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204 ミッドウェー海戦で体当たりして戦死した友永大尉。実は私の住んでいる町の隣が故郷で、記念碑が建っています。考えてみれば私、大尉についてはミッドウェーの逸話しか知りません。どういう経歴で、どういう人だったのでしょうか...
お薦めの書籍などございましたら、レスお願いします m(_ _)
ごるぴゐ

  1. こういうのなら、澤地久枝「蒼海よ眠れ」(文春文庫)が良いでしょう。ただし、
    ミッドウェー海戦の経過に関する分析などは多々問題があるので、それは信じ
    ないほうが良いと思われます。ちなみに、この文庫板は1,2,3に分かれています
    が、確か1の最初の章に友永大尉の話が出てくるはずです。

    あ、でも、ミッドウェー以前の話は出ていたかなあ。自宅に帰れば分かります
    が...
    今泉 淳

  2. 「滄海よ眠れ」だったかも知れません。ともかく、そういう名前の
    本はそんなに多くないので、あれば見つかるでしょう。
    今泉 淳

  3. ↑後者です。


  4. >ミッドウェー以前の話は出ていたかなあ。

    一応出ていますね。これで質問者を満足させるものかどうかは分かりませんが。

    今泉 淳

  5.  秦邦彦氏の「太平洋戦争航空史話」にもちらりと載っていました。
    tackow

  6. 「秦郁彦」じゃないですか。
    今泉 淳

  7. 皆様、ありがとうございました。
    光人社の本を片っ端から検索してみましたが、ミッドウェー関連の本しか
    みつかりません(T_T)当時から有名な人だし、ありそうだと思ったんですが…
    ごるぴゐ

  8. >6 そうでした、御指摘有り難う御座います。
    tackow

  9. 「空母雷撃隊」(・・・確か「今日の話題社」)が飛龍の艦攻隊第3小隊3番期の電信員の方の著書でミッドウェー以前の隊内での友永大尉の話が少々出ていました。

    詳しく知りたいのであればその本を探しご連絡致しますが??
    Qwerty

  10. >「空母雷撃隊」

    金沢秀利さんが同名の本を書いていますね。なお、

    >飛龍の艦攻隊第3小隊3番期

    一般に、この表現では特定の機やその人(搭乗員)を表現するものはない、
    と個人的には思っております。固有の編制でなら、そうかもしれませんが。
    今泉 淳

  11. ↑その本です。ご指摘ありがとうございます。

    三番機、の件はその記述が文中にあったと記憶していただけの事ですので
    (^^;)不正確です。お詫び致します。
    Qwerty

  12.  友永大尉に付いては、豊田 穣氏の本にも記載がありました。
    大分でしたら県立図書館にあります。
     私も手元に合ったのですが、題名は忘れました。今度探してみます。
    確か、大分の上野が丘中学(当時)の出身です。
    アーサー

  13. 豊田の件の本は(何を指しているかにも依りますが)、一般に「戦記文学」
    の範疇に含まれるものが多く、しかも彼自身の実体験に基づきつつ「創作さ
    れた部分がある」ので、実名が出てきたとしてもそれを全て史実に基づくも
    のと信じると誤りが生じる可能性があるということを指摘しておきます。
    今泉 淳

  14.  今泉様、ありがとうございました。友永大尉の記述については、
    ご指摘のように、「文学的」な面が、あります。
     確か、他の本でそれについての発言を読んだ気がします。
     ありがとうございました。

    アーサー

  15. 集英社文庫から昭和53年に出版された豊田穣氏の短編集「撃墜」(副題:太平洋航空戦記)に「飛竜攻撃隊長の愛と死」という題名の短編があり、その中に友永大尉はじめ多くの人名が実名で搭乗しますが、豊田氏自身は「徳田中尉」という仮名で登場しています。もちろん、ノンフィクションではなく小説ですが、史実も多く書かれており、よく注意して読まないと史実と小説を混同してしまうおそれがあります。
    かくいう私、土屋二飛曹も同じ短編集に「艦爆・染谷サーカス」というタイトルの短編が掲載されており、これを読んで実在の染矢岩夫一飛曹もてっきり空母飛龍の艦爆隊員としてミッドウェーでヨークタウンを攻撃したと永らく信じ込んでいましたが、最近ようやく昭和17年5月31日の対潜哨戒の編制表を見て、蒼龍の乗り組みであったことが判りました。
    豊田さん、あの世でお会いしたら本当のことを教えてください。
    土屋二飛曹

  16. そもそも、飛竜第一次敵空母攻撃隊の編制表(蒼龍の飛行機隊戦闘行動
    調書や蒼龍の戦闘詳報に比べたらはるかに参照しやすいはずです)に染
    矢兵曹の名前はないですので、その時点で豊田作品は史実と異なってい
    ることがわかります。

    飛龍の上記編制表は、たとえば戦史叢書「ミッドウェー作戦」や奥宮正
    武「海軍航空隊全史」などに載っていて(といっても、これは戦史叢書を
    写した臭い)、無論最近であれば戦闘詳報等が本になっているから調べら
    れなくもないですが、戦闘詳報や行動調書のお世話にならなくても、豊
    田作品のフィクションは判明します。
    今泉 淳

  17. 訂正:戦史叢書「ミッドウェー作戦」→戦史叢書「ミッドウェー海戦」
    今泉 淳


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