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1942 手榴弾の仕組みを教えてください。 
信管はなんとなくわかりますが、あのレバーのようなものはなんですか。
数馬

  1. 安全装置です。
    レバーがバネ圧で跳ばない様に、安全ピンで押さえてあります。
    バネには撃針がついていますので、レバーが外れると同時に信管が作動します。
    手榴弾を投げる時は、レバーを一緒に握り安全ピンを抜きます。
    投げる時、レバーがバネ圧で跳ばされて、信管が作動、4〜5秒後に爆発します。
    レバーを握らずピンを抜くと、抜いた時点で信管が作動してしまいます。
    投げる必要がなくなった場合は、安全ピンを元に戻せば大丈夫・
    はいどーも

  2.  現在主流となっている手榴弾の構造は、1ではいどーもさんが書かれているようなレバー式が主流です。
     解説の繰り返しになってしまいますが、バネ式の撃針をレバーで押さえ込んで安全ピンで固定しており、レバーごと弾体を握った状態で安全ピンを抜いて投げると、撃針が跳ね上がってレバーを跳ね飛ばすと同時に信管を叩き点火薬に着火、4〜5秒後に爆発するのが基本的な構造です。

     ちなみにこれ以外の構造としては、旧ドイツ軍の手榴弾でお馴染みの摩擦発火式や、旧日本軍の手榴弾で使われていた浮動撃針式(正式な名称がよくわからないのでとりあえずこう呼ぶ)などがありました。
    ブラック・タロン

  3. >旧日本軍の手榴弾で使われていた浮動撃針式
     戦前に出された「兵器」という本の中には、十年式を指してだと思いますが、「噴火式曳火手榴弾」としているものものがあります。参考までに。
    tomo


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