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1944 1941に関連しての質問です。
40mmてき弾の断面図を見たのですが、信管と成形炸薬の間に小さな火薬の仕込まれた部屋(成形炸薬と同じハッチングがされています)があります。また、信管と成形炸薬は隣接していません。
そうなると、信管はどのようにして成形炸薬に着火するのでしょうか?
小さな火薬が普通に発火しても、ライナーに邪魔されて成形炸薬に火が着かないような気がします。

キリン

  1. 信管に仕込まれている火薬の形状が僅かに凹状になっていますし、ライナー底部は一番薄く造られています。つまり信管の火薬も発火時には一点に収束された状態でライナー底部に衝突、薄いライナー底部を貫通し炸薬部に着火するのではないでしょうか?
    ガンヘッド507

  2. 正確な発火方式は私も知りませんが、図から判断する限りでは、信管の起爆機構が成形炸薬弾構造(EFP弾に近い)であるので、ガンヘッド507さんの記述通りの発火方式になるのだと思います。
    つまり、信管で発火形成されたジェット(スラグ)が主コーン底部を貫き炸薬を発火させるのでしょう。

    はいどーも

  3. 1と2は正解ですね。信管部で発生したフレア型FEPがコーン底部に衝突。そしてコーン底部に衝突した時に発生する衝撃波によって、主爆薬内部に存在する微小のボイドが断熱圧縮されホットスポットを形成し発火に至ります。衝撃波による発火が起こらない場合、FEPが主爆薬内部を貫入する時に発生する摩擦熱による遅延発火を期待するってところですね。
    sorya


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