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1485 H-IIAロケットの固体ロケットブースター(SRB-A)やM-Vロケットには
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のロケット・モーター・ケースが
採用されているらしいのですが、軍事用のミサイルやロケット弾でも
これを採用しているものがあるのでしょうか。ご教授下さい。
AP1

  1. ロケット・モーターのケースをFRP(この場合繊維強化プラスチック一般でカーボン繊維とは限らない)で製作する技術は、
    もともとが軍事に応用されていた技術です。
    1962年に実用化したポラリスA2SLBMの第2段のケースがグラスファイバー補強プラスチックだったそうで、
    これが一番初期の応用例かもしれません。

    便利少尉

  2. google等で”missile composite”で検索すると結構ひっかかりますよ。
    一例↓
    http://www.atk.com/composites/default_propuls_struc.htm
    ATK社のHP
    jas1

  3. 皆さん、ご教授ありがとうございました。一般的なものなのですね。
    3研でもやってると聞いたのですが、何方かご存知ありません?
    AP1

  4. 三研ですね。これはなかなか回答が来ないのでは?
    技報に出ているような話題で言えば、やってます。「いろいろ」なモーターのノズルとして。
    またノズル以外にも「あんなこと」や「こんなこと」にも研究しているようですが、
    きっとこれ以上詳細にお答えがあるとは思えません。
    三研以外でもNALやNASDAでも研究してますよ。(あ、基がH-IIの話でしたね)
    例えばSCRAMのガッタとか、燃焼器とかのCFRP化などなど。この辺から類推して妄想を膨らませるほか無いと思います。

    Square

  5. >Square様

    ご教示ありがとうございます。
    制式には三ですよね。TRDIのホームページまでも第3研究所となってたので、
    横着して算用数字を使ってしまいました。(^^;;
    立川へはUS-1A改の関連なんかで随分と通いました。立川バスが懐かしい。。
    (バス代けちって歩いて行くこともありましたが)

    この質問をしたのはLOVA性の向上等を目的としたモーターケースのCFRP化が
    進んでいるか知りたかったからなのですが、大型ロケットや携帯型ミサイルでは
    かなり以前から、複合材で製造されているみたいですね。勉強になりました。
    AP1

  6. AP1さま>
    これは釈迦に説法、失礼いたしました。
    私はO梅の在なのでいつも電車代けちってチャリで通ってました。
    かなり目立つので守衛所では顔パスに近かったです(^^;)
    千歳はチャリで通えないので行った事が無いですが(爆)

    CFRPのアブレーションがうんたらとか耐環境性とかをやってました。
    圧力容器としては良いのかも知れませんね。複雑な形状が作れないのが問題でしょう。
    少なくとも三研の奥の方では確かに見かけましたとだけ。

    Square


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