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623 映画「プライベートライアン」で米兵は、銃が濡れないようにビニール袋に入れて上陸していましたが、当時すでにアメリカはビニールを生産できたのですか?他国でも使われていたのですか?教えて下さい。ちなみにこの映画で私はこのシーンが一番驚きました。
クニッケバイン

  1. 1935年にはドイツで工業化され、生産されていたそうです。
    アメリカでの生産もこの頃からではないでしょうか?
    http://www.tosoh.co.jp/vin/bini_3.htm
    名無し

  2. 1927年、アメリカのユニオン・カーバイド社が世界で初めてビニール(ポリ塩化ビニール)の
    工業化に成功したようです。(ポリ塩化ビニールの発見そのものは1835年のフランスだそうです。)
    PT

  3. 工業化学史の資料が手元になんも無いので定性的になりますが、高分子合成化学というのは工業的にも意外に古いのです。モノマー合成がややこしそうな有機ガラス(ポリ・メチルメタアクリレート=PMMA)でさえ日本でも実用化されていました。
    私も『プライベート・ライアン』のこのシーンが気になって考えた事があるのですが、私もポリ塩化ビニル(PVC)だと思います。それにPVCならけっこうどこでも生産されていたと思います。ただ銃の防水防砂(多分)対策に使い捨てにするあたり流石アメリカというところでしょうか。
    Dデイの写真を注意して探すと、同じビニール袋入り銃を持っている兵隊が写っているものがあります。だからあの場面は史実にのっとっており、スピルバーグのオリジナルではない事になります。もう一つ面白いのは映画でも当時の写真でも全員使用、というわけではない事です。兵士の好みだったのでしょうか?。いつかこのQandAで話題になった空挺隊員のファーストエイドキットのヘルメットへの取りつけ有無や位置同様、米軍はこういう事を標準化しなかったのでしょうか?

    ちなみに、当時のPVCは可塑・安定剤技術の未熟で容易に塩化水素(水に溶けて塩酸)が脱離したので、長い間金属の物を包んでおくとかえって手ひどく腐食されたりしたそうです。(昔の「ビニール風呂敷」や「ビニールかばん」が茶色くなって堅くなったのは塩化水素が脱離したからです)米軍がこの辺判っていて、上陸直前だけ使ったのかどうか?。
    現在日本人が「スーパーのビニール袋」と呼んでいるのは、実はポリエチレンないしポリプロピレン製で、PVCをシート状にして包装材料として使う、という用途は現在はないと言って良いと思いますが、PVCは安価で機械的に丈夫なので今でも各方面に便利に使われています。最近は燃やすとダイオキシンが出るとか言って嫌われていますが。
    海外では「ビニール袋=ビニール・バッグ」という言い方ではなく「プラスチック・バッグ」と言うようです。
    SHI

  4. ありがとうございました。当時の写真にも写っていたとは、もう一度良く見てみます。それとやっぱりアメリカはすごいですね。
    クニッケバイン


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