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826 モーゼルミリタリーピストルは一般的には10連発ですが、これの6連発モデルがあります。(BOLOモデルとか。。。)このマガジン部の底板の固定方法を知りたいのですが、どなたかご存知ありませんか? 写真を見ると底板を前から差し込んだ後、抜けない様に固定するボタンの様なものがあるみたいですが、10連発モデルとは明らかに違う様です。どんな構造をしているのでしょうか?
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  1.  手元の写真資料を見る限り、モーゼルC96(モーゼル・ミリタリー)の6連発モデルも、10連発モデルと同じマガジン構造(底板=マガジン・フォーロアの後方にあるプランジャー=ボタンを押し込んでフォーロアを外す)を持っているようです。最初期に作られた6連発モデルと、その後のモデルは、マガジン・フォーロアの形が違うようですね。

     ちなみに、『モーゼル・ボロ』とは、短銃身(102mm)を備えた小型化モーゼルC96の一部に付けられた通称で、装弾数では区別されていません。よって、オリジナルと同じように10連発と6連発のモデルがあります。

    ・モーゼル・ボロ
     オリジナルのモーゼルC96の小型版。短銃身と小型グリップを備える。
    ・モーゼル・ボロ・ラージリング
     C96ラージリング(C96のハンマーの頭を大きくしてリング状にしたモデル)の小型版で、正式名はC96オフィサーズ・モデル。いくつかのバリエーションがあるが、そのうち6連発版はラージリング・スタンダード・ボロと呼ばれる。

     どちらのモーゼル・ボロも、6連発モデルは少量生産で終わっています。
    ブラック・タロン

  2. (便乗失礼)
    6連発型(通常銃身)は海軍で採用されていませんでしたっけ?

    …そういや、以前マルイの「作るモデルガン」のM712を改造して6連発型(セミオートのみ・底板の着脱は断念)作ったっけ。人にあげちゃったけど。
    Schump

  3. >2
     第1次大戦中、ドイツ海軍は一部部隊用にモーゼルC96の短銃身モデルを採用しています。戦後発足したワイマール・ドイツの海軍でも、一部がモーゼルC96を採用しました(鷲とMの刻印がフレームに入っているのが特徴)。ただし、これらの6連発モデルの有無はわかりません。
    ブラック・タロン


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