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お久しぶりです。 本日はロシア製の”R-92”というリボルバーについて質問します。この拳銃はどのような経緯で開発されたのでしょうか? 先日床井雅美先生の著書に側面からの写真が載っていたのを見まして、リボルバーにしては妙な形だったので検索してみたのですが、この銃に関して記述をほとんど見つけられませんでした。毎度妙な質問で申し訳ありませんが、ご教授おねがいいたします。 グリマルキン |
つまり既にオートマチックでPMがあるのに、なぜ同種の弾丸でわざわざ装弾数の少ないリボルバーを作ったのかという点が疑問になっています(PMより後にR-92が開発されたと仮定して)。
グリマルキン
R-92は全体的に小型な上、S&W社のボディーガード(M49等)のように、ハンマーを指かけ以外フレーム内に収めています。小型化&服の中に隠し持って取り出すときに引っかからないようにするためと思われます。5発という装弾数は確かに心許ないですが、小型化するための妥協であり(S&WのJフレームと同じ理屈)、弾はフルムーン・クリップでまとめて装填するので、もたつきも少しは軽減されるでしょう。弾を9mmx18マカロフとしたのも、ロシアで一番入手しやすい弾だからと思われます。
ブラック・タロン
こんなマイナーな銃の質問に答えてくださってありがとうございました。Gun誌のバックナンバーは今度古本屋ででも探してみようと思います。それでは。
グリマルキン