航空ファン1993年4月号掲載「世界のエース列伝・空戦士物語」がフランシス　S.　ガブレスキーを採り上げています。それによれば、1941年12月7日に日本軍の真珠湾攻撃に遭遇しています。当時彼はオアフ島のホイーラー・フィールドに展開する第15追撃航空軍に陸軍少尉として配属されており、乗機はP-36だったそうです。その日彼はフィアンセと朝の散策中のところを日本軍の空襲に遭遇、所属部隊の被害は大きく迎撃の機会はなかったとのことです。そのまま彼は米国本土に戻り、イギリス空軍亡命ポーランド人戦闘飛行隊へと転属、実戦経験を積んで米陸軍に復帰、かの有名な第56戦闘航空群”ウルフパック”の一員として両親の祖国ポーランド解放への貢献のために西武戦線でドイツ空軍を相手に戦ったことはご存知ですよね。ちなみに同僚で、彼のよきライバルだったロバート　S.　ジョンソンへのインタヴューがhttp://www.thehistorynet.com/MilitaryHistory/articles/0896_cover.htmにあります。