QQCCMMVVGGTT
2148 国内で押収される密輸入拳銃の中に、ブラジル製のリボルバーで『ロシー』というS&Wのコピー拳銃が若干あると聞きました。
38口径の装弾数5(おそらくはチーフスペシャルのコピー)らしいのですが……ロシーというのは製造メーカーの名前のようであり、型式番号などが不明です。この銃の詳しいスペックをご存知でしたら教えていただきたいと思います。ブラジル製でコピー品というと、あまり質のよいものではないような気もするのですが、実際はどうなのでしょう?
季色

  1.  過去ログでもちょっと語られておりました。
    > http://www.warbirds.jp/ansq/41/D2001012.html
     
     ロシー(ロッシ)社は90年代後半に倒産したとの事ですが、ロッシM68(確か.357Magの6連発)は、全米最優秀リボルハーにもなったそうですが。
     
    杉村徹

  2. http://www.rossiusa.com/index.html
    現在、RossiはTaurus社がオーナーとなって存続しています。
    5連のリボルバーは現行製品ではM351、M352。
    過去にはさらに何種類かの5連のリボルバーを製造しています。
    いずれもメカニズムはS&W社のものと同じで、現行ではTaurus社のキーロックによる安全機構を組み込んでいます。工場も確かTaurus社と同じだったように記憶していますが、これは確認できませんでした。
    町田

  3. 質問者です。過去ログとホームページ見させて頂きました。
    なるほど、まんまコピー(笑)。写真で断言は出来ませんが、違いとしては表面仕上げがやや悪いくらいでしょうか?
    日本での闇相場などは不明ですが、この価格とスペックならやくざの護身かいざこざ解決には十分な気がします。しかし、地球の裏側から密輸とは驚きました。もしかしたら設計図だけ持ってきて密造という可能性もありますが、そのあたりはどうなっているのでしょう?
    季色

  4. >3
    密造銃というのも確かに存在しますが、
    この種のちゃんとした銃は密輸される例が普通です。
    (全くないというわけではありません)
    密造でちゃんとした銃を作るには相応の設備・経験がいりますし、その手間で結構コストがかかることになりかねません。
    しかし、アメリカの有名メーカー等の名を刻んだ密造銃がフィリピンなどアジアで製造され、それが日本に密輸されてくるということはあるようです。
    町田

  5. >3

    >設計図だけ持ってきて密造という可能性
     
     >4の補足ですが・・・・・・。
     
     昔、TVのニュースか何かで、暴力団が海外から日本に密造職人を連れてきて、国内で密造させていたとかいう報道を見たような記憶がありますが・・・・・・20年近く前の事だと思いますが、

     また、東南アジアでの密造銃にコルトやレミントン、S&W等のメーカー名を刻印した例が多く、その頭文字を取って「CRS拳銃」等と呼ばれていました。(暴走族の連合とは何の関係も無いです)
     
    >まんまコピー(笑)。写真で断言は出来ませんが、違いとしては表面仕上げが
    >やや悪いくらいでしょうか?
     寸法的にも部品の互換性は無いはずです(工作精度云々でなく)。フレームの肉厚等、差異も結構ありますね。
     
     S&Wのデザインが原型のリボルバーとしては、同じくブラジルのタウルス(トーラス)製品や旧西独のエルマ社製品がありますが、意外とアレンジきいてるものです。(エルマの内部構造はS&Wと比較してもかなりシンプルだった記憶が)
    杉村徹

  6. >昔、TVのニュースか何かで、暴力団が海外から日本に密造職人を連れてきて
    私も見ました。フィリピンの銃の密造者村から数人を連れてきて、製造直販(笑)していたそうですが、
    急に密造銃の量が増えたこと、その銃に特有のマークが刻印されていたことから足がつき、摘発されました。
    まぐまぐマグロ

  7. >3
    >地球の裏側から密輸とは驚きました。
     南米にはコカの名産地あるのでコカインを入手するついではないでしょうか。何処からの品でも密輸するならば肝心なのは品物が税関に見つからないように偽装する事だと考えれば、輸送費は少しくらい多く掛かったとしてもそれ以上の値をふっかければ良いし距離なんて大した問題にはなりませんよ。
     それに南米には日本語がわかる日系人も結構いますし意外と取引するのに好都合なのかもしれません。
    HCN

  8. >コカインを入手するついで〜
    あ、それは盲点でした。近年の暴力団は抗争なんて二の次でしょうし。押収の数と比率から言っても確かに「ついで」というのは説得力があります。
    南米経由の密輸自体はけっこう聞くし、何も拳銃だけを荷に詰めて運ぶ必要はないわけですね。大荷物運ぶ時の余分なスペースにでも入れれば小遣い稼ぎになるかも(笑)
    質問者

  9. 本題から逸れますが、日本のコカインは南米から直接やってきません。

    また、抗争(の予定)が無くとも、不断の武装が必要な点で、
    暴力団は軍隊と同じです。
    拳銃には詳しくないのですが、
    S&Wと同等の製品が、S&Wより安価に手に入れば、ドシドシ購入する。
    単にそれだけの事ではないでしょうか?

    無頼庵


Back