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1775 いわゆる小銃(64式、M-16、AK-47、etc...)で、20〜30メートルほど先の標的に対し引き金を引きっぱなしにすると、何発中何発くらい命中させられるものなんでしょうか?最初の数発は当たるとしても、実際の反動ってどれくらいのモノなんでしょう?
ゆま

  1. 標的のサイズは? 何発中何発って、基準をどこに置けばいいのですか? どのような姿勢で射撃する?(がっちり銃を物で固定して理想的な命中率の情報が得たいのか、実践的に伏せて撃つのか、それとも立って撃つのか)

    この質問にはそれらの状況に関する話がどこにも出ていません。これじゃあちょっと答えられないのではないでしょうか、情報についてもうちょっと詳細に書き込まれることをお勧めします。

    ゴミ:日本人で傭兵をしている高部正樹さんによれば、AKMの連射の反動はすさまじく、めったなことでは連射はしない。するときはがっしりと腰で構え左手はグリップを上から押し込むようにホールドする。またあるとき新兵が恐怖に駆られてひざ立ちの不安定な体勢で連射したところその新兵は反動で体がのけぞり隣にいた兵士を射殺した、そうです。AKの反動はなかなかすごいようです。
    紅葉饅頭

  2. う゛、すいませんっ…
    立ち撃ちの小銃は抱えこんで腰で保持、足のスタンスは踏ん張れるようにしっかりと。弾倉が空になるまで引き金引きっぱなし。人間サイズの的(小さめのドアくらい?)に当てるつもりで。

    銃器もそれぞれ集弾性に差があるんでしょうけど、人間が頑張って暴れる銃を保持し続けて、どれほど弾がバラけるのか知りたかったもので。

    (むぅ、やっぱり反動ってスゴそうですね。連射は当てる、じゃなくてとにかく撃つ、なのか)
    ゆま

  3.  一般論になってしまいますが、立射だろうが伏射だろうが、フル・オート射撃ではどうやったって銃口が暴れますから、セミ・オートでの連射に比べれば集弾性は遙かに悪くなります。要は銃本体の特性(銃身の精度や機関部の構造、付属品等)や使用する弾薬(小口径高速弾か大口径重量弾、装薬量等)、射撃姿勢等といった条件によってその程度が変わってくるわけです。

     少々乱暴な総論になりますが、基本的にアサルト・ライフル類のフル・オートでの集弾性は『ある程度の距離から撃って人体大のターゲットに全弾あるいは数発入ればオッケー』程度と考えて差し支えないかと・・・

     ちなみに反動ですが、一昔前のNATO標準弾であった7.62mmX51弾の反動は『肩を蹴られるような感じ』と表現されたりします。7.62mmX51弾を使用する欧米のアサルト・ライフル(FAL、G3、M14等)は、反動が強いためにフル・オートでは銃口が暴れすぎてまともに当てられないという共通した課題を抱えており、対策としてライフルからフル・オート機能を排除したり(イギリス等)、装薬を減らした減装弾を使用する(日本、スペイン等)国も少なからずありました。
     1で書かれている旧ソ連のAK47やAKMはNATO弾より短い7.62mmX39弾で、反動が強いのは同じですが弾が短い分NATO弾よりはフル・オートでも撃ちやすかったようです。
    ブラック・タロン

  4. J隊では3発程度のバースト射撃をするように訓練してる
    ようですし、3発バースト機構を組み込んだ小銃も多数
    あるというのも参考になるのでは。

    質問の射撃方法では、まったく当たらないという
    可能性もあるような気がします。
    やや下目を狙い、弾着の土煙を見ながら修正すると
    弾幕の一部が命中すれば良いほうで、制圧射撃に
    しか役立たない場合もあるかと。
    GUN誌では欧州NATO国では7.62mmNATO弾使用の小銃
    ではフルオートでの命中は望めないとして、敵の
    直前で質問の射撃方法でしかフルオート射撃を
    してなかったとか書いてあったような記憶が。
    (この場合も引き金ハたぶんバースト射撃でしょうが。)
    SAW

  5. 私の少ない経験ですが、失礼します。
    海外でAKM(7.62ミリ)の木製ストック版を撃ったことがあります。ロシア製で、銃口が斜めカットされたやつね。
    撃つと、反動キツいし、ハネ上がりも多く、同じ的を狙うのすら大変でした。斜め銃口なのに、、、。

    フルオートを試すと、ずいぶん連射速度が遅い。でも、ちょうどハネ上がった頂点でドン!。だから、銃は次々に上を向いてしまいます。弾はもう2発目から空へ、、、て感じ。ガッチリ構えたのになぁ。

    でも、とりあえずは私のようなドシロウトでも、前方に向かって撃つのは、簡単でした。ただ「当てる」のは難物でしょう。
    う〜ん。確かに名銃なんでしょうけど、、、好き好んで使う銃じゃないと思いました。仕方なく使うって感じ。まぁ、使われ方を見ればその通りですよね。(貧乏戦線ばっかし)
    馬骨

  6. 随分前の別冊GUNでは7ヤードからのフルオートヒップシューティング(トリガー引き放し)でAKMが30発中27発、M−16A2が30発全弾命中
    の結果をマンターゲットに対して得たそうです。

    上記のような状況だと7ヤードくらいからしか実験できなかった。?
    SAW

  7. AKは判らないけど、64式や89式、M16でフル弾倉だったら7割ぐらい当ると思う。
    ドアの大きさだったら。
    腰射ちだと、最初下部ねらいの弾着誘導になるけど、最初から命中すれば、ほぼ全弾命中する。

    ちなみに、M3グリースガンで、25Mの距離の人型的(ひざから上ぐらいの人型)に25発の連続射撃したことあるけど、その時は5発しか当りませんでした。
    はいどーも

  8. >7.のレスに続けて余談いろいろ。

    各氏のお話ごもっともでありますが、連射時の銃口跳起は際限なく(例えば真上90度まで)続くわけでは有りません。
    ”良く出来た” アサルトライフル(機関小銃含む)なら、フル連射しながらでも銃口跳起は、ある角度で収まり、
    その後は弾着をコントロール可能です。
    しかし、通常の箱弾倉20〜30発程度の弾数では跳起が収まり切れない内に、撃ち終わりやすいものです。
    例えばH&K21の様なアサルトライフル生まれのベルト給弾の銃が有りますね。
    フル連射50〜100発撃つ状態と仮定した場合、射撃後半は弾着をコントロール可能と考えます。 ミニミも可能かな!
    短機関銃 ”トミーガン(トンプソン)で弾痕文字を描く”という話も、あながちデタラメな話ではありません。


    ”良く出来た” と言うのは、銃床、銃把の寸法形状の良し悪しは当然ながら、銃全体重量及び、
    遊底(ボルト)重量が軽過ぎず重過ぎず、射撃反動に対してバランス良く出来上がっている物の事であり、
    以上の件に関して極東某国の新・旧小銃はやっと及第点の様です。
    もっとも、小銃という物は元々単射時の命中精度を主眼としていますし、バーストメカ付きなので、
    あれで宜しいんでしょう。

    ちなみに、極東某国新小銃の命中精度要求値は制式要綱によると、下記の通りでしたね。←最近開けなくなったのかな?

     射距離300mにおいて

      (1) 単 射 方向及び高低標準偏差19cm以下。
      (2) 連 射 6発連射が高さ2m幅2mの範囲内に集束。


    以上 勝手な余談でした。
    軌跡の発動機?誉

  9. なるほど…。
    なんとなくイメージ掴むことができました。
    多々の解答、ありがとございまし!>ALL
    ゆま

  10. たまたま機会がありましたのでご参考まで。89式に限っていえば土嚢の上に左手で押さえつける様な伏せ撃ちで30発弾倉を全自動で射撃したら全弾が人型標的に命中しました。射撃距離は約100メートルと近距離でしたが。国産小銃は外国製と比較されて馬鹿にされがちですが特殊な訓練を一切受けていない私でも楽々撃てました。国産小銃もなかなか捨てたもんじゃないです。コントロールの容易さは弾薬とマズルブレーキのおかげでもありますが・・・。制限点射に切り替えても半自動射撃が容易に出来る程、引き金のキレは良好です。感覚的にはどちらかと言えばG3シリーズに非常に近いです。しかし半自動射撃に限定すると現用米国自動小銃の方が撃ちやすかったです。同じく約100メートルで空き缶大の石ころにオフハンドでころころ当たりましたので。どんな小銃でも大差無いと思いますが全自動射撃を連続で続けるとハンドガードの隙間から恐ろしく熱い熱気が左手を襲うので現役隊員の方々はご注意下さい。また、間髪入れずに全自動で撃ち続けていると突然、廃莢口から青白い炎がバックファイヤーしました。原因は不明ですが機能、操作には何の影響もありません。何らかのオイルが燃焼したか?

    えすおーえふ


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