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1651  陸上自衛隊が採用した9ミリ機関銃(名前があいまいなのでおぼえていませが・・)雑誌で読むかぎりあまり評判が良くないようですが、何故なんでしょう?参考になった銃を教えてください。
突撃部隊

  1. 9ミリ機関拳銃ですね。
    アレは小さいわりに連射速度が馬鹿みたいに速く、とてもコントロールできないだろう、といわれてます。実際どうなのかは知りません。
    元になったのはUZIやイングラムでしょう。
    きっど

  2. ●以下のURLが参考になると思います。
    http://www2.tokai.or.jp/shokokumin/9sm.htm
    ・9ミリ機関拳銃という名前だと思います。
    ・一般のSMGと拳銃の間みたいなものでしょうか?
    ・まず機関拳銃というモノ自体が使い道が限られすぎるのですが。
    ・ミネベアに仕事をさせるために作ったクソ銃という所でしょうか?
    ・納入価格は、H&K社のMP5Kの軍向け納入価格の二倍を越す。
    ●反動の大きさとコントロール性は、以下の要素が主です。
    ・全長、長ければ同重量でもマスから反動は減る。
     また銃身が短いと、乱暴に言えば装薬が反動だけになるムダになる。
    ・重量。UZIの3.8キロを代表として、オープンボルト動作のSMGは、 通常のサイズのものはすべて自動小銃と同提度の重さがあります。
     アレは2.8キロです。ベレッタM93Rという拳銃ベースのものははるか
     に軽いですが、コントロール性から3点バーストになっています。
    ・発射速度。発射速度を抑えたUZIは600発/分ですが、アレは1100発/
     分です。
    ●上のような面で全面的にかなり不利です。
    ●前部にちゃんとしたピストルグリップを装備しているのは実用上評価できる
    ●でもUZIピストルをコピーくさいんですが。
    ●フレームの大部分がスチールの削り出しは、高精度というよりAK47みた
     いです。コストがかかり重くなります。丈夫というメリットは薄いです。
    ●機関拳銃というより小型のSMGという感じだなあ
    ●大昔のモーゼルM712(二周り小さいが)半世紀昔のUZI(一回り大き いが)あたりと比べても、比較的に実用性に落ちるでしょう。
    ●政治的にライセンス生産でも製造を国産にしなければならないのなら
    ●運用上完全輸入は兵器として問題がある場合がありますが、こういったモノ
     でしたらコスト面で十二分にカバーできますが。
    ●というか実は国産しないと労組経由で後ろから左のほうからも圧力が。
    ●せめてMP5KかUZIシリーズあたりののライセンス生産にしろと思う。
    ●陸の日本独自兵器はどうしてこうもコストパフォーマンス極悪の自衛隊兵器
     の中でも、さらに最悪なのでしょうか?防衛庁と政府さん??
    鈴之字

  3. >●というか実は国産しないと労組経由で後ろから左のほうからも圧力が。
    ホンマかいな(−−;
    冗談なら冗談と明記しておかないと、あとで誤解が誤解を呼んで、ろくでもない事になりますぜ、旦那。
    まぐまぐマグロ

  4. 参考にしたのはマイクロUZIだと思います。
    ここで注意しなくちゃいけないのは、良く比較されるUZIやMP5とは運用が別物と考えてください。
    この代表的な2種類はどちらかと言うとSMGに分類されます。(MP:マシンピストルとネーミングにもあるけどSMGと言っていいと思います。)
    機関拳銃は、あくまで連発能力を持つ「拳銃」であり、軽く命中精度を上げるためにあのような形になったようです。
    「軽く」は、あまり軽すぎると反動で命中精度が落ちるので、ある程度の重さを与えるとともに、銃身先端に跳ね上がり防止装置(外観で銃身に見える物、実際の銃身はフォアグリップより後方で終わっています。)を付け、片手撃ちでも十分な命中精度を持たせているそうです。
    聞いた話(実際に射撃したことがある人から)では9mm拳銃よりも単射では命中する様です。
    フォアグリップは更なる命中精度の向上と連射時の押さえの様です。

    まあ、9mm機関拳銃に限らず「国産兵器に良いもの無し」と言うのが一般的な風潮ですので、やむをえないかと。
    はいどーも

  5. あれ?以外な程に当たりますけど?連射でさえもね(笑)
    まぁ、重いからってのも理由にあるんだけどね。

    とりあえず、あー言えばこーいうって感じの、とにかく国産モノは完全批判っつぅ馬鹿の一つ覚えな人には参るかもしんないな。ほんと。
    オマイサンがそう解説する根拠っつぅのは何処にあんの?って感じ。

    ま。一億総(知った気になっての)評論家気取り国家だからしゃーないんだけどさ。
    sorya

  6. 単射は、結構当たるという話、聞いたことあります。
    ただ連射は、大きくばらまいてしまうとも聞いています。
    (いずれも装備前の話ですが・・・・)
    発射速度が大きいのは、空自の要求で、ミネベアが遅く作った物をわざわざ上げさせたそうです。「瞬間交戦能力」(だったかな?)の向上が理由だとか。
    ミネベアが、充分空自に説明しきれなかったということでしょう。航空機の機関砲みたいに、個人携行火器の発射速度を上げることが、必ずしも良いことではないということを。
    ウリ

  7. この銃をミソクソにけなす前に拳銃弾を連発する銃器には2種類ある、と言うことを知っておかなければなりません。1にサブマシンガン、2にマシンピストル、と言う物があります。 そこら辺は何度も過去に詳しく解説されていますので検索を利用して自力で探してみてください。



    違いが分かりましたか? では、UZIやMP5、ベレッタM12と比べるのはお門違いも良いところだと言うことも分かりましたね? で、9mm機関けん銃は9mmけん銃の後継として開発された銃器です。と、言うことは9mmけん銃並みのサイズでそれ以上の威力を求められて開発された、と言うことも分かりますね?
    で、このサイズのクラスの銃となると・・・。
    ・イングラムM10,11
    弾種 ,38ACP(9×19),380ACP(9×17),45ACP(11,43×23) 
    重量 3050g 発射速度 1050発 引き出し式ストック、フォアグリップはストラップを用いる。

    ・マイクロ・UZI
    弾種 ,38ACP
    重量 1950g 発射速度 1400発 折り畳み式ストック、フォアグリップなし

    ・Vz61スコーピオン
    弾種 ,380ACP
    重量 1280g 発射速度  850発 折り畳み式ストック

    ・MP5K
    弾種 ,38ACP
    重量 2120g 発射速度  900発 フォアグリップ、オプションでストック付モデル有り

    この中でも、重量、性能ともに最も重いイングラムに酷似しています、そしてイングラムにはないフォアグリップを装備していて、射撃コントロール性に優れ、対費用効果的には決して良いとは言えませんが、プレスでパコパコ作ったイングラムより丈夫で重量増加によるコントロール力またまたUPで優れている、といえます。将校の護身用マシンピストルとしては値段を除いて合格点物ではないでしょうか?

    で、詰まるところこの銃はマイクロ・UZIにかなりデザインのヒントを得ていると“思います”
    スタイルなんかまんまですしね。

    >ミネベアが、充分空自に説明しきれなかったということでしょう
    企業はお客の要請に応えるのが仕事でしょう、それに従ったミネベアには一切の落ち度はないと思いますよ?

    >大昔のモーゼルM712(二周り小さいが)
    あれ、ストックつけるとグリップの親指付け根当たりがむちゃくちゃスペースとれなくて、3点ホールドしても連射すればまず銃口が跳ね上がりこけおどし意外には使えないそうですよ。 

    >せめてMP5KかUZIシリーズあたりののライセンス生産にしろと思う。
    日本の弾はへたれ玉で高飛車なMP5が素直に動くか相当疑問があるそうです、そしてUZIをライセンスしたら「何でそんな旧式銃を〜」って人がでてくるから結局批判は起こるでしょうね。



    紅葉饅頭

  8. >●でもUZIピストルをコピーくさいんですが。

     実銃を両方ともかまって見た人の意見ですが、それは外見から来るただの思い込みに過ぎないんだそうです。
     そもそもUZIピストルをコピーしたんならもっとグリップの形状やら重さやらが変わってくるはずなのにそうで無いんだし、との話。

     その人に言わせれば、不必要に精巧(と言うか工芸品?)に近いんだそうですが、だからと言って、UZIピストルと比べてクソ銃などと言う誹謗をするほどの事では無いとの事です。
    ooi

  9. >ミネベアが、充分空自に説明しきれなかったということでしょう
    企業はお客の要請に応えるのが仕事でしょう、それに従ったミネベアには一切の落ち度はないと思いますよ?

    たしかにそうですね。企業から官へ運用も含めて提案するのは、いろいろあるようですし。
    ただ、陸戦のプロではない空自が不適当な提案をしてきたら、別の提案をしても良いのではとも思います。
    (きっとしたんだと思いますけどね。仕様を後から変えるのって難しいのでしょうか?)
    うり

  10.  9mm機関拳銃は、超乱暴な言い方をすれば、フル・オートで人体正面程度のターゲットに全弾当たってダメージを与えられればそれでよし!的な用途に特化した銃です。
     まぁ銃そのものは独創性に乏しいデザイン&所々?な部分があると言わざるを得ませんが、【指揮官用の拳銃の後継でより火力を高めたもの】という点ではそれなりにものになっていると思います。
     ちなみに、9mm機関拳銃のレシーバーの材質はスチールではありません。アルミ系だそうです。

     今後、陸自が対テロ・コマンド戦闘に力を入れていく過程で、それに適したサブマシンガン等の装備の必要性が問われることになるでしょう(9mm機関拳銃がこの用途に適さない・・・つーか当初から想定していない銃であることは言わずもがな)。どんな製品が選択されるかは今後の議論待ちですが、ただ一つ言えるのは『どんな銃にも完全無欠はないのだから、結局はその軍隊がその銃で何をしたいかによって決まる』ということです。
    ブラック・タロン

  11. >将校の護身用マシンピストルとしては値段を除いて合格点物ではないでしょうか?

    将校の護身用マシンピストルなる兵器の有用性にそもそも疑問がありますが…


    (N)

  12. 9mm機関けん銃に関しては、国内専門2誌においても、実射まで含んだ まともなレポートがされておらず、
    情報不足な結果、ガンマニアの見た目批判(写真だけでの)だけが日本中に伝染しています。

    総合的には、>8.紅葉饅頭さん >10.ブラック・タロンさん のお話が、的を得ていると思います。
    9mm機関けん銃はマシンピストルであり、9mmけん銃P220の後継&火力強化型 と考えるべき銃でしょう。


    >10. レシーバーの材質はスチールではありません。アルミ系だそうです。

     世の中のサブマシンガンやマシンピストルで、本体機関部がアルミで製作されている物は、そう有りません。
     その点では、9mm機関けん銃は本体機関部とグリップメカ部の上下ともアルミ製とし適度な軽量化している事は、
     やや評価出来ます。(耐久性がちゃんと有れば!)

    >1.元になったのはUZIやイングラムでしょう。 >2.●でもUZIピストルをコピーくさいんですが。
    >4.>7.参考にしたのはマイクロUZIだと思います。

    私は、”MINI UZI”のコピーではないかと考えますし、イングラムも大いに参考にされたかと思います。
    UZIピストル(マイクロUZI)とは、大きさが違いすぎます。 9mm機関けん銃は以外に大きい銃です。
    フィールドストリッピング(野戦分解!!)の方法・部品構成も、UZI系と同じ様です。

    重量や命中精度に関しては、サブマシンガン的な物は、弾倉フルロード時と空(残弾少)の時の状態とを、
    よく見極めなければなりません。 
    残弾数により、重量バランス(銃重心)が変化しますので、跳起角UP→命中点UPなりがちですが、
    9mm機関けん銃(MINI UZIのコピー)は弾倉取り付け位置が銃の中心に備わり、その点は影響少・GOODでしょう。
    もっとも、1100発/分のフルオートで射撃したら、それどころではないでしょうが、
    フォアグリップ&マズルブレーキ(消炎器兼用)で対処していますね。 う〜ん 3、4発バーストメカが欲しいです。
    これは、このメカの要求をしなかった、次A隊・陸爆か空爆の開発関係部署の失策でしょう。
    いやいや、弾をバラマクのがこの銃の仕事だから、バーストメカは不要と考えたのでしょうか!?

    最後に、
    >11.将校の護身用マシンピストル〜〜
    各国軍隊の運用思想の相異といえますね。下級将校として、最前線の戦闘指揮する場合、ピストル1丁では心許ないでしょう。
    まともなアサルトライフル(カービン)か、サブマシンガンを持っていたいでしょう。 
    その辺は、PKO部隊参加の将校さん達が1番感じたのではないでしようか!!

    軌跡の発動機?誉

  13. 湧き上がる疑問
    >発射速度が大きいのは、空自の要求で、ミネベアが遅く作った物をわざわざ上げさ>せたそうです。「瞬間交戦能力」(だったかな?)の向上が理由だとか。
    装備年鑑かなんかで海Jの9mm機関けん銃(銃の刻印はこうなっていたように記憶)が650発毎分になっていたのは、このあたりに理由があるのでしょうか。

    >11.将校の護身用マシンピストル〜〜
    >各国軍隊の運用思想の相異といえますね。
    通常は、アサルトカービン化に進む国が多いようですが、日本は機関けん銃にを採用してしまいした。
    以前は邦人救出航空機搭乗員の武装は拳銃に限定されていたように記憶してますが、空Jが機関けん銃に魅力を感じたのは、このあたりが関係しているのでしょうか。
    そして、陸Jが機関けん銃にあまり魅力を感じてない(13挺しか要求しなかった年もある。)ように見えることがあるのも、陸戦のプロからみて魅力に乏しいということなのでしょうか。

    余談
    以前に、国会でも機関けん銃の費用対効果比の低さが問題になったことがあったそうですが、質問者の答弁者も9mmけん銃と9mm機関けん銃の違いを理解してないレベルだったために完全に話がすれ違っていたそうです。

    AR−10を日本の銃刀法に合わせて改造したものが、国内の銃砲店で、45万円程度で個人購入できたように記憶しています。
    その後にさらに値引きをしてるような話を聞いています。
    用途やコンセプトが違うので単純な比較はできませんが、改造費や通常は1挺購入
    (個人購入なので)であることを考えると、機関けん銃の費用対効果比が高いようには思えないと言わざるおえません。

    SAW

  14. 訂正
    質問者も答弁者も・・・・の違いを理解していなかった。
    ですね。
    SAW

  15. >各国軍隊の運用思想の相異といえますね。下級将校として、最前線の戦闘指揮す
    >る場合、ピストル1丁では心許ないでしょう。

    最前線で戦闘指揮をする下級将校(例えば小隊長など)アサルト・ライフル(カービン)を装備しているものでしょう(含陸上自衛隊)
    (N)

  16. 湧き上がる疑問(追加)
    陸Jが当初70挺ほど要求した時には予算を1挺あたりで割ると40万円を超えて
    89式小銃よりも高かったように記憶してます。
    しかし最近は、30万円台前半(89式よりも少しは安くなったのかな)になったようです。
    たしか陸Jは最大でも年間100挺しか要求していなかったように記憶してます、海空Jを合わせてもそれほどの装備数ではないように思いますので「量産効果」で安くなったようには思えないのですが、予算の1挺たりの単価が安くなった理由はなんなのでしょうか。
    あるいは、国会で問題になったりとか同じ国産の89式小銃よりも高価であるのは問題とかいう理由があるのでしょうか。

    余談
    機関けん銃は空J主導で導入されたという話を聞いたことがあります。

    MP5KでなくわざとMP5と比較して「小型で携帯性良好」ということにして採用したという噂を聞いたことがあります。

    前者は、カキコされた方の話の内容やサイトの状況等からそれなりの確度ではないかと思いましたが、後者の方はまったく真偽は不明です。
    SAW

  17. 9mm機関けん銃は9mmけん銃の後継の一つですが、M3A1グリースガンの後継はどうなったのでしょう?
    507

  18. >16
    通常、製造請負契約における加工工数の査定には習熟度曲線(LC)というものが
    用いられます。
    例えばLC90の場合初期工数が100時間の場合、累計100号機目では約60時間程
    に下がります。
    加工工数に製造レートを掛けたものが加工費になります。
    年度調達数が少なくても累計製造数が多くなれば、加工工数は確実に
    逓減されますので、価格低下の要因となり得ます。
    後は円高で材料費が下がるとか、レートや総経費率が下がるとか、
    取得改革で仕様を見直したりとか色んな要因が考えられます。
    AP-1

  19. ご教示ありがとうございます。

    89式小銃の場合は、それほど影響が出てないような記憶があります。
    またもや疑問が(笑)
    SAW

  20. >17 90式戦車の砲手及び操縦手は89式小銃折畳み銃床タイプです。
    使い放題モバイラー

  21. >13.発射速度が大きいのは、空自の要求で、〜〜海Jの9mm機関けん銃〜650発毎分〜

    それも、変な噂の伝染病でしょう。  あのサイズでは、ディレート装置を組み込まない限り、1000発/分の
    発射速度に自然になりますし、現状は、ディレート装置を組こんだ 650発/分タイプが存在するとも思えません。

    >13.>15.下級将校(例えば小隊長など)アサルト・ライフル(カービン)を装備している〜(含陸上自衛隊)
    >20.90式戦車の砲手及び操縦手は89式小銃折畳み銃床タイプです。

    だから、陸さんは、これにあまり興味を持たない様で、陸さんの調達数も少ない理由でしょうね。
    それに反し、空と海が、将校護身用に興味をもった(9mmけん銃P220の後継&火力強化型)という事でしょう。

    >18.習熟度曲線(LC)
    そういう LC契約は、航空機及び航空機装備品の収得事例に多く、陸戦物や海戦物は、
    単価固定方式の”確定契約”で収得する事例が多いですね。(その都度、価格下げ交渉・かけ引き 有り)
    さあて、9mm機関けん銃は、どちらなのでしようか??

    〜?誉

  22. > 国会でも機関けん銃の費用対効果比の低さが問題になったことがあったそうですが

    (以下抜粋)
    2001/03/02(151回)衆・予算委員会第一分科会
    ○首藤(信彦、民主)分科員:(前略)九ミリ機関けん銃、いわゆる九ミリけん銃と言われるものですけれども、それの世界における流通価格というのはお幾らでしょうか。長官、お答え願いたいと思います。
    ○斉藤(斗志二)国務大臣(防衛庁長官):これは来年度予算ということでございますが、新たな体制に向けて師団等について逐次改編しているところでございまして、御指摘の九ミリ機関けん銃につきましては、改編に伴い必要となる数量を逐次整備しているところでございます。
     それで、その価格の件でございますが、私ども防衛庁といたしましても、調達改革等により価格の抑制に努力しているところでございまして、七十丁の整備を行った平成十一年度の平均調達価格が四十三万八千円でありましたのに対しまして、十三丁を整備する平成十三年度の予算案では、平均調達価格は三十一万二千円まで抑制してきておりまして、今後とも一層の経費抑制に努めてまいりたいと思っています。
    ○首藤分科員:私の質問はそうではなくて、現在、自衛隊が持っている九ミリけん銃というものは、SIGザウアーというところのスイスの製品のライセンス製だと言われております。SIGザウアーの市場価格は大体幾らぐらいだと御存じでしょうか。
    ○石破(茂、防衛)副長官:御指摘ではございますが、この機関けん銃とSIGザウアーというのは、多分用途が違うのだろうと思っております。したがいまして、それを比較すること自体の意味というのを、私としては、はかりかねておるところでございます。
     つまり、この機関けん銃は幾ら撃てるかというと、一遍に撃てるわけですね、たくさんの銃弾が撃てる。しかしながら、SIGザウアーというのは五発ぐらいしか撃てないわけでございます。ただ、SIGザウアーを御指摘でございますので調べてみましたが、価格は約四十四万円というふうに了知をしておるところでございます。機関けん銃につきましては、先ほど大臣から答弁をいたしましたとおり、約三十万円強というものでやっておるところでございます。
    ○首藤分科員:それでは、石破副長官にその結果を公表していただいて、その探された資料というものが一体どういうものかを、公開の場で、後ほどまた討議させていただきたいと思います。
     九ミリけん銃、SIGザウアー、この軍用けん銃は決して四発とか五発とかを撃つものではなく、SIGザウアーのけん銃というのは、昔から多数の銃弾が撃てるようなけん銃ということになっております。そして、これの市場価格というのは、平均して大体五万円程度であるということが流通価格として認知されているわけです。それに対して、日本の九ミリけん銃というのは三十万円を超える価格になっている。(以下略)
    Schump

  23. 21>そういう LC契約は、航空機及び航空機装備品の収得事例に多く、陸戦物や海戦物は、

    すいません、自分の業界がこういう査定のやり方だったんで他も同じかと
    すっかり誤認してしまいました。。。。今度聞いてみます。
    機関けん銃にはなぜか縁があり、空自で実用試験中に実物を目前で見たことが
    あります。実用試験は陸空合同だったそうです。
    空自の予算要求ではPKO任務等に従事する輸送機のパイロットやロードマスターの
    自衛用ということで要求されてます。開発を纏め上げた官側の担当者も空自の
    方でしたし、空自主導だったというのは間違いないと思います。
    AP-1

  24. 訂正
    >装備年鑑かなんかで海Jの9mm機関けん銃(銃の刻印はこうなっていたように記>憶)が650発毎分になっていたのは、このあたりに理由があるのでしょうか。
    訂正
    朝雲新聞社刊行のJ隊装備年鑑では、P16の陸J機関拳銃の項では約1100発毎分、P453(だったと思う)の空J機関拳銃の項では650発毎分以上ということになってました。(「以上」だから両者相違ないという考えもできるかもしれませんが)
    なんだかますます疑問が。
    朝雲新聞社も変な噂の伝染病に感染してるのでしょうか。(笑)

    与太話
    唯一、私が目撃した公務中の空J官が機関拳銃を携帯してる写真は、某基地ゲートの警衛でしたが、幹部のようには見えませんでした。(笑)

    尚、ペトリ基地内で撮影されたと思われるC誌の写真に、機関拳銃をもって登場した空J迷彩を着た人物達は、ネームプレート無し。階級章無し。全員全写真引き金に指を掛けた状態。などという「謎の戦闘員」なので幹部はおろか空J隊員とも断定できませんでした。(笑)

    与太話終了と疑問
    C誌の記事でもH12年度までで空Jの調達数は70挺ということでしたが
    海空Jの調達数は現在までどの位なんでしょうかね。
    とても量産してるという感じもしないんですが。
    ひょっとしたら上記の「謎の戦闘員」もメーカーの社員がサンプルをもって手近のペトリ基地まで取材班に同行したのでは、というかそうでもしないと撮影できない程度にしか配備されていないのはないかという疑問が。
    (記事でのうたい文句ではペトリの操作員が邪魔にならずに携帯できるというのがウリだったんですが。)

    お礼と感想
    >空自の予算要求ではPKO任務等に従事する輸送機のパイロットやロードマスターの
    >自衛用ということで要求されてます。開発を纏め上げた官側の担当者も空自の
    >方でしたし、空自主導だったというのは間違いないと思います。
    やはりそうでしたか。
    ご教示ありがとうございます。
    手元に資料がないのですが、邦人救出輸送機搭乗員の武器が拳銃に限定されていたように記憶してますが、このあたりが関係してるのでしょうか。
    その後に携帯する武器の範囲を広げるように法改正をするように聞いてましたが、
    法改正はどうなったのでしょうね。
    いずれにしても上記のような「特殊事情」が採用の理由であるとすれば、調達数が少なく、特に陸Jが冷淡なのも納得できるような気がいたします。
    拳銃では搭乗員等の生命が防護できずに、機関拳銃のおかげで邦人や搭乗員が助かるような事態が生起したら多少のコスト高も「モトが取れた」ということになるのでしょうか。

    SAW

  25. 本体はジュラルミンの削り出しで作られている、とどこかで聞きましたが、いろいろな意見がでているのでよくわかりません。

    >紅葉饅頭さん
    ささいなことですが、9mmパラベラムを38ACPと表記するのはちょっと違う気がします。ACPはあくまで、Automatic Colt Pistolの略ですから・・・。
    間違えてたらごめんなさい。
    モーグ

  26. >モーグさん
    やってしまいました(汗 拳銃弾には無意識に,○○ACPと付けてしまう癖が・・・。
    紅葉饅頭


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