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530 キ−45に装備されたホー203についての質問です

世界の傑作機「屠龍」では発射速度120発/分となっていますが、
第4戦隊所属の樫出勇中尉の空戦記録で光人社刊の「B−29撃墜記」の中では
「三十七ミリ弾の威力は大きかったが、一分間に三発しか発射できず・・・」
とあります。
この「一分間に三発」という記述はどう解釈すれば良いのでしょうか。
発射速度を指しているのでは無いと思うのですが、、、

それから国本康文氏のホームページの機関銃及び機関砲口径順一覧にある
ホ−203の「弾倉方式で16発も連続で射てた。」という説明についてですが
16発という数字は携行弾数の事でしょうか、それとも発射速度の事でしょうか。

何分日本語の理解能力の無さを承知での質問ですが宜しくお願いします。 



  
J2

  1. せっかくwarbirds別館の国本さんのページを訪問したのだから、そこの掲示板で御本人に聞くといいですよ。また氏に直接会う方法も有名です。毎月第一、第三土曜日に国会図書館の科学技術資料室へ行き、静まりかえった室内でひときわ豪快に話している人物に「おはようございます!」と挨拶しましょう。それが国本さんです。
    BUN

  2. >2
    了解しました、国本氏に直接お会いしたいのはやまやまなんですが、
    なにしろ当方大阪在住なもので、、、

    J2

  3. ホ203の発射速度には諸説ありますが、約120発/分というのが定説です。
    また装弾数は15ないし16発(原典によって若干差異あり)となっています。

    屠龍には手動装填の37ミリ94式戦車砲を搭載したものもありましたので、
    「一分間に三発」というのは94式の発射速度を示しているように思えますが。
    ささき

  4. ささきさんの書きこみとほとんど同じですが、一分間に3発は手動の装填での発射速度(分当たり)で
    操縦士自ら装填するケースでは更に遅い様です。
    またリボルバー式弾倉(写真では)自動装填のタイプがありこられが120発/分というものではないでしょうか?
    2HB

  5. この事に関しまして、『日本陸軍航空隊のエース 1937−1945』 大日本絵画 2000年 11月 に、記載がありました。但し、翻訳本であり、かつ訳者の「訳注」として記載されているものです。訳者は、梅本弘さん。要約は。

    1)37mm九四式戦車砲を搭載した応急武装強化型のキ45改乙型もあった。
    2)樫出大尉は、発射速度毎分100発の37mm機関砲ホ203を搭載した
      キ45改丙型に乗っておられた。
    3)ホ203でも一突進で、1、2発しか撃てなかった。

    ご質問に対しての答えとは少しはずれますがご参考になればと。
     
    roht

  6.  『双発戦闘機「屠龍」』 渡辺洋二著 朝日ソノラマ「新装版戦記文庫」
    に詳しいです。
     「新装版」がミソなので、お間違えなく。
    Angel Halo


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