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1789 ちょっと趣旨が違うかもしれませんが・・・。
現在発売されているガスガンのなかで、もっとも実銃に近い(リアルな)デザインのものは何でしょうか?
また、ブローバックガスガンでもっとも衝撃の大きなものは何でしょうか?
教えてください。
ちゃなこ

  1. そもそもリアルとは何を持ってリアルと言うのでしょうか。
    刻印、重量、触った感触、アウトラインとしての形状、構造、色味、多くの要素があり、全てを兼ね備えたトイガンは存在しません。どれを優先するかで自ずとどれをリアルとするかが決定します。

    二番目の質問ですが、衝撃とは撃ったBB弾が標的にあたえる衝撃でしょうか。それとも作動の衝撃でしょうか。
    後者と仮定して回答しますが、誰も計測していないので不確かです。スライドが重く、ガス放出量が多いものほど作動の衝撃は強くなります。リコイルスプリングの強さも関係しますが、これは作動に合わせているので無視していいでしょう。拳銃ではマグナ・ブローバックを用いたHW樹脂製のもので、マガジンが大きいものの反動が強い傾向にあります。
    町田

  2. ご丁寧な解説、ありがとうございます。
    そうですね。私の理解不足でした。
    優先したいのは重量と形状、構造などでしょうか。

    ちゃなこ

  3.  少なくとも外観的リアルさにおいては、日本のトイガンはかなりのレベルに達しているのではないかと思います。ハリウッド映画でもエキストラが持つ発砲しないプロップ用に日本製のトイガンを揃えたりするほどですから。
     安いエアソフトガンやガスガンだとハンマーやレバー等が一体成型だったりマガジンが棒みたいに細かったり(俗に言う割り箸マガジン)しますが、1挺が万単位を越えるような18歳以上対象製品だと、知らない人が見れば本物と勘違いしても不思議ではないくらいです。
     内部機構に関しては、モデルガンだとほぼ実銃に近い構造で作られているものがかなりあります。ただし、確実な作動を優先して作動機構を一部省略・簡略化したり、改造防止の観点から法規制によって事実上実銃に近い構造にできないもの(一部の金属モデルガン等)もあります。
     エアソフトガンやガスガンの場合、BB弾を発射するという機能上、内部機構はどうしても実銃とはかけ離れたものになります。それでもセレクターやセフティの機能はほぼ実銃通りだし(注:業界の自主規制により実銃では手動セフティを持たない拳銃でも手動セフティを組み込んでいる)、作動機構等の一部もBB弾の発射に関係しないギミックとして実銃そっくりに作動するようになっています。
    ブラック・タロン


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