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2102 相変わらずアホな質問ですみません。
マンガや映画で、狙撃銃を現場で組み立てているシーンを良く見かけます。
精密な銃なのに、そのような作業を繰り返していてガタが来るようなことは無いのでしょうか?
つまり、命中精度が次第に落ちるようなことは無いのでしょうか?

ガン・クレージー

  1. あれはフィクションだからのもので、現実にはシビアな精度を要求する狙撃用ライフルはそんなに組み立て分解をするものでもありません。
    そもそも狙撃用ライフルの大半はコンパクトには分解できないものです。
    (セミオート・ライフルの一部などにはあるにはあります)
    フィクションでは組み立てシーンで盛り上げたり、持ち込む手段を工夫すると言った目的でああいった演出をしているのがほとんどです。
    町田

  2. 早速のご回答、ありがとうございます。
    なるほど、そう言われればそうですよね。
    納得しましたm(__)m

    ガン・クレージー

  3. ゴルゴ13のアーマーライトは銃身を二分割してるのに精度が落ちていません。
    あの銃の一番凄いところはそれだと思う。
    倉本

  4. 3>有名な話ですがアーマーライトはもともと狙撃用の銃ではありません、戦場でドンパチやるような銃です。ちなみにゴルゴは接近戦と狙撃の両方に使えるようにあえてアーマーライトを使っているという説があります(う〜んと遠くを狙うときはそれ専用のを使っているとか)
    ホーク

  5. 普通の銃では分解掃除が必要ですよね。
    特に悪条件下での野戦では必須かと思いますが。
    普通の銃では頻繁な分解というのは問題にならないものなのでしょうか?
    イラクなんかではどうしたのかな。

    余談
    ガスガンのPPK/Sを分解したら何かのバネがどこかにふっ飛んでしまいました。
    やっぱり銃の分解はすべきじゃない?

    ガン・クレージー

  6. >3&4
    『狙撃銃をアタッシュケースから出して組み立てて・・・』という本当のような大嘘が日本のアクション物でステレオタイプ化した最大の元凶はデューク・東郷(ゴルゴ13)のM16カスタムかもしれませんねぇ(笑)
     デューク・東郷とて何から何までM16系で片付けようとはさすがに考えておらず、仕事に適した銃を別に選ぶことも多く、最近のエピソードではバレットの12.7mmライフルさえ使ってます。そんな彼がなぜM16系をメインの狙撃銃にしているのかについては、最近連載されたエピソード(タイトル忘れたけどM16系vsAK系がメインテーマ)で少し語られていました。今後別冊または単行本で再リリースされたら一読してみるのも一興かと・・・

     ところで、既出の通りアタッシュケースから出してその場で組み立てたM16A2を照準調整もせずに撃つことの多い(笑)デューク・東郷ですが、以前ビッグコミック別冊で収録された読み切り話『三人の狙撃手』では珍しく正当な手順(爆)を踏んで仕事をしていました。目的地に向かうオフローダーの中では狙撃銃に震動を与えないようガムテープで荷台に固定し、到着したら別の場所に行って試射を行い照準調整してから狙撃に取りかかるという念の入れようです。ちなみにこの話で東郷が使っていたのは仏PGMプレシジョン社のウルティマ・ラティオ・サイレンサーでした。

    >5
     各兵士による軍用ライフルの野戦通常分解および清掃については、軍隊の野戦教範等で頻度や許容範囲等が設定されているはずです。レシーバーを開けてボルトを取り出す程度の通常分解は各兵士でも可能とし、それ以上のボルト細部やトリガーメカまでバラすような完全分解は後方の武器係や整備部隊の専任、というのが基本的な傾向だと思います。軍用ライフル自体も通常分解程度なら特殊な工具を使わずに行えるよう設計されていることが多いです。
     もっともこの辺は軍隊の性能要求や戦術思想、銃器メーカーの設計思想等によっていろいろな傾向が見られ、兵士が少々手入れを怠っても作動するくらい設計公差に冗長性(悪く表現するならガタ)を持たせている例(AK系)もあれば、弾薬のマッチングや手入れにシビアさを求められる作動機構等をあえて採用した例(G3系、M16系等)もあります。

     ベトナム戦争で初めて実戦投入されたM16ライフルは当初作動不良に悩まされましたが、これはジャングルの気候と支給弾薬(メーカー設定のものと発射薬等の性能が異なっていたことが後日判明)がマッチングしなかったことと、前線の兵士のクリーニング不足が主な要因とされたことは有名な話です。
     また、現代アサルト・ライフルの始祖として知られるドイツのMP43/44(Stg44)は、前線の兵士がクリーニング以外の分解を行うことを事実上想定していない(というより許していない?)設計になっています。トリガーメカ等はかなり複雑な部品構成でしかもピンでかしめ留めされており、故障や破損が生じたら銃自体を交換するという考え方のようです。逆に言えばMP43/44はそれこそ壊れたら捨てても惜しくないようなプレス加工大量生産品なのです。
    ブラック・タロン

  7. ブラック・タロンさん、詳しい解説をどうもありがとうございます。
    よく理解できました。




    ガン・クレージー

  8. 便乗質問ですけど、失礼します。
    其のシーン、映画で最初に見たのは、「ジャッカルの日」でしたっけ?

    確か使っていたのは2式のラテ銃だと後の何かで呼んだような?
    狙撃銃じゃ無いんですけど、精度がよく命中率の高い銃だとききました。
    ドンナ程度といっても、言葉では説明に困ると思いますが、照準器を付けて狙撃も出来る精度だというのは、本当でしょうか?
    青江

  9. >8
     映画『ジャッカルの日』は見てないんですが、これに出てきた狙撃銃はオリジナル・デザインの組立式だったかと思います。以前どっかのメーカーがこれをイメージしたエアガンを出してたように記憶してます。

     旧日本陸軍の2式小銃(テラ銃)に実際に狙撃用スコープが付けられたかどうかについては情報不足でわかりませんが、原型である99式小銃には4倍率スコープを備えた狙撃仕様(99式狙撃銃。ちなみに38式歩兵銃にも狙撃仕様の97式狙撃銃がある)がありました。狙撃銃といっても一般の歩兵用小銃から精度のいいものを抜き出して改造した程度の代物なので、性能は現代の狙撃専用銃とは比較すべくもありませんが・・・(というかこの時代の各国の狙撃銃のほとんどは歩兵用小銃に毛が生えた程度)
     ちなみに旧日本陸軍の狙撃兵の腕前はかなりものだったようで、南方戦線の米軍将校や下士官は日本兵の狙撃を警戒して階級章を外して行動したそうですが、それでも拳銃や地図、双眼鏡を持っていたり、少しでも指揮をする素振りをみせようものならたちどころに銃弾が飛んできたと言われています。

     余談ですが、松本零士の短編マンガにスコープ付きの2式小銃が出てきた記憶があります。あと、映画『ダーティーハリー』で犯人が使用した狙撃銃も2式小銃をベースにしたスポーターカスタムだったかと思います。
    ブラック・タロン

  10. 「ジャッカルの日」に出てくるのは、杖に模したスタイルから組みたてると狙撃銃になる、単発の銃です。
    似たようなものに、007に出てくる黄金銃がありますね。
    二式小銃には狙撃仕様があったのかどうかは知らないのですが、試作百式小銃と一式小銃には狙撃仕様があったようですね。
    ともに2倍程度のスコープサイト(東京光学製)がついていました。
    ただ、コレクターさんの持ち物なので、勝手にスコープサイトをつけたとも考えられますんで、そのあたりはお含みください。
    「あなたの国のものだ!」って見せてくれるんですけどね。
    刻印の意味とか説明されるのがオックウだったの
    中華観音

  11. >「ジャッカルの日」
     これは有名な作品なんで原作をお読み頂いた方がいいと思います、映画も概
    ねそれに準じて作成されているはずです、何せ組立式の狙撃銃を持ち込むのは
    この作品のキモですので。

    >二式小銃
     二式小銃に狙撃銃仕様は無いのですが、戦後米国に流れた程度のいい小銃は
    狩猟用等に改造された物があり、そういうモノが回りまわってコレクター氏の
    所に流れた事は十分考えられます。
     で、そんな改造された二式小銃のうちの一つが、映画「ダーティ・ハリー」
    で使用されています、無差別発砲を行なう犯人が使用したって設定だったな、
    たしか。
     あとは、日本の作家で東郷隆氏が作品中で元外人部隊の兵隊に持たせた事が
    ありますかね、覚えてる範囲内で出てくるのはそんな程度です。
    ooi

  12. どうも有り難うございました。

    青江


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