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1329 深田祐介氏の小説「怪鳥艇」(文春文庫?)に擲弾筒から発射された弾を両手で包み込むようにしてキャッチしてそれを敵に投げ返す、なんてくだりがあるのですが、実際にこんなことができるのでしょうか?それとも論ずるに値しない絵空事なのでしょうか?御教示ください。
閃空

  1.  着弾地点が超遠距離で、弾頭が10年式&91式手榴弾なら、点火機構の状態次第ではそういうこともできないこともないかもしれませんが・・・(笑)

     ちなみに、旧日本軍の10年式および91式手榴弾は、擲弾筒からの発射を考慮して点火時間を7秒に設定していました。このため、中国戦線では手投げすると中国兵に投げ返されることがあったようです。
    ブラック・タロン

  2. 擲弾筒の初速についての資料を持ち合わせていませんが、迫撃砲の初速が200m/s程度なのでより低圧の擲弾筒は100m/sと仮定します。
    あなたは秒速100mで上空より落下する直径5cm重量約500g(野球の公式球は直径約7cm、重さ約140g)の砲弾を受け止められますか?
    プロ野球選手でも不可能でしょう。
    Jabo

  3. 戦前は、手榴弾は、点火してから、投擲距離を見積って「いち、にい、さん」などとと数えて時間を稼いでから投擲しないと、投げ返されると云うのが常識だったので、近距離だと、擲弾筒の弾でも、そんな技ができたのではないでしょうか。けれど、真剣白刃取りみたいで、胆のすわってない常人にはできませんねー、きっと。
    あるめ

  4. >3.いや、ここで問題とされているのは、手投げよりもはるかに速い擲弾筒から発射された弾を素手かつノーバウンドでキャッチできるか?ということです。日本プロ野球選手の打球速度が160km(44m/s)、ソーサが180km(50m/s)です。距離や弾丸形状により落下地点での速度は変わりますが、ソーサの打球より2倍速くて3.6倍重い鉄の塊を素手で受け止められるか?という話で気合うんぬんでは無理でしょう。
    epitaph

  5. うん、それができるのは、きっと超人ですね。
    あるめ

  6. プロ球団で使用している迫撃砲型キャッチャーフライ練習機の映像を見たことがあります。
    30mだか50mだか忘れましたが、ある特定の高度を超えるとプロの捕手でもキャッチできないとの説明で、実際にその機械で練習していたプロ捕手も、特定高度を超えると、全員がキャッチ不能でした。
    SAW


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