まず一般的な話ですが、初速に与える影響が大きいのは弾頭形状(ＦＭＪ,ＨＰなど)の違いではなく、弾頭重量と発射薬の量や燃焼速度です。
　９ｍｍｘ１９弾といっても規格が厳密に決められているわけではありません。多くの弾薬メーカーから様々な種類(弾頭、初速)のものが販売されてます。ですから同じＦＭＪ弾頭であっても威力にはかなりの違いがあります。
　また貫通力を高めた弾頭についてはタングステンの弾頭にテフロンコートを施したＫＴＷや、フランスのＴＨＶなる弾薬があります。(ＴＨＶは弾頭だけの威力ではなく、弾薬トータルとしての威力です。)

ここなど参考にして下さい。
http://www.special-warfare.net/data_base/201_guns/cart_01.html
トップページはこちら。
http://www.special-warfare.net/index1.html
epitaph

私みたいに純情可憐な少年にとっては、うっひょーの世界でした。
ありがとうございます。

まるき

むしろ自衛隊では、9ミリけん銃にわざわざフルメタルジャケット・フラットノーズ
9×19を使っておりましたな。警察はどうなのだろうか・・・
strafe

＞３
　自衛隊も一応軍事組織である以上、FMJでない弾頭を小火器弾薬に使用することはできません。
　日本の警察で使用される拳銃の執行実包はRN-FMJと聞いています。
ブラック・タロン

１．＞１．タングステンの弾頭にテフロンコートを施したＫＴＷや、フランスのＴＨＶ
　　ＫＴＷもＴＨＶも、一般に、弾頭材質は”プラス・ソリッド（真鍮無垢）”と言われていますが、
　　私は、あれらは　カッパ―アルミ・ソリッド（アルミ青銅無垢）であると認識しています。
　　ライフリングを痛めるのが心配。

２．＞３．フラットノーズ　9×19
　　当初の次Ａ隊９ｍｍ弾−−旭○機さんが、それなりの理由で、あの様な形状にしたとの、ウワサ。
　　それなりの理由：　米国陸軍のとある研究結果を真似したとか！→けん銃弾の様な比較的短胴（断面荷重小）の
　　弾丸の命中精度を向上させる為には、
　　・弾丸の円錐部（蛋形部）を短くし円筒部を長くする。
　　・空力中心点を前方に、重心点を後方に位置させる。

　　よって、世界中の軍用弾には決して見られない”あの様なフラットノーズ”になったとさ！！
　　しかし、フラットノーズでは、自動けん銃・送弾時に、引っかかりを起こし易いので、
　　今では、先端が少しはラウンドした改良形弾頭になっているはずです。
　　でも、やっぱり　他国のＦＭＪラウンドノーズ軍用弾とは、異質な感じです。
　　以上　ウワサ話ですよ！！

３．変わったところでは、独国ゲコ・ブランド　ＢＡＴ弾（BLITZ AKTION TRAUMA）は、いかがですか。
　　ポルトガル語のＨＰですけれど！！
　　　http://www.geocities.com/tiropolicial/artigos/ammo/bat.html

　　＊要約＝効能書き
　　通し穴付き真鍮弾体＋プラの軽量高速弾（83 gr　 1.427 fps.）。
　　先端のプラスチックノーズが発射ガス圧で吹き飛び、ターゲット着弾時、先端の円形開口部が防弾チョッキを
　　パンチング効果で打ち抜き貫通後、通常のフォローポイント弾の様に、拡大変形・停弾する。　
　　プラスチックノーズ付属理由は、送弾時の引っかかり防止。

　　結局、良くばった物は失敗する。設計通りに拡大変形・停弾しにくい。
　　一時警察・公用に流行りそうでしたが、最近では、誇大広告扱いされている。

以上　蛇足でした。

軌跡の発動機？誉