「半数必中界」が意味を持つのは、その電子機器にあらかじめ固定目標がインプットされ、かなりの長距離を飛翔するタイプのミサイル（弾道ミサイル、対艦ミサイル等）であり、射程距離が比較的短く、移動する目標を対象に目視又は電波や赤外線等で誘導するタイプのミサイル（対戦車ミサイル等）については事情が異なると思うんだけど。
特に後者の場合、気象条件などにより目標の追撃精度にかなり違いが生じることがある。
アリエフ

↑訂正、長距離対艦ミサイルは移動目標なので間違い。
ところで、有線誘導方式による第一世代の対戦車ミサイル（ロシアのＡＴ３サガー、日本のＭＡＴなど）でも理論上は命中精度１００％と考えられる。ただし、昼間晴天下でミサイルを誘導する人間が目標の戦車を確認し続けられるとともに、戦車はその間、大部分を暴露していて隠れることができず、しかも誘導者が敵からの砲撃等によって死傷することもないといった、現実にはほぼありえないような理想的条件下での話だけど。
アリエフ

訓練と実戦は違うだろうし。こんなの判らないでしょ。

シミュレーションはしているのだろうけど。
tackow

ミサイルは絶対精度それほど高くないよ。
それが証拠に試験で用いる標的はミサイル用のほうが戦車砲のよりバカでかい（笑）
同じ距離用標的ですらそうなのさ。全ては誘導系の揺らぎからそうなる。
実質、対象脅威に対しては充分な精度がある程度でとらえたほうが良いんじゃないかな。
ちなみに数字はいえませーん（笑）

sorya

距離1000mで戦車砲の精度が0.1m程度であるのに対して、対戦車ミサイルでは0.5〜1.0m程度の誤差が出てくる、と聞いたことがあります。
OR

まあ、最近のMBT主砲の角度分解能は精度保証込みで0.1milだし。
散布はもちっと大きいけど。
ついでに言えば、絶対精度では確かに落ちるミサイルも命中確度で計算
すれば遥かに高いことは明白。
sorya