QQCCMMVVGGTT
83 坂井三郎さんが例の負傷をされる直前に「SBD Dauntless(でしたか?)2機が同時に火を噴くのが見えた」と言う意味のことが書かれていますが、この2機の撃墜は確認されているのでしょうか?
前に「坂井機を撃った機銃手も特定されている」と記述されていた方もあると記憶しています。米軍にどのような記録が残っているのでしょうか?ご存じの方があれば、お教えください。
EAW

  1. 坂井一飛曹はその日、SBD、2機の他、F4Fを1機撃墜したことになっているようです。
    「日本海軍戦闘機隊」酣燈社刊に、その日(17年8月7日)の記録が記載されてますのでおそらく行動調書か戦闘詳報に載ったのでしょう。(現物は見てません)
    またウソか誠かわかりませんが、坂井機を撃墜したのはジョーンズ大尉のドーントレス(機番号B18)
    ということになっているようです。アメリカ側の撃墜記録はわりと残っているようで、これに基づいたエースの本も出版されていたように記憶します。
    私はアメリカ海軍のパイロットはほとんど知りませんので
    このジョーンズ大尉のフルネーム、操縦か偵察かの区別も不明です。
    だれかアメリカ海軍にくわしい人、おられませんか?

    源五郎

  2. 秦郁彦教授がアメリカ側記録と照合して坂井証言を確認しています。
    坂井機を撃墜した機体も特定できるそうです。
    空戦記なんて本人しか分からない記録ですが調べるとどれもしっかり
    裏が取れるという意味で坂井氏の本はすばらしいですよね。
    こういち

  3. 源五郎さま。こういちさま。(親の急病で、拝見するのが遅れましたが)詳細なご回答、ありがとうございました。
    EAW

  4. 因みに、お二人が「坂井機を撃墜した」と書いていらっしゃるのは、苦闘の末ラバウルに帰還された我がエースを、米軍側のジョーンズさんらは「手応えがあった」ということで撃墜と判断したことを意味する、と解釈してよろしいでしょうか?
    EAW

  5. あっ、撃墜と書きましたか、失礼。
    米軍の記録は知りませんが被弾後、すぐ坂井機が急降下して落下しているから撃墜と判断されていると思います。よく言う、確かな手応えというやつでしょうか。

    源五郎

  6. 確かに、機体にも身体にも常人ならとても生還できないダメージを受けて
    おられますからねぇ…撃墜と判断されたのも無理はないでしょう。
    ささき


Back