ワルサーＰ３８及びルガーＰ０８が制式拳銃だったはずです。
　将校以外では砲兵や戦車兵の護身用などではないでしょうか？
居眠り将軍

むしろＰ３８は下士官が中心が主に携帯していたと思います。
ブローニングハイパワーも主要な銃のひとつですよね。
ＢＵＮ

ドイツ軍の拳銃なんてのは、それこそヨーロッパ中の拳銃の寄せ集めみたいなものでしょう。将校は私物で携帯していた例も多いようですし。
制式拳銃としては、陸軍がルガーP-08とワルサーP-38、空軍はP-08とモーゼルHSc、海軍はP-08、P-38です。
このほか、多数が用いられた外国製の銃としては、ベルギーのFN製M1910やM1935（ブローニングハイパワー）、ポーランドのラドムM35あたり。
現地調達（？）でトカレフTT33もかなりあったようです。
制式外のドイツ製の銃でも、ワルサーPPやPPK、モーゼルミリタリー（7.63ミリも9ミリも）あたりはそうとうあったようです。
拳銃を支給されるのは、将校を除いても、憲兵、衛生兵、砲兵下士官、戦車兵、輜重兵、自動車運転手、歩兵機関銃射手、歩兵下士官、航空兵、狙撃兵、騎兵下士官などなど、かなり多岐にわたります。
まなかじ

ゲーリング元帥が降伏した時、「S&W　M10」を持っていたそうです。
出典は失念、間違いだったら申し訳ありません。
名無し三等兵

＞４
ミリタリーイラストレイテッド
『世界の拳銃』(というタイトルだったと思うのですが)
に「S&W　M10」のイラストと説明文が書いてありました。
木

　手元の資料では、ドイツ軍が使用した海外製ハンドガンは以下の通り。他にもあるかな？

・ブローニングM1922（M1910の軍用向け拡大版。大戦前に大量購入されていた）
・FN HP（ベルギー占領後にP640(b)として準制式化）
・WISラドム（ポーランド占領後にP35(p)として準制式化）
・Cz38（チェコ製。P38(t)として準制式化）
・ユニークモデル17（フランス製。占領ドイツ軍に納入）
・ステアーM1912（オーストリア製。P12(o)として準制式化）
・ピスツオリ37M（ハンガリー製。空軍が飛行兵用として採用）

　ハンドガンの種類だけホルスターもあります。　
ブラック・タロン