「ほとんど活躍していない。」と思います。活動の目安として飛行回数を比較すると、多国籍軍が延べ92,517回に対しイラク空軍は610回（対多国籍軍比0.66％）でした。次に空中戦で撃墜された数を比較すると、イラク空軍（固定翼機）33機、多国籍軍は１機(F/A-18)でした。他はイランへ退避(121機)したり、地上で破壊された様です。(yuji)

↑数字は軍事研究99/3から引用しました。

「ほとんど活躍していない」→「大した実力ではない」という意味ではありません。イラク空軍の主力は旧式機ながら中東戦争を通じて実戦経験が豊富で、米軍はその技量を高く評価していました。それゆえに作戦初期段階で徹底的な空港・レーダー・通信施設破壊を行い、イラク空軍を封じ込める戦略に出たようです(ささき)

便乗質問ですが、イラン・イラク間の関係は「イラクへ退避」が出来るほど仲がいいのでしょうか？

↑「イランへ退避」の誤りです

実際に退避が出来たのですから、それなりの関係は有ったのでしょう、敵の敵は味方ってヤツで・・・/ＳＵＤＯ

あの退避した飛行機とパイロットは返してらったのでしょうか？

パイロットは帰ってきたと記憶していますが、機体はそっくりそのままいただかれちゃったみたいですね、やっぱり敵だもん（笑）