アルデンヌ好きのSHIと申します。
made for you さん。
彼を高く評価しているという連合軍（国）側の資料にはどんなものがあるのでしょうか？
SHI

私もアルデンヌ攻勢好きの１人です。ヨーヘンパイパー率いるパイパー戦闘団がアルデンヌの米軍部隊に恐れられたという話を聞いたことがあります。それで彼の事に関する書籍などがありましたら教えてください。宜しくお願いいたします。
made for you

パイパーという人は、自分の戦車がやられたらパンツァーファゥスト片手に、敵戦車に白兵戦をいどんで撃破する人らしいですね。勇猛果敢な戦闘指揮で、進軍スピードも早かったようです。
ただし、米兵捕虜を集団虐殺した罪かなにかで、連合国側の軍事裁判にて有罪とされた話も聞いたことがあるので、敵からはその辺でも恐れられていたのでしょうか。
みよっさん

これはＢＵＮさんが以前、アルデンヌに関するＱ＆Ａでおっしゃっていましたが、１９４４年のアルデンヌ攻勢の中心にこの人物を据えると話が変になります。

東部戦線での実績からドイツ軍の内部では評価が高かったようですが、所詮は一介の戦車乗りの中佐です。第一ＳＳ戦車師団の先頭を切ったとはいえ、彼が師団を指揮したわけではありません。そのような『小物』を１９４４年当時の西側連合軍の現場が知っていて『バイパーが来る』と恐れたとは思えません。
結果として攻勢初期に、華々しい突破に成功した事はこの攻勢の事を書いた本なら載っていると思います。
従って、戦争が終わってからの研究の中で、戦車運用の現場指揮官として連合国側からの高く評価された事はあると思います。
しかし、彼が有名なのは、米１０６Ｄ、２８５野砲観測大隊Ｂ中隊全員約１２５名を捕虜にした上殺したとするマルメディーの虐殺の責任者としてでしょう。（マルメディーの件は私のノートから。原典が何なのか書いてないので判りません。すみません。）
ＳＨＩ