も果たして自分自身で読んだかどうか、全く怪しいと、同場所で同資料を見た私は断言いたします。
    BUN

  19. ちなみに日本の小型装甲車両で機銃弾に対して最も耐弾性が高かったのは九七式軽装甲車ではないかと思っていますが、理由はまた後ほど。
    BUN

  20. >14,17,18
    http://www.wargamer.org/GvA/weapons/german_guns1.html
    ここに7.92mmの貫徹能力が出ていますけど
    AP弾、正撃で、100mで13mmだそうで

    M10だかM18駆逐戦車がMG34/42の射撃で半分近くが砲塔を貫徹したとか
    何かで読んだ記憶もあるので、至近距離で浴びせられたら
    95式軽戦車なら抜かれることがあっても不思議ではないかもしれません

    でも、見てのとおりチハ車相手では歯が立たないでしょう
    対戦車ライフルの至近距離射撃なら可能性が有りますけど・・・

    SUDO

  21. 92式重機の徹甲実包の性能。昭和8年11月試験。
    200m>12mm
    350m>10mm
    500m>8mm
    750m>6mm
    1000m>4mm
    それほどの数値ではないようですね。これなら軽装甲車でも大丈夫?

    ともさん@2CV

  22. 95式軽戦車の採用時の会議。昭和10年軍需審議会於技本にて。
    戦車第2連隊長の木村大佐の発言。

    機動力と武装では機械化部隊用の戦車として適当だと思うが、装甲が不十分で戦車としての価値は低い。装甲をもっと厚くしなければ現在の7,7ミリ鋼心弾や対戦車砲に対抗できない。

    こういうまともな意見が通っていれば、もっと中戦車の開発も進んでいただろうと思います。
    ともさん@2CV


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