QQCCMMVVGGTT
484 沖縄で拾ってきた12.7ミリ弾(と思います)の薬莢の底に、「DM 44]とか、「LC 43」という刻印があるのですが、これは何を意味するのでしょうか。
なお、沖縄県糸満市(南部激戦地)の畑で拾いましたので、太平洋戦争当時の物と思います。
  
でう

  1.  薬莢のヘッド・スタンプ(底の刻印)は、その弾薬の製造メーカーや口径等を表すものです。軍用弾薬の場合も同様に、製造したメーカー・工場と製造年代を表すヘッド・スタンプを入れますが、単純に弾薬名とメーカー名だけ入れている民間用と違い、アルファベット略号と数字だけというのが多いようで、口径表記も省略しているようです。ここら辺は国によって違うでしょう。
     米軍のは不勉強なのでわかりませんが、2桁数字は製造年代では?
     ヘッド・スタンプといえば、手持ちのダミー・カートの中にある『☆−☆』がどこの製品かわからず、某BBSでスターライン社というアメリカの薬莢専門メーカーのものであると判明した思い出があります(;^_^A(苦笑)

     余談1。某BBSからの受け売りですが(;^_^A、自衛隊に納品されている旭○機製弾薬のヘッド・スタンプは、『J-AO W 86』という風になっており、これは以下のような意味を示しているそうです。
    ・J:JAPAN(日本)
    ・JO:ASAHI OKUMA(旭精○の旧社名だそうな)
    ・W:Weapon(自衛隊武器科標識)
    ・2桁数字:製造年度(西暦)
     旭精機製の弾薬には、J-AOに数字だけ、J-AOAに数字という『W』のないものもあるとか。

     余談2。旧日本陸軍東京造兵廠が太平洋戦争中に製造した.32ACPには、ヘッド・スタンプが入ってないそうです。僕の手元に8mm南部弾のダミー・カートがあるんですが(旧軍ミリタリー・ボールを加工したらしい知り合いからの貰い物)、これにもヘッド・スタンプはありません。
    ブラック・タロン


Back