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203 比島沖海戦での
「全世界は知らんと欲す」は有名ですが、
他にも暗号文の末尾に付けられた笑えるネタってありますか?

後も一つ。
この電文の結果として、暗号を組む時の規定に変更とかはありましたでしょうか?
(要するに「意味の繋がってしまうような文章の挿入は避ける」みたいなの)
勝井

  1. この「全世界は知らんと欲す。(World Wonders )」は単なる文末の挿入句で
    本来あまり意味はありません。この挿入句は暗号解読防止の為、文頭と文末に
    つけられる任意の引用句で、同じ子音(W.WやT.Tなど)で始まる単語が
    二つならぶことで本文と区別されていました。
    よって他にあまり笑えるというものはないと思います。

    ちなみにこの電文の文頭は“Turkey Trots”です。
    Dai

  2.  折角のご回答ですが、どうせなら電文を示された方がより鮮明になります。
    筆者の知る限りでは、ハルゼーの25日、10:00に届けられた電文は、
     
    ”WHERE IS,RPT(REPAT),WHERE IS TASK FORCE 34? RR THE WORLD WONDERS.”

    です。しかし、戦艦ニュー・ジャージーのコミュニケーション・センターでの
    電文は、

    ”TURKEY TROTS TO WATER RR WHERE IS RPT WHERE IS THE TASK FORCE 34?
    RR THE WORLD WONDERS.”

    でした。RRで仕切られた後半の部分有名な語句だそうですが、前半のTURKEY云々
    は、何か有名な語句かどうか筆者の英語力ではわかりません。ご存じな方ご教示
    願います。
     ハルゼーは海軍大将ですから、二つの子音で本文と冗句を区別する暗号のルール
    を知らなかったのは、当然でしょう。
     一方日本海軍はこのような暗号の機密度向上のルールはなかったようですね。


    半可通

  3.  ターキートロットは二人づつ組んで輪になって踊るダンスのことだそうです。どんなもんであるかは
    私は知りません(自爆)
    大塚好古


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