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1412 陸軍第九技術研究所では「怪力線」とかいう変な兵器が開発されていた
と同僚から聞き及んだのですかコレはいったいなんなのですか?
ぬらりひょん

  1.  陸軍登戸研究所(陸軍兵器行政本部第9技術研究所)で行われていた電波兵器の研究のことですかね。
     これの『怪力線』の正体はマイクロ波です。

     同研究所の第1科において、パラボラアンテナから高周波マイクロウェーブを直接照射して目標を破壊(焼却?)する電波兵器(要は電子レンジのお化けみたいなもの)の研究が『く号研究』の名称で行われました。B29に対する迎撃兵器の開発を目指し、昭和13年から真空管発振子の開発が始まり、終戦直前には1000MHz級試作機が完成したが、その実験設備の製造途中で終戦となり研究は中止、研究資料は破棄されたということです。
     詳細は下のURLをどうぞ。

    ・http://homepage1.nifty.com/30-06/kiriu/colum05.html

     陸軍登戸研究所は、謀略・諜報を指揮する参謀本部第2部第8課に直結し、秘密戦用資材(諜報器材から通貨偽造、暗殺用毒物に至るまで)の研究開発を行う機関で、陸軍中野学校や特務機関と関係がありました。また、電波器材(電波兵器の研究もこれの延長線)や生物・化学兵器等の特殊武器の研究も行っており、陸軍習志野学校や関東軍第731部隊等と関係があったとされます。有名な風船爆弾も同研究所で開発されました。
     戦前日本の暗部に関わってきた組織として、その実像は今も謎のベールに包まれています。
    ブラック・タロン


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