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952 米軍が使用していた(WWII時の)バズーカのスペックを教えてください。
少年兵

  1.  第2次大戦中の1942年、米軍は口径2.36インチの携帯式対戦車ロケット・ランチャーM1、通称『バズーカ』を採用しました。
     諸元は以下の通りです。

    口径:2.36インチ(60mm) 全長:155cm 重量:5.8kg 最大射程:550m 装甲貫徹力:130mm(直角命中時)

     M1バズーカは同年11月の北アフリカ戦線でデビューし、絶大な戦果を挙げました。その後使用量は増加し、終戦時には1個歩兵師団当たり558本が装備されていたそうです。また、太平洋戦線でも日本軍戦車を相手に大きな威力を発揮したようです。

     その後、より装甲の厚いドイツ軍戦車に対抗すべく、口径を3.5インチ(89mm)にアップした改良型が開発されましたが、ドイツの降伏により中止されました。しかし、1950年に朝鮮戦争が始まると、北朝鮮軍のT34戦車にM1バズーカでは歯が立たず、中断されていた3.5インチバズーカの開発が急遽再開され、M20ロケット・ランチャー(通称スーパーバズーカ)として朝鮮戦線に送られました。M20は最大射程800m、装甲貫徹力300mmで、北朝鮮軍の戦車の3割を撃破する戦果を挙げました。日本の自衛隊も供与兵器として装備しました。

     なお、ドイツ軍は1943年に、M1バズーカをコピー&独自改良した対戦車ロケット・ランチャー、ラケーテン・パンツァーブクセ(通称パンツァーシュレック。口径88mm)を開発しています。
    ブラック・タロン

  2. 便乗ですが、「バズーカ」の名前の由来はなんでしょうか?
    勝井

  3.  例えばここに説明がありますが、
    http://normandy.eb.com/normandy/articles/bazooka.html
    ボブ・バーンズと言う当時の芸人が売り物にしていたおかしな形のラッパを思わせる、
    と言うのが名前の起こりのようです。

    便利少尉


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