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141 マリアナ沖海戦はどうやったら勝てたんでしょうか
勝つというよりマリアナ諸島をどうやったら守りきれますか
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  1. 私見を言わせていただきますと。
    マリアナ沖海戦に勝利することは不可能です。昭和19年6月の時点の戦力(というより状況)が史実通りなら、100回戦っても100回敗北するでしょう。
    たとえ、千機をこえる基地航空隊が健在でも不可能です。各島嶼に配置された基地航空隊は基地ごとにバラバラに攻撃をかけることになりますので(日本軍の通信、連絡体制では、意図した連係攻撃、集中攻撃は不可能)それこそ各個撃破されます。昭和19年6月時点の最精鋭航空部隊が小澤提督の機動部隊の艦載機群ですからそれ以下の練度の部隊がいくらいても「マリアナの七面鳥」がふえるだけです。
    そしてやっとそれを突破したら今度は“あの”VT信管付きの高角砲弾の嵐と水平機銃の嵐です。それをかいくぐっても敵艦に爆弾、魚雷が命中するとはかぎりません。命中したとしても小型艦はともかく大型艦は容易には沈まないでしょう。
    そして生還率10%。二度目のアタックは不可能でしょう。
    忘れてはいけません。あの海戦にはエセックス級6隻と「ビッグE」、アイオワ級2隻を含む新鋭戦艦群が参加しているのです。
    あの時点の全連合艦隊を超える大戦力が投入されているのです。
    900機を超える艦載機は大半が2000馬力を超えるバケモノ揃いです。
    そして、指揮官は命令された任務を確実にこなす、レイモンド=エイムズ=スプルアンス提督。キングから命令された内容は「サイパンへの上陸部隊の護衛、支援が最優先」です。
    ・・・もっともご都合主義で状況設定をいじればいくらでも方法はあるのかもしれませんが。
    kazu

  2. >キングから命令された内容は「サイパンへの上陸部隊の護衛、
    >支援が最優先」です。
    これはそこまで簡単では無かったようですよ。
    接近する日本機動部隊を撃つために、機動部隊を動かすか
    動かずにサイパン島を支援するかどうかで意見が分かれて
    いたはずです。
    一般論から言えば脆弱な空母部隊を移動させずに特定海域に
    何日もとどまらせるのはほめられた戦術では無いと思えます。
    だから日本側は先制攻撃に成功してますし。
    下のスレッドでミッドウェーの敗因に挙げられる失敗を
    今度はアメリカ側がやったように思えます。
    レーダーによる早期発見が無ければミッドウェーの再現が
    成ってもおかしくない形勢だったのでは。
    その戦術のミスを帳消しにする戦力と技術の優位が
    アメリカ海軍の勝利の決定的な要因でしょう。
    こういち

  3. マリアナ海戦は必然の範囲を超えて惨敗しているように思えます。
    機動部隊の攻撃隊がほぼ全て目標に到達できなかった異常な事態と、陸上基地航空兵力が各個撃破という表現を超えた海戦のかなり以前に消耗してしまったことがあの惨敗を形成しているのですが、広く言われている「マリアナの七面鳥撃ち」と「VT信管」についてはかなり過大に伝えられていると思われます。
    実際に、各攻撃隊は敵戦闘機隊と会敵していますが、誘導機を失わずに済んだと思われる攻撃隊はかなりの帰還率があり、大損害を受けた一航戦の第一次攻撃隊も、空戦時間は「七面鳥撃ち」には短か過ぎるように思えます。

    この海戦、勝ち目があったかどうかは別として、アウトレンジ戦法、陸上基地航空兵力の展開の時期、逐次投入等、日本側の戦術に相当問題があったと見るべきではないでしょうか。
    BUN

  4. マリアナ沖海戦における勝利は当時の状況、戦力で不可能と思います。
    しかし、マリアナ諸島の防衛のみを考えるなら
    史実より長期間の抵抗はできたのではないかと思います。
    かなり難しいことを承知で、半分夢物語になりますが
    まずは、マリアナ防衛のみを考えて部隊配備を行ないます。

    マリアナ海戦に善戦する方法として
    まず、せっかく連合艦隊と分離し、再建していた
    第1航空艦隊の航空戦力を可能な限り温存します。
    集中すればかなりの戦力であったものを、史実ではマリアナ海戦前に逐次投入ですり潰し、分散配備で各個撃破され、一部は遊軍化状態でまったく参加できないことになっています。この戦力をマリアナ諸島に集中します。特に戦闘機戦力を集中します。一方、攻撃戦力である攻撃機は、本土、台湾、フィリピンなどに待避します。海軍戦力では不足するので、陸軍の戦闘機隊も配備します。
    但し、飛燕、鍾馗の航空戦隊を配備します。電探と哨戒網による早期警戒体制を整備します。これでマリアナの防空体制は強化されます。
    これらの処置により敵艦隊による航空撃滅戦をできるだけ長く抵抗します。
    味方機動部隊がやって来るまで、
    しかし、多分到着するまでに撃滅されてしまうでしょうが
    ですがこれにより敵空母の航空戦力は低下するはずです
    味方機動部隊の到着後、その攻撃に合わせて、待避していた基地航空艦隊の攻撃機も攻撃します。ヤップや硫黄島などから波状的に攻撃すれば、敵艦隊に肉薄できる可能性が
    ベストの攻撃パターンは
    まず、基地攻撃隊でピケット艦を潰し、
    そして、空母群の護衛艦を攻撃し、輪形陣に穴をあけます。
    その後、母艦攻撃隊で敵空母を攻撃するのです。
    多分この攻撃パターンは諸般の理由でできないと思いますが
    もしできたとして考えます。
    但し、練度が極めて低いため、攻撃できても命中は難しいでしょう。
    邪道ですが、この段階で自殺的攻撃を行なうしかないのかもしれません。
    どちらにしろ史実よりは、効果的な戦果が上がったでしょう。
    これらのことを行なっても
    海戦は、善戦するが結局は米軍の圧倒時物量に前に敗北するしかない。
    何かの間違いで、米艦隊が撤退しても、彼らはすぐにまたやって来ます。
    その時は、迎撃する艦隊も航空機もないことになります。
    無いものねだりですが
    航空部隊の練度が最低ソロモン攻防戦の時ぐらいあれば
    かなりいいところまでいけたかもしれません。
    そして、開戦時のレベルの搭乗員なら勝利できたかもしれません。
    いくら上手に攻撃をしても、敵艦隊を攻撃をするには搭乗員の練度が低すぎるので
    戦果は上がらない
    史実では、敵を発見できずにうろうろと上空を飛んでいる
    日本機を敵艦隊の乗員が目撃しているぐらいですから

    次ぎにサイパン島などの防衛戦ですが
    制空権と制海権を失った場合、いくら抵抗しても最終的には敗北します。
    可能な限り抵抗し、米軍に出血をしいる方法を考えると
    ペリリュー島や硫黄島などの徹底した陣地戦しかないと
    戦力をすり潰す突撃などをいっさい行わず
    限定的夜襲などに止めます。
    史実では、サイパン島を始め、米軍の侵攻時には各島の陣地構築は未完成でした。予定の半分もできていない状態です。この状態で戦ったため
    初期の段階で海岸陣地などは簡単に潰されてしまいました。
    史実より陣地構築の開始を最低半年できれば1年前に早めます。
    そして、内陸部にも重層陣地を構築します。
    ある程度の陣地を構築した状態で迎え撃てばかなり抵抗できると思います。

    ご質問のどうやったら勝てるというということの返事になっていませんが
    どうやっても勝つのは難しいです。
    この程度が限界かと思います。
    申し訳ありません。
    あきんど

  5. 回答の趣旨から外れますが、一言(^^;BUNさんが言われているように“VT信管付きの高角砲弾”について「かなり過大に伝えられていると思われます」というのに賛成です。小型機に対する艦隊防空に関しては過大と言うより、そもそも最初から使用されていなかったというのが妥当だと思います。あの当時のVT信管の感度では余程の至近距離でなければ小型機、いや大型機さえ捕えられないでしょう。従来の時計式信管と併用しなければ、殆どの砲弾はそのままはるか彼方へ飛んで行ってしまい、破片による弾幕を張る事すら出来ません。いくら直撃弾がいらないといっても、標的に対する効力範囲に砲弾を打ち込むためには、火砲それ自体が非常に優れた能力のFCSを持っている事が必要です。航空機のような高速で移動する標的に対しては、ドンピシャ10点といかなくても、確実に9点ぐらいには打ち込む能力がある火砲でなければ、そもそもVT信管を使用する意味がありません。あの当時のFCSにそんな能力があったとは思えないのです。どうも、あの対空射撃のついてのVT信管の件は神話のような気がするのですが。あの頃なら対空射撃より、野砲による対地砲撃に使用した方がはるかに効果的です。実際、欧州戦線で使用され、かなりの効果を挙げています。VT信管については何故かこの点はあまり話題にならないですね。以前からこの点が気になってたもので。
    colt45

  6. 七面鳥撃ちとVT信管の威力、500機のグラマン戦闘機等、マリアナ海戦の実相を歪めて伝える伝説が戦記読み物の中で、一体何を隠し、何を守る為に流布されたか、また読み手に好んで信じられたか検証してみるべきだと思います。

    ちなみにマリアナにピケット艦はいないし、輪形陣の中には戦艦も存在しません。これも伝説なのでしょう。
    BUN

  7. マリアナ海戦時の米軍編成に
    空母群の第1〜第4機動群、戦艦群の第7任務群戦艦群以外に
    警戒駆逐艦のグループがありますが
    これがピケット艦に該当するのではないのでしょうか?
    自分も正確に調べたわけではないので
    てっきりこれがピケット艦と思っていたのですが
    違うのでしょうか?
    あきんど

  8. 言わんとするところは理解しますが、ピケット艦と言う言葉が指す船では少なくとも無いでしょう。
    BUN

  9. 輪形陣なるものも無かったとか。
    もじもじ

  10. ピケット運用が取られるようになるのは
    カミカゼ以降だと思いましたが
    比較的前方に配置された戦艦隊>第7群だっけ?が
    早期警戒と損害吸収、そして水上戦を期待されていたのではないでしょうか
    実際、マリアナ戦の米軍の損傷は戦艦が主体で
    結果的になのか、狙ったのかは不明ですが
    戦艦による損害吸収になったのは事実だと思います
    また、戦艦の高い位置の電探、強力な通信設備は
    結果的にピケット、もしくは前線航空統制に使えたのかもしれません

    どれも、結果論ですがね

    でもって、colt45氏のVTに対する見解ですが

    9点を出すFCSが無いと役立たないのは当然ですが
    タイマー信管だと10点でも役立たないんです

    米軍の127mm両用砲の射撃速度は毎分22-15発で、発砲間隔は3乃至4秒
    信管秒時調停を終えた砲弾が
    実際に発砲されるにはプラマイ1秒程度のずれが有ることを意味します
    つまり、タイマーセット以降、発砲までのロスタイムは一定ではないのです
    そして、その1秒で、砲弾は600m以上進むのです
    つまり、FCSの指定した範囲から600m程度のばらつきを持って炸裂する
    任意距離を設定して弾幕を張っても
    それは前後に600mの奥行きをもった空間になるのです
    人力が介在する半自動装填である以上、これは仕方が無いのですが
    これ自体は発砲までタイマーが作動しないようにすることで対応できます
    弾幕の場合なら、同一距離で炸裂するようになります
    陸戦高射砲が任意の射撃ゾーンに弾幕を張るには十分ですが
    しかし、追尾射撃だと、これも難しくなります
    大戦期の攻撃機の飛翔速度は毎秒100m程度
    炸裂が一秒ずれると100mずれることになります
     実際には、目標の移動に伴って「飛翔時間」の要求値が変化するので
     設定値から1秒ずれが100mとは限りません
    この場合、危害直径が100m以上有るなら
    実用上は問題が無いのですが、127mm砲弾では難しいと思いますね

    ではVTだとどうでしょう
    正確なFCSと正確な電探が有って、それに追随できる砲が有れば
    発砲タイムラグは関係なくなるので
    「狙って引き金を引きつづけているだけでよい」のです

    そうすれば、砲弾が勝手に最近距離で炸裂してくれるのです
    確かに、近距離まで砲弾を送り込むにはFCSの性能が重要ですが
    それは機銃でも同じ事で、それだけの問題でしかありません

    タイマー砲弾は更に幸運という要素が加わらないと当たらないのです

    勿論、VTの魔力は伝説でしょう
    米戦艦の対空砲の撃墜戦果では機銃のほうが多いのですから
    ただ、殆どゼロの戦果が「多少はあたる」になるのは大きな進歩で
    高角砲では殆ど落ちないと想定して組み立てた戦術が
     高角砲でも落ちてしまう>突入攻撃機数が減少する
     結果的に一機あたりに向かう機銃数が増える
     機銃での損害も増大する
    となるのです

    SUDO

  11. ところで、通常弾が調定を済ませた時点から計時開始だとすると、
    発砲中止した場合にはどう処理されるのでしょう?
    たかつかさ

  12. ↑たぶん、そのまま撃っちゃうんでしょう
    何しろ、最初は「導火線」だったんですから

    発砲で計時開始なら問題ないと思うんですけどね

    SUDO

  13. SUDOさんへ

    ちょっと文章が舌足らずでしたかね。従来のタイマー式信管での対空射撃についてSUDOさんの書かれてる事は、その通りなんですよ。全く異論はありません。私が言いたかったのは、当時のFCSとVT信管の能力では、こと対空射撃において、「恐るべきVT信管の威力」など望むべくもなかったと言うことです。これもSUDOさんが書いておられるとおりです。この点、アメリカ軍自信がよく解かっていたと思うのです。VT信管は当時の最新兵器で、コストも安くありませんし、実際に使用する効果の点で疑問があるので、あえて使用はしなかったのではと、私は考えてます。使われなかった以上は、あの「恐るべきVT信管の威力」も神話ではなかったのかと・・・。
    colt45

  14. うい、了解です>タイマーの件

    VTの使用ですが
    43年11月の戦闘で、空母機動部隊で初の実戦使用を記録してます
    それから半年、十分に主要艦艇に行き渡る時間が有ります
     この間、それほど防空戦闘を記録していないのですから
     消耗も限定されていたでしょう、弾薬の蓄積に問題はありません

    米軍にとっても貴重品なのは同感ですが
    それだったら、それこそ地上砲撃に使うなんて愚の骨頂です

    先に述べたように、効果が桁違いであり
    より貴重品である空母を守るために「ケチ」るとは思えません
    地上砲撃に使われたことこそ、VTの数量が十分だった証拠でしょう

    SUDO

  15. VT信管の話ですが、あれって従来型のタイマーもついていたと記憶してますが。
    それからFCSが必要とのことですが米軍側は飛行機を狙って撃ったんじゃなくて
    航空編隊の進路に面上の文字どおりの弾幕をはったんじゃないの。
    日本側では想像を絶するような量の砲弾を打ち上げて。
    あとは確率の問題でVTが付いてる方が被害を与える確率は高いでしょう。
    これはマリアナ戦より前だけど陸軍の第4航空軍が同様の
    反撃を受けて撃退されている。
    実際この海戦でVTの洗礼を受けたと見られる第1航戦はあまりの未帰還機に
    戦史業書には詳細不明って書かれているって聞いたけれど。ほとんどいない生き残りも
    ト連送が出て突撃を開始した後次々火達磨になったって証言してるそうだから
    効果絶大だったと思うけれど。
    マリアナ戦以後は爆撃では撃墜されるので敵艦隊には超低空で接近するように
    なったのでVT信管によるトータルの撃墜率が減ったんじゃないのかな。
    こういち

  16. 上の文章ちょっと変な言い回しがありますね。これは許してください。
    それと追加情報でVT信管の値段ですが、
    マリアナ・フィリッピンと無茶苦茶使って、負けじと
    大量生産したので沖縄戦の頃にはとても安くなったはずだよ。
    家に帰れば調べられますが、記憶では確か単価3ドル。
    撃ち惜しむような兵器ではないです。
    こういち

  17. 例えVTの在庫が少なくとも、米軍は空母を守るためにはガンガン使うでしょうね。
    ここぞ言う時に物惜しみしないのが彼らのよいところですから…。逆にここ一番で
    温存主義に走り画竜点睛を欠いてしまうのが日本(泣)
    ささき

  18. vt信感について同じ周波数の電波を発信しながらつっこめば、勝手に自爆する
    のではとおもいます。装弾中の弾丸も爆発したりして。
    どうおもいますか。
    a6m2j

  19. ↑想像ですが
    日本ではVTの構造や使用周波数は知らないので
    その対応方法を取るのは無理だったと思います

    でもって、現代ではどうでしょうか
    たぶん同様の妨害は行っていると思います
    ただ、それがどの程度の効果をもたらすかは判りません

    対空ミサイルでも軽便なタイプならともかく
    TVMを代表とする、一種の指令誘導型なら
    弾頭の起爆すら指令可能でしょうから、ピンポイントを外すぐらいしか
    期待できないかもしれませんし直撃には無意味でしょう

    また構造から考えて
    予め設定された値以上の反射波+ドップラーシフトが起爆条件で
    反射信号強度は出力を上げれば可能でしょうけど
    ドップラーシフトをどうやって作り出すのでしょう
    それすらも偽信号で作成するとしたら、かなり高級なECM装置ですね
    また、発射しないと信管は起動しないでしょうから
    装填前の弾頭への成果は期待できないと思います

    艦艇等の対空砲火を相手にした場合
    76mm級で毎分60〜120発程度の射撃速度ですから
    ほぼ同時に飛来する数十発の砲弾全てが異なる周波数だったら
    おそらく米軍の戦略爆撃機のECMでも騙しきれない
    更にタイマー信管には無意味ですね
    FCSを騙す方に労力を払ったほうが良いでしょう

    SUDO

  20. 当時とは言え米軍のVT信管は上手く出来ていて発射時の衝撃で
    信管内のある部品が壊れて初めて作動可能になるように出来ていました。
    だから何かの問題でその周波数の電波が当たっても発射前には爆発しません。
    こういち

  21. 沖縄戦での特攻誘導機の談話で、「電波妨害箔を撒くと高射砲の弾着が後方に逸れた」という記述を読んだことがあります。
    これが本当だとすると、VT砲弾が妨害箔の発生するエコーを感知して自爆したものと想像されます。
    ただ、この場合は目標を素通りした(本来は不発の)弾が勝手に爆発してるだけだから妨害効果はないはずなんですが、
    VTの存在を知らない日本軍には「高射砲の信管調停がずれている」と感じられたのでしょう。
    ささき

  22. なんか見る人がいなそうですが、VT信管の資料が出てきたので
    補足する数値を書いておきます。マリアナ戦の段階ではほとんど
    VTだったそうですが、43年の通常信管とVTの比較を米軍はしているそうで
    通常弾を27000発、VT弾を9000発打ち上げて有効弾はVTのものが
    全体の51%だったそうです。つまりVTのほうが3倍の効果効率があると判断して
    いたようです。
    また値段については43年に実用化されたとき一発731ドルで
    沖縄戦頃には1発18ドルだったそうです。上に書いた値段は記憶なので
    安すぎましたね。
    こういち


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