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1341 よく「核爆弾並みの威力がある」といわれている燃料気化爆弾ですが実際の威力はどれぐらいのものなんでしょうか?間違いとはいえこれだけ広く広まっている(ところでこれはやっぱり日本だけの間違いなんでしょうか?)と言う事はそれなりの威力があると思うのですが、、、
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  1. 私も詳しくは知りませんが、小林源文著の「VIETNAMWAR」によると、

    燃料気化爆弾あるいはエアゾール爆弾は、エアゾールと空気の化学反応で瞬間的に爆発的な破壊力をもたらす。化学反応には大量の空気が必要であり、瞬間的に周囲の空気を燃焼させてしまう。このため地上では一時的に酸素が失われ、結果として地下トンネルに潜むベトコンまでも窒息させる。 
    とあります。

    また,
    気化爆弾は放射能のない超小型核兵器と言われ、EMP(電磁ノイズ)効果や衝撃波、爆圧などすさまじい威力をもっている。2600ポンドの気化爆弾をTNT爆薬に換算すると10000ポンド相当の威力がある。
    となっています。
    BN-2

  2. 女川原発でも
    小型の気化爆弾が・・・
    ななし

  3. まず爆心点からの距離による威力の減衰について考える必要があります。

    通常、爆弾の威力は爆心点からの距離の3乗に反比例して減衰します。

    しかし、気化爆弾の場合、威力の減衰が爆心点からの距離ではなく
    散布濃度によるため、広いエリアが爆心点と同じ爆圧に晒されることになります。
    (半径数十メートルが爆心になる、と考えていただければよいでしょう)
    敵の直上で使用するので、対象エリア内の敵は爆圧で押しつぶされることに なります。

    いくらなんでも核爆弾並と言うのは持ち上げ過ぎではないかと思いますが…。
    戦術核のように完全な面制圧が可能、(クラスターだと点の集合)
    と言う点では使い勝手はよいと思います。
    (同じエリア兵器でもナパームだと砂漠では使いにくい)


  4. 気化爆弾に使われる燃料はガソリンやプロパンなどの
    揮発性燃料だと思いますが、ガソリンの場合、単位重
    量あたりの熱カロリーが高く、その比はTNT爆薬の5倍
    以上です。TNT爆薬は燃焼速度がたいへん速く爆轟を
    起こすために爆薬として有名ですが、燃焼効率の面で
    はあまりたくさんのエネルギーは放出しないのです。
    また気化爆弾は酸化剤として空気中の酸素を使用しま
    すから、酸化剤は現地調達であり、その分還元剤であ
    る燃料をいっぱい詰めることが可能となります。その
    結果、同一重量のTNT爆弾に比べ、10倍のエネルギー
    を放出するのです。つまり6トンの燃料気化爆弾は
    TNT爆薬60トン分のエネルギーを放出することになり
    ます。これが通常兵器を上回る破壊力と称される所以
    と思われますが、言ってみれば単なるガス爆発ですの
    で、爆心点での衝撃波は少なく、装甲車や戦車を真っ
    二つにできるかは疑問です。建物や通常の地下構造物
    に対しては、広範囲にわたる風圧により圧壊が可能で
    す。
    匿名希望

  5. 核兵器は威力がTNT換算で単位がキロトンあるいはメガトンレベル。FAEはトン単位。キロトンで単位が1000倍、メガトンで100万倍違います。核兵器は、現在の技術では、核分裂反応が点火に必須となり、その反応はこれ以上小さくできない臨界量が存在するので、普通に考えて10キロトンぐらいが最低の威力だと思います。もしかしたら特殊な核兵器でもっと小さい爆発力のものがあるかもしれませんが、実用化しているものを私は知りません。
    Aluminium

  6. 上げ足とるようでなんなんですが米ソ冷戦中に米国が開発した小型核兵器
    の核ロケット砲の砲弾の破壊力は1キロトン以下だったと思います。
    完全な戦術核用に米国が開発したようですがいくら小威力とはいえ
    フォールアウトを引き起こすようなものをバスバス撃たれてはかないません
    なぁ(苦笑)
    幻雲


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