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469 弾道弾関係ですが
1.弾道弾の誘導はどうやってるんでしょうか?
2.空中発射型弾道ミサイルと言うのはICBMやSLBMに比べ利点は何なのでしょうか?
taka

  1. F/A−18ホーネットの AGM−84E SLAMミサイルは 
    偵察機を飛ばして目標を撮影しそれをもとにコンピューターで正確なフォルム
    を作りミッションプランナーがピンポイント攻撃の場所を確定します
    そして打ち出したSLCMは
    GPS(全地球市指定システム)を利用して飛び
    命中一分まえでシーカーが赤外線探知システムに切り替わり目標を直視して
    突入します
    富嶽

  2. 弾道弾の誘導は慣性航法や恒星観測(そう、お星様です)のようです。

    空中発射型弾道ミサイルの利点は・・・固定サイロのICBMよりは狙い撃ちに強く(あっちこっち母機が移動できる)
    SLBMより発射に要する人員が少ない?ぐらいしか思いつきませんが。
    いままで空中発射型弾道ミサイルが実戦化されていないので、そんなに旨味は無かったのではないでしょうか。
    まぐまぐマグロ

  3.  弾道弾って、ICBMやIRBMのようなballistic missileのことですよね。
    上の回答1はなんか根本的に見当違いのような気が……。
     それで弾道ミサイルの誘導ですが、ほとんど慣性誘導です。
    ロケット・エンジンの作動中に加速度計で加速度を検出、コンピューターで速度と位置を割り出して、軌道を修正します。
    だから誘導を行っているのは最初の数分間だけで、あとは弾頭が慣性飛行するだけです。だから慣性誘導……ではない、念のため。
     天測を行っているのはトライデント2SLBMと、他になにかあったでしょうか。
     2の問の空中発射弾道ミサイルですが、どちらかと言えば戦略爆撃機の延命策として考えられたように思えます。
    すでに回答されているように、実用化されていないことからしても積極的なメリットはないのでは。
    けっきょく爆撃機は巡航ミサイルを積むことになりました。
    くのーぎ

  4. 戦略爆撃機の延命とはまた別の話ではないでしょうか?

    たしか、米国ではミニットマンをC−5(C−141だったかも?)に搭載し
    て運用試験を実施したと記憶するのですが。「普通」の大陸間弾道弾を戦略爆
    撃機に搭載するのは意味がないであろうし、なによりも搭載出来ないのではな
    いでしょうか?

    tackow

  5. ↑意外と知られてませんが、SS-N-8が天体航法システムを採用した最初の実用型SLBMです。
    あとパーシングIIもそうだったような?記憶モードなので当てになりませんが。
    大塚好古

  6. >4 tackowさん
     そちらの話もありましたね。
    私の考えていたのは、B-52に搭載が予定されていたスカイボルトでした。
    スカイボルトは当時ALBM(Air Launched Ballistic Missile)と名乗っていました。
    takaさんのお聞きになりたいのはどちらの方でしょうね。
    くのーぎ

  7. たぶんALBMだと思います。英字4文字で空中発射弾道弾と説明があったんで。
    で弾道ミサイルを空中から撃ってなんの意味があるのかと思ったわけです。
    taka

  8. あぁ、そうでしたか、失礼しました。スカイボルトだったのですね。

    スカイボルトは敵国の防空システムの外周から迎撃が困難なミサイルを撃ち
    込もうとして開発されたのではないでしょうか?
    結局、コストがかかり過ぎて中止の憂き目にあったんですよね?
    tackow


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