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412 ドイツ軍の手榴弾はどれくらいの威力をもってたんですか?
TLC

  1. 棒つきのものから丸いものまで、独軍手榴弾は多種多様ですよ。どれのことですか?
    BUN

  2. 柄付きの事です。すいません。
    TLC

  3. 多分、「ポテトマッシャー」の愛称が付けられたタイプだと思います。
    炸薬量が約250グラムで、人が持った状態で爆発すると腰から上が
    綺麗に吹き飛びます。(パイナップル型だと持っていた方の腕と首が飛ぶ程度)


    (ただし、記憶モードなので自宅で調べなおす必要がありますが)




  4.  第2次大戦ドイツ軍のジャガイモ潰しこと柄付き手榴弾には、24型と39型があったそうです。手元の資料では、24型の装薬量はTNT170gで、39型は24型の約40g増しとあります。
     あと、対戦車用に弾頭部分6個を針金等で1本の柄付き手榴弾に束ねて使うという乱暴な用法もありました。TVシリーズ『ルパン3世』で宮崎駿が演出したエピソード『死の翼アルバトロス』に出てきたっけな〜(笑)

     余談。手榴弾は、走りながらでも安全に投げられるようわざと被害半径を抑えた『攻撃型』と、安全な場所から投げることを考慮して破壊力を高めた『防御型』の2系統に分かれており、米軍のMkII(パイナップル)や旧日本軍の97式等は前者、ドイツ軍の柄付き手榴弾は後者でした。
    ブラック・タロン

  5. >手榴弾は、走りながらでも安全に投げられるようわざと被害半径を抑えた
    >『攻撃型』と、安全な場所から投げることを考慮して破壊力を高めた
    >『防御型』の2系統に分かれており、米軍のMkII(パイナップル)や
    >旧日本軍の97式等は前者、ドイツ軍の柄付き手榴弾は後者でした。

    これ逆じゃないですか?米軍で言えば、正式名は知らないけど、パイナップルではないツルっとした玉子風の弾殻の方が『攻撃型』(弾殻が薄い分、確かこちらの方が装薬量は多いはず)で、パイナップル型が『防御型』ではなかったですか?

    『防御型』は自分が塹壕にでも立て篭もり、攻めて来る敵を相手に使うから目一杯威力のある破片を撒き散らすようにする為にパイナップル型。『攻撃型』は自分が身を晒して攻めて行くときに使うので、破片が遠くに飛ばないように(自分も危ない)弾殻が薄く、やや炸薬量が多い爆破力重視のタイプと言うことではなかったでしょうか。
    colt45

  6. >4
    詳しい説明、ありがとうございますブラックタロンさん。
    ううっ、炸薬量210グラムですか・・・。記憶にあった240グラムを四捨五入すりゃ良かった。(涙)

    >5
    攻撃型と防御型ですが、危険半径の大小が問題だったと思います。
    パイナップルは本来『破片型手榴弾』に類別され一定半径に破片を振りまきます、
    ジャガ芋潰しは炸薬量が多いため危険半径が大きくなっています。
    つまり、両者とも『防御型手榴弾』の範疇です。






  7. まだご存知でなかった方へ。
    昨日テレビを見ていたら偶然やっていたのでお知らせします。
    あの木の柄は中空で、端(爆発側と反対側)の蓋をはずすと中に紐があり、この紐を引くとヒューズに着火するのです。
    SHI

  8. わざわざ使い捨ての柄を中刳りするのがドイツ的几帳面さなのでしょうか…(^^;)。大戦末期には生産工程簡易化のため弾頭部にヒューズを設け、柄は単なる棒っきれになった簡易型が生産されていたようです。
    ささき


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