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856 はじめまして。NDAといいます。
早速質問なのですが、ライフル類はともかく、軽機関銃の類にも銃剣のスタイルでナイフを取りつける、なんてことはあるのでしょうか? よろしくお願いします。
NDA

  1.  旧日本陸軍では、軽機関銃(11年式、96式、99式)に銃剣を取り付けられるようになっていました。白兵戦を重視した旧陸軍らしいと言えるでしょうか。海外に同様な例があったかどうかは資料不足で不明です。

     ちなみに、旧日本軍はサブマシンガンにも銃剣を装着できるようにしていました。陸軍挺身隊や海軍陸戦隊が装備したSIG M1920は、バレル・ジャケットに着剣装置を追加しました。その後開発された国産の100式短機関銃や、試作で終わった試製2式短機関銃も、同様に着剣装置を備えています。100式の場合、初期型はバレル・ジャケット下部に『着剣用の管』を付けていましたが、後期型ではバレル・ジャケットに直接着剣するようになりました。
     海外でも、イスラエルのUZIサブマシンガンなどで、着剣可能なサブマシンガンが見られます。
    ブラック・タロン

  2.  豪のF1も着剣装置ありますよね。
    居眠り将軍

  3. 以前、月刊GUNの日本軍火器実射レポートで、軽機関銃に着剣すると射撃時の反動による跳ねあがりが押さえやすくなったとありました。また曖昧な記憶ですが、旧日本陸軍が特に重視した夜戦では秘匿のために突撃前の射撃を禁止しており、軽機関銃手が戦闘に加われなくなるため、着剣装置をつけたというのを、どこかで聞きました。銃剣突撃を過度に重視したとも取れますが、ロシアは狙撃専用のドラグノフSVDにまで着剣装置をつけているくらいですから、「あっても困るわけじゃないし、別に高いものでもないし、選択肢は多い方が…」といった程度の感覚だったのでしょうか?
    小石川

  4. >3

    > 旧日本陸軍が特に重視した夜戦では秘匿のために突撃前の射撃を禁止しており、軽機関銃手
    > が戦闘に加われなくなるため、着剣装置をつけた

     兵藤二十八氏の著書にもそういう記述がありますね。
     99式軽機関銃は、銃口にラッパ型消炎器を付けているので、着剣すると銃剣はほとんど切っ先くらいしか出なくなりますが、中国戦線ではすでに『突撃後は一切射撃しない』という教範は無視されており、昼夜問わず射撃しながら着剣突撃する現実的な戦法が取られるようになっていたそうです。
    ブラック・タロン

  5. ドイツが世界に誇る銃器メ−カ−H&K社のこれまた超有名なSMG MP5のマズルについてる3つのリブは、実は着剣用とゆう話をど何かで読んだことがあります・・・ゴミですね。
    げるぐぐ

  6. 便乗質問です。H&KのG3シリ−ズには着剣ラグがないようですが、優秀なドイツ連邦軍は白兵戦は考えていないのでしょうか?
    げるぐぐ

  7. >4 兵頭二十八氏の本でしたか。探してみます。ところで、G3には銃剣はあります。銃身の上に、刃を下向きにしてつけるナイフ型の銃剣で、柄の尾部がコッキングレバーのガイドパイプの先端(よく内蔵式のレーザーポインターを入れる所)と接し、そこでロックします。ラグは手もとの資料では見当たりません。内側にあるのでしょうか?
    小石川

  8.  Stg44は着剣装置ないですね。
     個人的には大事なモンだと思う>銃剣。
    居眠り将軍


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