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159 古い映画で恐縮ですが、「ジョーズ」の鮫狩りのプロがインディアナポリスの生き残りで仲間が何百人も鮫に食われたと話していますがこれは史実ですか?またギネスブック(10年くらい前に見た)に動物による被害の項で、ビルマで日本軍兵士が何百人も鰐に食われたとあったと思いますがこれも史実ですか?
SHI

  1. インディアナポリスの件はホントです
    ただ何人が食われたのかははっきりしていません
    まあ、撃沈されて漂流してってのだから・・・・

    SUDO

  2. ビルマの件は昭和20年7月に第28軍が敢行した
    シッタン河渡河作戦の事でしょう.
    しかしそんな興味本位の記述をしているのか。ギネスブック許せんな.
    桜井軍司令の胸中がいかほどだった事か。
    7月19日にぺグー山系を下った時3万4千いた将兵が
    8月の作戦終了時にシッタン川東岸に集結できたのは1万5千です.
    こういち

  3. ビルマで日本軍兵士を食べる鰐とはどんなものか、下のサイトで調べてみました。気性は激しいが、普段、小動物くらいしか食べないシャムワニを怒らせたか、主に東南アジアの海や河口付近に住んでいるイリエワニ(人を襲うことがある)がなぜかビルマの奥地に住んでいたか(?)、いずれもクロコダイル科なので可能性ありかと。アリゲーター科がビルマに住んでいるかどうかはわからん。(ゴミです)
    http://www.fortunecity.com/millenium/aylesbury/324/wani/wani3.htm
    アリエフ

  4. 健康な人間を食い殺せるほどのサメやワニはそれほど多くありません。しかし、小型〜中型ワニやサメは屍肉や弱った動物を主食にしている物が多いのです。一匹が餌を見つけてかぶりつくと水音や血の匂いを嗅ぎつけて、あっと言う間にウジャウジャと集まってくる様子はTVの動物番組などでご覧になった方も多いでしょう。そんな連中の生息域に疲労や重傷や疾病で抵抗力を失った兵士が入り込んだら…こんな死に方はしたくないものですね(ーー;)
    ささき

  5. 回答ありがとうございました。私もギネスブックの鰐の項はおぞましさ故覚えていたもので、敵国の意図(ギネスはアイルランドだけれど)を感じ、この項を見つけて以来ギネスブックを無邪気に楽しむ気がしません。現在のものにも載っていますか?(一寸自分では調べ難い状況下にあるので)
    SHI

  6. ワニですが
    増水した川で強行渡河を試みたシマウマさんを襲撃した瞬間を目撃しました
    ケニアの国立公園、ありゃナイルワニだっけ?>かなりでかい

    魚雷を思わせる俊敏さで
    絶対、あの川には近づかないぞと思わせるに十分な水中運動性でした
    水泳の選手より速いと思う>しかも急流だ

    でもね、犬掻き(ウマかきというべきか)で奮戦する
    シマウマさんに逃げられちゃいました
    出血はしていたけどね、つまり、狩そのものは上手ではない

    ワニって怖いんですよ〜(;_;)

    SUDO

  7. 6> すごいシーンをご覧に成りましたね。

    シッタン川あたりですと、人を捕食するのはほぼイリエワニ(のみ)と言えそうです。
    直接的な被害者数はさほど大きくなかったでしょう。なぜなら、
    アフリカの川のナイルワニでしかもよく映像が紹介されるのはヌーの移動ルートにあたる特殊
    な場所で、そこでは、ほぼ行きと帰りと年に2回しか餌が取れない(他にも幸運はあるし、仔ワニはまた別)
    ので、必死なうえ、大物小物が集中して興奮し、騒ぎになる。
    が、イリエワニはあまり生息密度が大きくなく(観光用に餌付けしてれば別)、興奮状態になったとは考えにくく、
    従って、少数の大型個体のみが人を襲ったであろう、と。

    ワニに限らず爬虫類は、もっというとたいていの野生動物は、人の見た印象ほど大きくない。
    さらに、図鑑等の最大値はそれこそ「ギネスもの」なので、現生種最大のイリエワニといえども、
    時代を考慮しても、3メートル以上の個体が何百も捕食に参加したとは考えにくい。
    ワニは最大限飢えても、自分の体重と同じ量の餌を一度に食べることはできず、消化に最低数週間はかかるから、
    各個体が摂取したのは大目に見積もっても1人/1頭。

    従って、「何百人」が「食われた」は信憑性薄いでしょう。
    ただし、ワニにかみ殺されて、食われなかった、ワニに噛まれた傷がもとで
    溺死・失血死した、ワニでパニックになって溺死した、合計が数百人、
    ということは考えられます。

    そういった形で亡くなった(戦死? 戦病死?)かたがたのご冥福をお祈りします。

    死は死ですが、「ワニに食い殺される」のは見た目は派手ですが苦しみは短いので、ガス壊疽・敗血症などよりはマシかもしれません。
    ヒトは皮膚が薄くショックにも弱いので、ヌーやシマウマほど長くは苦しめませんから。

    ここへおいでの皆様にはご承知のことと思いますが、「日本人兵士を食い殺した」ワニを恨んだり憎んだりなさらないでください。
    兵士個人には、ではありませんが、「そこで戦争したヒト」が悪いのですから。
    あまり語れませんが、戦争は環境全体を破壊するのみならず、特定の種を絶滅させることがあります。
    最近ではイライラ戦争中に、新種のトカゲモドキ(地面に住むヤモリ)が最前線で発見され、直後に絶滅が推測される例があります。

    爬虫両棲類学会会員


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