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15 日本軍のバンザイ突撃に生存者がほとんどいないのは米軍が負傷兵にとどめをさしていたからだ、とする説がありますが、本当でしょうか?

  1. こりゃ難しいですね。湾岸戦争でイラク兵捕虜の大量虐殺(どっかのアラブ系の国の軍隊による)を目撃したアメリカ海兵隊員の言葉を借りれば「記録には残らない、戦場ではありがちな事」ですから。負傷者にとどめをさす事自体はむしろ欧米圏の方が抵抗がないようです。またそれに名を借りた虐殺というのもありがちです。最近ではフォークランド紛争である戦闘後イギリス兵がアルゼンチン兵捕虜を「処分」した事が問題になった例があります。この時はイギリス軍は「負傷者の安楽死」であって人道的な措置だと言い張りましたが、


  2. 実際にはこの時の戦闘で多大の損害を受けた事による報復、というのが実態のようです。ただ太平洋戦争の場合で言えば日本兵は「グーク(アジア人の蔑称で野蛮な半人間というニュアンス)」だったので、人間扱いされない場合も多かったみたいです。アメリカ兵が日本兵の耳や頭蓋骨(死体から首を切り落としてわざわざ作る)を記念品として大量に持ち帰っています。


  3. ↑敵兵の体の一部を切り取って記念品にするという風習が日本兵に対しても行われていたことを初めて知りました。この行為の起源がどこにあるのか知りませんが同じことが北米先住民との戦闘の際にも行われましたしベトナム戦争でも見られました。ちなみに「グーク/gook」という言葉の起源についてこんな説があります。韓国語で韓国のことをhan-gookと発音しますが朝鮮戦争に参戦したアメリカ兵がこれを聞いてから以後、gookをアジア人への蔑称として使うようになったとのことです。のちのベトナム戦争でウェスト・モーランド将軍が"Good gook isonly dead one"という発言 背負うアメリカ人が太平洋戦争中にすでにgookを日本兵の蔑称として用いていたらこの説は覆されますが。


  4. ↑3番目のレスの者です。文章の推敲中に発信してまいました。文中、ウェスト・モーランド将軍が〜以降を次と差し替えます。(差し替え部分)ウェスト・モーランド将軍だったと思いますが"Good gook is only dead one"という発言をおこなっていることからもアジア人への蔑称として定着していったようです。もしも太平洋戦争中にすでにgookを日本兵の蔑称として用いていたら先述の韓国語起源説は覆されますが。


  5. グークという言葉は太平洋戦争以前に既に20世紀初頭の米西戦争の頃には登場しています。この場合はもちろんフィリピン人がグークで、それ以降は太平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争などで使われています。頭蓋骨はともかく耳切りはベトナムで大規模に行われていますが、流石に「プラトーン」等の映画でも描写されていません。ベトナム当時は耳切りは韓国軍がやっているという噂が流されましたし、アメリカのTVのミニシリーズのドラマではオーストラリア兵が切り取った耳をニヤニヤしながら米海兵隊員に見せびらかすというシーン


  6. もありましたが、一番やったのはアメリカ兵です。



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